細マッチョ! 抜群の運動神経と愛情深さ、専用のお洋服もあるイタリアングレーハウンドを車にたとえてみると……?
2018/12/26
犬が車になったら?
犬が車になるとは? と思った方もいらっしゃると思いますが、この企画はわんちゃんの特徴や性格から、似ている車に勝手に当てはめちゃおう! というものです。
今回は、スマートなのに細マッチョな『イタリアングレーハウンド』です。
小型犬では運動神経トップクラスのイタリアングレーハウンドを独断と偏見で車に当てはめてみると……
『マツダ ロードスター』でいかがでしょう!
一体、どんなところが似ているのか! まずは、わんちゃんを見ていきましょう。
祖先は「グレーハウンド」といわれています。
古代エジプトでファラオのお墓や紀元前のローマ遺跡からはグレーハウンドを思わせる犬の絵が描かれていて、かなり昔から人間の近くで暮らしてきたことを物語っています。
グレーハウンドはその後、エジプトからローマに渡り、小型化が進み上流階級のペットとして親しまれてきました。
イタリアの王室&貴族には特に人気が高く、肖像画などに一緒に描かれることが多かったようです。
上流階級からは人気がありましたが、寒さに弱いため暖房器具が完備されていない一般家庭には好まれなかったようです。
「裕福な家庭が飼える犬種」というイメージも強かったので、より上流階級の人から好まれたのかもしれませんね!
常に人気上位の犬種!というわけではありませんが、根強いファンが多く、街でも散歩している姿を見かけます。
■ 身体的特徴
体重は、オス・メスともに5kg前後。体高は、オス・メスともに35cm前後です。
体高のわりに体重が軽いのが特徴です。スラッと伸びた長い手足&腰周りの美しい曲線美が魅力です。
毛は細くなめらかな短毛で、光沢があります。
普通はペタンと後ろに倒れている耳は、興奮&緊張すると半分立ち耳になります。
運動神経が良く、走るのがとても速いです。
体臭も少なく、カットの必要もないので手のかからない犬種でもあります。
■ 性格的特徴
イタリアン・グレーハウンドは穏やかな性格の持ち主ですが、見知らぬ人を警戒し誰にでも懐くというわけではありません。
ただ、危害を加えるという攻撃的な面は見られません。
飼い主に対しては、とても愛情深く遊び好きでしつけやすい犬種です。
特に、一緒に走って遊ぶのが大好きです。
少し臆病で神経質な一面も持ち合わせてますが、賢く優しい犬種です。
続いて、
【イタリアングレーハウンドがロードスターだと思うポイント】
●いつまでも眺めていたくなる、いかしたライン! デザイン!!
●小型オープンスポーツカーとはいえども、その走りはピカイチ
●決して扱いにくいわけじゃないけど、好きじゃなくちゃ乗れない!
触るとなめらかで、光沢のある毛並み。
無駄な脂肪がいっさい付いていない締まったボディラインのイタリアングレーハウンドですが、ロードスターも負けていません!
マツダの塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」は、カラーの強さと鮮やかさ、濁りのない深みと艶感を表現しています。確かに、ピカピカです!
いつまでも眺めていたくなるような、魅力的なデザインを目指したロードスター。
全体的に流れるようなラインで、無駄な装着はせず絞り込まれて角がない車です。
テールランプが中央寄りにあるので、体が引き締まって見えることにこだわりデザインされています。
アクセルを踏んだ瞬間に感じる力強さ&低速域から高速域までスムーズに加速していく滑らかさ。
まさに、ハンドルを握れば自分の思いのままに車を操れる一体感が感じられる走行性です。
シフトレバー手前のスイッチを「SPORT」モードにすると、発進の力&アクセル操作に対して力強い加速を発揮してくれます。
よりスポーティな走りはもちろん、交通量の多い道での合流などでもドライバーの意図に沿ったスピードコントロールが可能です。
走るのが大好きなイタリアングレーハウンドですが、ロードスターも極上の走りのために生まれてきた車と言っても過言ではないでしょう。
見知らぬ人を警戒し誰にでも懐くというわけではない イタリアングレーハウンド。ロードスターも一筋縄ではいきません! 少々使いにくい部分も……
ルーフの開閉時に、ビニールや布の部分が破れてしまったりするので修理費がかさむということもあるようです。
もちろん、燃費の良し悪しという類の車ではないですし……。
『イタリアングレーハウンド』=『ロードスター』。
無駄のない絞まった体&小型ながらも本格的な走行性&一筋縄じゃいかないところはそっくりではないでしょうか?
独断と偏見で犬を車にたとえていますが、ぜひわんちゃんを飼っている方もそうでない方にも楽しんでいただけたら幸いです。
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