アルピナマジック!~大人の車好きがたどり着く、ひとつの極致~【カーセンサーEDGE7月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: BMWアルピナ / リムジン / クーペ / SUV / ロードスター / カブリオレ / B8リムジン / ロードスターV8 / B3カブリオ / B6クーペ / EDGEが効いている
2021/05/26
走り、快適さ、豪華さ、すべてを備えた選択肢
人によっては「究極のBMW」と表現されることもある、アルピナ。スポーツ性能に特化したMモデルとは異なり、高級感や快適性も併せ持つアルピナですが、その魅力や歴史は意外と知られていません。
同社の歴史は創始者のボーフェンジーペンが、BMW 1500用のチューニングキットの開発と販売を始めたことからスタートします。その後、1978年からコンプリートカーの販売を始め、1983年にはドイツ自動車登録局で自動車メーカーとして登録。1982年に現ニコル・オートモーティブが日本総代理店となると、それ以降多くのモデルが日本に輸入されるようになっていきます。
アルピナは2代目5シリーズをベースにしたB9や、初代6シリーズをベースにしたB7ターボなど、BMWのポテンシャルをしっかりと引き出したモデルを次々に開発していきます。しかし、傑作モデルとして高い評価を得ているこれらのモデルは現在なかなか中古車市場には登場しません。カーセンサーEDGE.netで見つかるのは1990年代以降に販売されたモデルとなります。
元々新車が高額で希少性が高いため流通量は多くありませんが、第3世代(E36)や第4世代(E46)の3シリーズや、4代目(E39)の5シリーズあたりから徐々に中古車市場で探せるようになります。
アルピナの不思議な点は、各モデル名に統一されたルールがなく車名だけではベース車や排気量、年式を特定することができないため、中古車選びは少し難しいかもしれません。しかし、その少し高いハードルを越えて手に入れるだけの価値は大いにあります。BMWのモデル数増加に合わせ、アルピナもSUVをラインナップに加えるなど、その選択肢は増えています。
走りが楽しく、快適で、希少性も高い。そんな車好きの心をくすぐり続けるアルピナ。今月のカーセンサーはその魅力と選択肢を紹介しています。
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