▲北米を中心に大ヒットしたS30型のデザインを踏襲したS130型フェアレディZは、1978年8月に登場しました。2.8Lと2Lエンジンが用意され、1980年にはルーフの左右を取り外せるTバールーフを採用。人気刑事ドラマ『西部警察』で使用されたことでも有名です ▲北米を中心に大ヒットしたS30型のデザインを踏襲したS130型フェアレディZは、1978年8月に登場しました。2.8Lと2Lエンジンが用意され、1980年にはルーフの左右を取り外せるTバールーフを採用。人気刑事ドラマ『西部警察』で使用されたことでも有名です

ホンダ創始者の魂に身を寄せたくなる時期

日本には様々な暦や記念日があります。そして車の世界を見渡しても多くの記念日があります。今回は8月2日から8月15日までの出来事を紹介します!

■8月3日 初代トヨタ ターセル/コルサ発売(1978年)
■8月3日 トヨタ ナディア発売(1998年)
■8月5日 本田宗一郎氏 死去(1991年)
■8月10日 道の日
■8月14日 3代目ダットサン ブルーバード(510型)発売(1967年)
■8月14日 2代目日産 フェアレディZ(S130型)発売(1978年)


多くの人がお盆休みを迎える8月、日産の名車が2台フルモデルチェンジしました。また、本田技研工業の創始者が亡くなったのもこの時期でした……。

▲トヨタ初のFFモデルとしてデビューしたターセル/コルサ。ターセルはカローラ店とディーゼル店、コルサはトヨペット店から発売されました。FFといえばエンジンを横置きにするのが一般的ですが、ターセル/コルサはメンテナンスを考慮し縦置きのFFだったのが特徴です ▲トヨタ初のFFモデルとしてデビューしたターセル/コルサ。ターセルはカローラ店とディーゼル店、コルサはトヨペット店から発売されました。FFといえばエンジンを横置きにするのが一般的ですが、ターセル/コルサはメンテナンスを考慮し縦置きのFFだったのが特徴です
▲90年中盤以降、多くのミニバンが大ヒット。これを受けて3列シートを備えないモデルでもミニバンのような使い方ができる車が登場しました。ナディアもそのひとつ。イプサムをベースに開発されたこともあり、室内は広々。フロントシートは回転対座が可能で、5:5分割リアシートはフルフラットができました ▲90年中盤以降、多くのミニバンが大ヒット。これを受けて3列シートを備えないモデルでもミニバンのような使い方ができる車が登場しました。ナディアもそのひとつ。イプサムをベースに開発されたこともあり、室内は広々。フロントシートは回転対座が可能で、5:5分割リアシートはフルフラットができました
▲1946年に本田技術研究所を興し、そして2年後に本田技研工業を設立した本田宗一郎氏。自転車に小型エンジンを搭載した“バタバタ”からスタートし、数多くの名車を世に送り出しました。1989年にはアジア人として初めて自動車殿堂入り。そして1991年8月5日、84歳で亡くなられました。自動車人として、経営者として、技術者として、現在でも多くの人が本田宗一郎氏を尊敬しています ▲1946年に本田技術研究所を興し、そして2年後に本田技研工業を設立した本田宗一郎氏。自転車に小型エンジンを搭載した“バタバタ”からスタートし、数多くの名車を世に送り出しました。1989年にはアジア人として初めて自動車殿堂入り。そして1991年8月5日、84歳で亡くなられました。自動車人として、経営者として、技術者として、現在でも多くの人が本田宗一郎氏を尊敬しています
▲道路は生活に欠かすことのできない大切なインフラですが、あまりも身近なため多くの人は意識すらしていないでしょう。そこで国土交通省は多くの人に関心を持ってもらおうと、8月10日を「道の日」と定めました。8月10日が選ばれたのは、大正9年(1920年)に日本初の道路整備についての長期計画が実施されたからだそうです ▲道路は生活に欠かすことのできない大切なインフラですが、あまりも身近なため多くの人は意識すらしていないでしょう。そこで国土交通省は多くの人に関心を持ってもらおうと、8月10日を「道の日」と定めました。8月10日が選ばれたのは、大正9年(1920年)に日本初の道路整備についての長期計画が実施されたからだそうです
▲1967年にフルモデルチェンジした510型ブルーバードは、その歴史の中で最も人気が高かったモデルと言えるでしょう。大衆車として国民の生活を支えたのはもちろん、様々なラリーで活躍するなどモータースポーツの世界でも注目を集めました。現在でもファンの多いモデルです ▲1967年にフルモデルチェンジした510型ブルーバードは、その歴史の中で最も人気が高かったモデルと言えるでしょう。大衆車として国民の生活を支えたのはもちろん、様々なラリーで活躍するなどモータースポーツの世界でも注目を集めました。現在でもファンの多いモデルです
text/高橋 満(BRIDGE MAN) photo/高橋 満、TOYOTA、Ypy31