トヨタ ソアラ【オススメ銘柄】
2010/02/04
今週の注目銘柄:トヨタ ソアラ
■すべての面に贅を尽くしたスペシャリティオープン
2ドアクーペがスペシャリティカーと呼ばれ、羨望の眼差しで見られていた時代があった。その名が最も似合ったのがソアラだ。
その良血を継いだ、4代目ソアラは2001年4月に登場した。先代までは2ドアクーペだったが、このモデルはリアシートをもつオープンカーへと変貌を遂げた。ルーフは電動開閉式のメタルトップを採用し、クーペにもコンバーチブルにもその時の気分で変えられるという贅沢さ。スペシャリティカーの代名詞“ソアラ”の完成形といえるモデルだ。 エンジンは4.3LのV8で、5ATが組み合わされる。本革シートやナビゲーションなど豪華装備はほとんどが標準で装着されている。 |
■流通台数は多く、大きく値落ちと絶好のタイミング
グラフの分析結果は
価格 | 小幅な動きが続いていたが、年明けに大幅ダウンし、平均価格が250万円を切ってきた |
台数 | 中古車の流通台数は100台。新車のセールスを考えると、今後は減少傾向となるのは確実 |
距離 | 物件の平均走行距離は5.1万kmまで延びているが、まだ1万km台の物件も8台ある |
2001年4月に登場したトヨタソアラ。ソアラとしては05年7月まで販売され、その後SCにスイッチした。そのSCも先日、今年7月末の生産終了がアナウンスされたばかりだ。相場は小幅な変動を繰り返しながら、緩やかに値落ちしていた。しかし最近になって大幅ダウンを記録し、平均価格が250万円を切った。流通台数は100台程度をキープしており、新車のセールスから考えると多め。流通量が豊富で、値落ちが活発と好条件が揃っている。物件の平均走行距離は5.1万kmで10万kmを超す物件も多くなっているが、元々、コストをかけて作られている車なので、ヘタリ感はそれほど感じないはずだ。
■スタンダードモデルでも十分贅沢
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新車時価格600万円スタートのソアラ。グレードはスタンダードと内外装の塗装にこだわったノーブルカラーエディションの2種類。エンジンも同じで、装備面でも違いは小さい。スタンダードグレードといっても快適装備は充実しているので、予算に合わせてどちらを選んでもOK。ここでは流通台数が多い、スタンダードモデルをオススメしよう。
現在の価格帯は160万~389万円、平均価格は248.3万円となっている。中古車としての高いバリュー感を味わうためにも、新車時価格600万円のハーフプライスの物件をターゲットとしたい。車両本体価格240万~260万円の物件だと、台数は30台弱。走行距離は1.4万〜9.1万kmと幅広いが、4万〜5万km辺りが中心となっている。ソアラは不世出の車であり、これからそう出てこないと思うので、買うなら今がチャンスだ。
現在の価格帯は160万~389万円、平均価格は248.3万円となっている。中古車としての高いバリュー感を味わうためにも、新車時価格600万円のハーフプライスの物件をターゲットとしたい。車両本体価格240万~260万円の物件だと、台数は30台弱。走行距離は1.4万〜9.1万kmと幅広いが、4万〜5万km辺りが中心となっている。ソアラは不世出の車であり、これからそう出てこないと思うので、買うなら今がチャンスだ。
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