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日産がパルサーでWRC参戦をもくろんだ“ドーピングマシン”、GTI-R
日産がパルサーでWRC参戦をもくろんだ“ドーピングマシン”、GTI-R
カテゴリー:
クルマ
タグ:
スポーツセダン
/
クーペ
2014/12/01
//ABテストロジック
▲日産パルサー GTI-R。フロントスポイラーもボンネットに設けられたエアインテークもだてではありません
バブル期だから投入することができた?
原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2014年11月21日に発見したのは「日産パルサーGTI-R」です。パルサー自体の歴史は古く、初代は1978年にチェリーの後継車、サニーの弟分として誕生しました。いうなればファミリー向けコンパクトカーとして続いています(日本では絶版、海外では“パルサー”という名称が復活)。
4代目パルサーにラインナップされたGTI-Rは、同車のイメージリーダーとしてコンパクトカーながら“武闘派”に仕上げられていました。フロントスポイラー、リアウイング、ボンネットに設けられた大型のエアインテーク、いずれもだてではありません。
2L 直4ターボエンジンは最高出力230ps、最大トルク29.0kg-mでした。このエンジンは同時期のシルビアにも搭載されたものですが、パルサーGTI-R専用の大型タービンを採用していましたし、同時期のスカイラインGT-Rで培われた吸排気技術が生かされています。
5速MT、フルタイム4WDという組み合わせで、RC参戦が当初からもくろまれていました。GTI-RはグループAのホモロゲーションモデルだったわけです。“WRCで頂点を取ればパルサーが売れ、日産車が売れ、日産のブランドイメージアップにも一役買う”と見込んだのでしょう。ぶっちゃけ、バブル期だったから成し得たことです(笑)。
▲写真で見るかぎり、20年前とは思えないほどきれいな状態に見受けられます。走行5万5000km、ワンオーナーですから大事に保管されてきたのでしょう
ただWRCでは熱問題がつきまとい、大きな結果を残すことはありませんでした。そして日産は早々にWRCから撤退し、力のそそぐ方向をル・マン24時間へシフトしました。臆測ではありますが、恐らくパルサー4代目がほぼ完成した頃に、後追いでGTI-R開発の話が出たのではないでしょうか。そのためGTI-Rに適した設計をしきれなかったのではないか……、個人的にはそこに因果を感じてしまいます。
そういう意味では、無理に作ったハイパワーモデル、と解釈できなくもありません。今、230psと聞くと大したことありませんが、パルサーGTI-Rは0→100km/h加速5秒台、最高速度230km/hオーバーという性能に世界を震撼させました。当時のスタンダードで言えば、度胆を抜かれるような車でした。
▲全長は4m以下に抑えられ3975mm、ホイールベース2430mm、車両重量はたったの1230㎏です。これに230psの2Lターボエンジンですから凄いです
当該中古車、新車時価格が240万円前後だったことを踏まえると、新車時登録から20年が経過して総額152.6万円は高く感じるかもしれません。でも、もうほとんど見かける機会はありませんし、ワンオーナー、走行5万5000kmであることを鑑みれば、やむを得ないでしょう。もはや、お買い得か否かではなく欲しいか欲しくないか、という世界です。
バブル期、日本は“踊った”とネガティブな表現がされますが、恩恵としては突拍子もない、こんな弾丸ホットハッチが生まれる土壌があったことも事実です。ノスタルジーに浸りながら、コツコツ手を入れていくのも楽しい相棒となることでしょう。いずれネオクラシックカーとして世界が注目するに違いない、世にも奇抜な車です。
とにもかくにも、まずは物件詳細、ご覧になってみてください!
■本体価格(税込):139.9万円■支払総額(税込):152.6万円
■走行距離:5.5万km ■年式:1994(H6)
■車検:2015(H27)年8月 ■整備:別 ■保証:無
■地域:神奈川
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4代目パルサーにラインナップされたGTI-Rは、同車のイメージリーダーとしてコンパクトカーながら“武闘派”に仕上げられていました。フロントスポイラー、リアウイング、ボンネットに設けられた大型のエアインテーク、いずれもだてではありません。
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2L 直4ターボエンジンは最高出力230ps、最大トルク29.0kg-mでした。このエンジンは同時期のシルビアにも搭載されたものですが、パルサーGTI-R専用の大型タービンを採用していましたし、同時期のスカイラインGT-Rで培われた吸排気技術が生かされています。
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<br />
5速MT、フルタイム4WDという組み合わせで、RC参戦が当初からもくろまれていました。GTI-RはグループAのホモロゲーションモデルだったわけです。“WRCで頂点を取ればパルサーが売れ、日産車が売れ、日産のブランドイメージアップにも一役買う”と見込んだのでしょう。ぶっちゃけ、バブル期だったから成し得たことです(笑)。
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<br />
そういう意味では、無理に作ったハイパワーモデル、と解釈できなくもありません。今、230psと聞くと大したことありませんが、パルサーGTI-Rは0→100km/h加速5秒台、最高速度230km/hオーバーという性能に世界を震撼させました。当時のスタンダードで言えば、度胆を抜かれるような車でした。
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バブル期、日本は“踊った”とネガティブな表現がされますが、恩恵としては突拍子もない、こんな弾丸ホットハッチが生まれる土壌があったことも事実です。ノスタルジーに浸りながら、コツコツ手を入れていくのも楽しい相棒となることでしょう。いずれネオクラシックカーとして世界が注目するに違いない、世にも奇抜な車です。
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とにもかくにも、まずは物件詳細、ご覧になってみてください!
<br />
<br />
■本体価格(税込):139.9万円■支払総額(税込):152.6万円<br />
■走行距離:5.5万km ■年式:1994(H6)<br />
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/detail/CU2990089159/index.html?TRCD=100002">この中古車の詳細を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/inquiry_mm.php?STID=CS211400&BKKN=CU2990089159">在庫確認・見積もり依頼をする(無料)</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/shop/kanagawa/065059001/?BKKN=CU2990089159">販売店の詳細情報を見る</a></li>
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2L 直4ターボエンジンは最高出力230ps、最大トルク29.0kg-mでした。このエンジンは同時期のシルビアにも搭載されたものですが、パルサーGTI-R専用の大型タービンを採用していましたし、同時期のスカイラインGT-Rで培われた吸排気技術が生かされています。
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5速MT、フルタイム4WDという組み合わせで、RC参戦が当初からもくろまれていました。GTI-RはグループAのホモロゲーションモデルだったわけです。“WRCで頂点を取ればパルサーが売れ、日産車が売れ、日産のブランドイメージアップにも一役買う”と見込んだのでしょう。ぶっちゃけ、バブル期だったから成し得たことです(笑)。
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そういう意味では、無理に作ったハイパワーモデル、と解釈できなくもありません。今、230psと聞くと大したことありませんが、パルサーGTI-Rは0→100km/h加速5秒台、最高速度230km/hオーバーという性能に世界を震撼させました。当時のスタンダードで言えば、度胆を抜かれるような車でした。
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バブル期、日本は“踊った”とネガティブな表現がされますが、恩恵としては突拍子もない、こんな弾丸ホットハッチが生まれる土壌があったことも事実です。ノスタルジーに浸りながら、コツコツ手を入れていくのも楽しい相棒となることでしょう。いずれネオクラシックカーとして世界が注目するに違いない、世にも奇抜な車です。
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とにもかくにも、まずは物件詳細、ご覧になってみてください!
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■本体価格(税込):139.9万円■支払総額(税込):152.6万円<br />
■走行距離:5.5万km ■年式:1994(H6)<br />
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■地域:神奈川<br />
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/detail/CU2990089159/index.html?TRCD=100002">この中古車の詳細を見る</a></li>
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<h3>マカンの価格を「安い!」というのはしょせん他人事だから?</h3>
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<br />
<br />
それと同様に素晴らしいのが「価格」だ。ベースグレードの「マカン」が616万円。……中古はさておき新車の場合は1000万円超となるのが普通なポルシェにあって、「600万円ちょいで買える新車のポルシェ」というのはかなり激安である。また、さらに激安なのが、1つ上のグレードにあたるV6ツインターボ搭載の「マカンS」だ。こちらの価格が719万円ということで、「たったの約100万円上乗せすれば“ツインターボのポルシェの新車”が買えちゃうのか……」と真剣に悩む人は多いだろう。いずれにせよ、どちらもポルシェの新車としてはウルトラ激安であり、それゆえウルトラ・アトラクティブな(魅力的な)ニューモデルである。
<br />
</p>
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<p>……しかし、筆者は思う。616万円と719万円の車をつかまえて「激安だね~」と言えてしまうのは、それが良く言えば「記者としての客観的な視点」だからであり、あえて悪く言えば「しょせんは他人事」だからだ。もしも自分が自分のカネで車を買うのだとすれば、600万円超級というのは果てしなく高額であり、果てしなく高額ゆえに、その使い道には超絶真剣にならざるを得ない。もうね、三日三晩悩みぬく自信がありますよ。
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ということで、三日三晩ではないがいちおう真剣に悩んでみた。「わたしは616万円(プラス諸費用およびオプション代)を出して新車のマカンを買うだろうか?」と。
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答えは「否」であった。まだ乗ってないけどたぶん、マカンはかなりステキなSUVなのだろう。それゆえ、お金持ちの方がセカンドカー的に気軽に買ったり、あるいはちょっとした会社員の方がポルシェ パワーローン(ポルシェ ジャパンの残価設定ローン)を使って3年間ぐらい気軽に乗ってみることを、筆者は決して否定しない。否定しないどころかむしろ、かなりうらやましく思う。
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しかし、わたしはマカンを買わないのだ。なぜならば、筆者にとって600万円超とは「気軽に支払えるお金」ではなく、もしも支払うとしたら「一世一代の覚悟で臨むべきもの」であるからだ。そして一世一代の覚悟でポルシェを買うのであれば、マカンには大変申し訳ないが、SUVではなく、本丸中の本丸である「911」に突撃したいのだ。それこそ決死の覚悟でもって。
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このあたりは各人のおサイフ事情や車というものに対する考え方によって大きく変わる部分なので、全員がこの考えに賛同していただけるとは思っていない。しかしある意味古典的スタンスの自動車愛好家で、なおかつごくフツーのおサイフ事情でもって生活している人であれば、ある程度ご理解いただけるものと確信している。
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で、もしもあなたがわたくしと同じ「古典的スタンスの自動車愛好家で、なおかつごくフツーのおサイフ事情でもって生活している人」であるならば、例えば600万円ほどの予算で選ぶべきポルシェとは何だろうか?
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新車のボクスター/ケイマンから中古の997型911まで様々な候補があり、どれもがステキなわけだが、わたくしから申し上げたいのは「やっぱ、どう考えても5MTの964型911じゃないですか?」ということだ。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_27160/macan_3.jpg" width="600" alt="▲1989年から1993年まで販売された3世代目のポルシェ911であるタイプ964" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲1989年から1993年まで販売された3世代目のポルシェ911であるタイプ964</span><!-- nodisplay end -->
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<p>新車のボクスター/ケイマンや中古の997型911は確かにステキだが、何というかこう「まぁまた別の機会でも、買おうと思えばいつでも買えるし」という感が拭えない。要するに「一世一代感」にやや欠けるのだ。金持ちが道楽で支払う600万円ではなく、庶民が支払う600万円なのだ。そこにはやはり一世一代感というか、何らかの激しいドラマがあってほしい。それが、男の買い物だ(や、別に女の買い物でもいいのですが)。
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しかし964型911であれば「今や新車では絶対に買えない伝説の空冷フラットシックス」であり、「(厳密に言えば違うんだけど)初代911と同じ顔立ちを残した最後のモデル」であり、そして「良質な個体は日に日に減少している絶滅危惧種」である。間違いなく男が、というか庶民が一世一代の覚悟をもって臨むに値する存在だと思うのだが、どうだろうか。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ちなみにコレはカレラRS3.8という少量生産モデルで、600万円級どころか2000万円級だ……</span><!-- nodisplay end -->
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<p>懸念されるのは、昨今の異様なまでの中古車相場高騰か。実際、3年ほど前までは350万円も出せば結構な1台が買えた5MTの964も、ちょっと前には「500万円は当たり前」という状況になり、直近では「600万円見とけば何とか……」という相場に変わっている。さすがに高騰しすぎであり、これが例えば今から半年後に200万円級の暴落を見せるのであれば、今600万円を出して964を買うのは業腹というか、かなりの悲劇である。
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しかし……こういった中古車相場の先行き予想というのは明日の日経平均株価を予測するのと同じぐらい難しいというか不可能なので、なんとも言えないが、基本的には今後も上がることこそあれ、大きく下がることはないと予想する筆者である。そりゃもちろんボロボロになった個体であれば今後いくらでも安く出てくるだろうが、「良質なMTの964」というのは冗談抜きで絶滅危惧種であり、絶滅危惧種であるのに、欲しい人間は世界中にいくらでもいるということで、基本的には下がる要因がないのだ。それゆえいざというときのリセール価格も、大切に乗っている限りはV8フェラーリ並みの好条件になるはずで、そういった意味でも比較的安心して購入に臨めるのではないかと思う次第である。
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無論めちゃめちゃ高い車であり、年式が年式なだけに、良質な個体であっても修理代はそれなりにかかるだろう。それでも、今回のわたくしからのオススメは5MTの964型ポルシェ911だ。
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</p>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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<h3>趣味車にとって「おもてなしの心」は果たして重要なのだろうか?</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、ゆえあってレクサスの最新鋭スポーツクーペRC350“F SPORT”をお借りした。大変素晴らしい車だった。素晴らしさの詳細についてはカーセンサーnetなどに掲載されている評論家各氏のレポートをお読みいただきたいが、筆者がも最も感銘を受けたのは「日本の道で使うために最適化されている!」という点だった。<!-- short sentence end -->
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日本車なんだから当たり前だろと言われればそれまでだが、例えばレクサスRCは全幅1840mmというかなりグラマラスなボディなのだが、東京の狭い道で乗っていてもまったくそれを感じさせない。理由は不明だが、感覚的にはせいぜい1780mmぐらいの車を運転しているようなニュアンスなのだ。
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またRCの仮想敵と思われるBMW4シリーズはステアリング自体が極太ゆえ、市街地では何となく「よっこらしょ」という感じで曲がることになる。しかしレクサスRCは日本人の手のサイズを計算し尽くしているからだろうか、4シリーズ以上に極太なタイヤを履いているにも関わらず、東京の狭い市街地でもスイスイとステアリングを回すことができるのだ。しかしそれでいて街道に出て少々スピードを上げれば、BMWに勝るとも劣らないしっかりした操舵感を味わうことができるのだから恐れ入る。「日本で乗るならコレだろ!」と、正直思った筆者であった。
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<p>……だが「じゃあお前、実際にRC買うか?」と問われれば、返答に困ってしまうのもまた正直なところである。
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レクサスRCが素晴らしいスポーツクーペであることは間違いないが、唯一物足りないと思ったのは「おもてなしの心がありすぎる」という点だ。日本での使われ方に寄り添いすぎているのである。本来それは美点なわけだが、それがあまりにもありすぎると逆にしらけてしまうというか、もっとこう「俺様の価値観」みたいなものをグイグイ押し付けてくる存在に惹かれてしまうのも人間の性(さが)なのだ。
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このことは男女の関係に当てはめてみるとわかりやすい。例えば「やすお」という27歳ぐらいの男性がいたとして、やすおがホレまくっている女性に対して「何から何まで○○ちゃんの都合に合わせるよ! ボクの予定は○○ちゃんのために全部開けとくし、忙しかったらドタキャンしてもいいからね!」などと言っていたら、やすおは完全に非モテ状態になるだろう。○○ちゃんにナメられるだろう。モテる男とは基本的にもっと強引であり、ある意味「俺様」な部分を持っているものなのだ。
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以上に近いニュアンスで、筆者はレクサスRCに対して「とってもステキな男性」とは思ったが、「ぜひ付き合いたい!」「抱かれたい!」とまでは思わなかったわけだ。ほとんど言いがかりにも近い意見のため大変恐縮ではあるのだが、レクサスに足りないのは「俺様成分」であると、不肖筆者は考えている。
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反対に「俺様成分」に満ち満ちているブランドといえば、フランスのシトロエンがその筆頭だろう。
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</p>
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<p>日本人にはある種理解不能なデザインと機構を常にまとい、「ていうかフランス人でも理解不能なんじゃ?」と思ってしまうほどの唯我独尊すぎる世界観を、グローバリズム大隆盛な現代の世でも貫き通している孤高のブランドだ。その俺様感に、わたしのような者はシビレてしまうわけである。
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とはいえシトロエンも最近は市場に対してやや迎合しているようにも見受けられ、近年のDS3やC3、DS4あたりのデザインは少々フツーすぎるというか、強烈なシトロエン臭を求める向きには物足りないかもしれない。
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だが、DS5だけは依然として別格だ。
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</p>
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<p>あまりに美しく、しかしよく考えると何がなんだかよくわからない内外装デザイン。これぞ、シトロエンである。強烈な俺様価値観を押し付けられたわたしは、陶酔のあまり失神しそうだ。
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しかし失神しそうなほどステキなDS5だけに新車価格はそれなりにお高く、2014年モデルのシックでズバリ400万円。その中古車相場も結構な高値を維持してきた。
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だがここへ来てついにDS5の中古車相場もこなれてきたようだ。具体的には車両本体価格310万~320万円あたりで、クラブレザーシート付きのDS5シックを狙える状態になったのである。ちなみにクラブレザーシートとは46万2900円のオプション装備だった、シトロエン伝統の柄を表皮に刻んだステキなシートである。
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</p>
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<p>ちょっと特殊な車だけに万人にオススメできるものではないが、近年のシトロエンに若干の物足りなさを感じていた濃い口なあなたにはぜひ、やっとこなれてきたDS5のユーズド物件にご注目いただきたいのである。ということで今回のわたくしからのオススメはズバリ、シトロエンDS5だ。
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</p>
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