カーセンサー最新号はネオクラ特集! ということで、ヘリテージカーの祭典『オートモビル カウンシル』をのぞいてきた
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2021/04/20
カーセンサー6月号はネオクラ特集!
カーセンサー6月号(2021年4月20日発売)の特集は、『ネオクラの鉄板・ハズし』。中古で買えるネオクラシックカーを購入目線で紹介しています。
今や車好き以外からも支持されて、価格高騰を見せている80~90年代ネオクラ車。カーセンサーネットのデータによると、特に2020年以降に一段と人気に弾みがついている車種が多いようです。
でもその多くは、あくまでブームをけん引する一部のモデル。知る人ぞ知る、魅力たっぷりなネオクラシックカーもあるんです!
そこで今回の特集では、車好きからはもちろん、そうでない人からもすでに人気となっているモデルを「鉄板」。世間的にはあまり認知されてないけど車好きにはたまらないモデルを、「ハズし」と位置付けて紹介していきます。
それぞれの特徴としては、「鉄板」は専門店も多く、ネットにも整備情報がいろいろあるので、30年近く前の車とはいえ手が出しやすいということ。そしてきっと、手に入れれば車好き以外からも羨ましがられることでしょう!
「ハズし」は鉄板に比べると世間的には人気ではない=まだそこまで価格高騰しておらず、狙い目であること。そして一般ピーポー(死後)からのウケはさておき、「分かる人には分かる」というマニアゴコロを充たしてくれること!
ちなみに、ネオクラ世代の車に共通する魅力をおさらいすると、こんな感じかなと考えています。
① 技術が未熟だからとにかくシンプル
② 逆にヤリスギな装備・機能も!
③ 当時ならではのサイズやデザイン
④ クラシックカーほど壊れない
こんな共通点をもったネオクラ車を、「鉄板」・「ハズし」に分類しながら、現在の中古車の相場データや流通量をもとに紹介していく内容となっています。
『オートモビル カウンシル 2021』に潜入! 特集で紹介しているモデルも
ヘリテージカーの祭典『AUTOMOBILE COUNCIL (オートモビル カウンシル)』。様々な販売店やメーカーが、極上の中古車を展示&販売している年に1度のイベントです。
折しも、カーセンサー6月号発売前の4月9~11日に、幕張メッセにて開催されていたので、展示されている極上ネオクラ車たちをのぞいてきました! さすがにどれもピカピカ……。まずは、特集でも取り上げているモデルから紹介します。
ありました! 車好きのみならず人気のゴルフ2! シンプルで角張ったボディに丸目。そして今のゴルフからは想像もつかないコンパクトボディです。
こちらは極上コンディションだけあって300万円オーバーですが、カーセンサーでの現在の価格帯は90万~300万円。
ただし、相場データでは2020年春ごろから価格が急騰しています! 詳しくはカーセンサー6月号でレポートしていますが、現実的な価格で手に入れたい人はお早めに!
クラシックカーの領域にいるようなイメージもあるクラシックミニですが、実は日本へ正規輸入されていたのは1983~2000年。装備的にも、現在国内で流通している個体のほとんどは、エアコンなどの快適装備も付いていて、ネオクラ車と言って相違ないでしょう。
ただし、写真のクラシックミニはただの「極上コンディション車」ではありません。それどころか「中古車」とも言えるのかどうか……。その価格、なんと1400万円『から』!
これ、実はエンジンもボディも英国の架装メーカーが新設計したもの。さらに、集中ドアロックなどの現代的な快適装備も完備。内外装も各種オプションからオーダーでき、納車までは1年を要するという「ほぼ新車!」なミニなのです。
そんなクラシックミニに乗れるとあっては、そりゃあ贅沢の極みだし憧れますが「さすがにそこまでは出せないわ……」という皆さま、ご安心ください。カーセンサーでの相場は50万円『から』。流通量も200台以上と選びやすい状況です。
独断と偏見で選ぶ「ネオクラの鉄板・ハズし」in オートモビル カウンシル!
ここからは不肖、編集部高橋が、会場に展示されていたネオクラ車たちを、独断と偏見で「鉄板」・「ハズし」にラベリングして紹介させていただきます。異論・反論なんのその!
まずはこちらの輸入車トリオ。「レトロで四角いSUV」は今人気があるネオクラ車のキーワードのひとつ! もちろん鉄板でしょう!
この会場に展示されるだけあって、どれもカラーやカスタムでさらに魅力を引き出していました。
こ、これは……。もう勝手に本イベントにおける「ハズしネオクラキング」に認定いたします!
切り立った崖のようなボディに、オープンカーとは思えない肉厚感! ハズしが効きまくってます! 会場でも異質の存在感を放っていました。
ちなみに、アルファRZのカーセンサーでの流通量は4台、すべて価格は応談! と、謎のベールに包まれていますが、写真の極上コンディションの個体は880万円とのこと。ひとつの目安になりそうですね。
超個人的な所感として、「真っ赤でレトロなオープンカー」というと、NAロードスターやアルファ スパイダー(初代)のイメージがあったので、この個体を見た瞬間、「その手があったか!」と震えました。
改めて見ると、抑揚ある曲線デザインが60~70年代のクラシックカーにも見える気がしませんか? いや、実にイイですね……。
車好きじゃなくてもエリーゼという車名は聞いたことがあるかもしれませんが、個人的に不覚を取ってしまった(?)ので、あえてハズし!ということで。
さあ、ここからはどんどん行きます!
いかがだったでしょうか? ここまで鉄板だハズしだと、一人で絶叫してきましたが(会場では我慢しました)、どれもネオクラ世代に共通する、素晴らしい世界観をもった車であることは間違いありません。そして、どちらを選んでも、それぞれ異なるナイスなカーライフを妄想できました。
鉄板 or ハズし あなたはどっち?
ぜひ、カーセンサー6月号を手に取って、ネオクラ選びを楽しんでみてください! 全国のコンビニや通販にて、税込み100円で販売中です。
カーセンサー編集部
高橋亮介
カーセンサー編集部員。最近、営業から異動してきた。MT車を動かす機会はやんわりと回避しているゆとり世代。安い方のもりそばがあるのに平然とざるそばを頼めちゃう人には、畏敬の念を抱いている。
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