最新×伝統 フェラーリの血統【カーセンサーEDGE 5月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: フェラーリ / クーペ / オープンカー / F355 / F40 / ディーノ246GT / 812スーパーファスト / カリフォルニア / カリフォルニア / カリフォルニア30 / カリフォルニアT / EDGEが効いている / c!
2021/03/27
▲現在、V12エンジンを積んだフラッグシップとして新車ラインナップされている812スーパーファスト。そのオープンモデルとなるのが812GTS。エンジンは6.5Lで出力は車名が表すとおり800。快適なGTカーとしての性能と0-100km/h加速3秒というスペックを併せ持っている。現代フェラーリの象徴とも呼べる存在V8とV12を軸にフェラーリの魅力と歴史に注目
世界の自動車ブランドの中で、独自の立ち位置に存在し続けるフェラーリ
1947年の創業以来、フェラーリが生み出してきた車たちは、モデル数は多くないがその変遷は意外と複雑です。大きく分ければV8とV12の2つの軸ですが、ルーツをたどると駆動方式や登場背景など、複雑な部分も多数あります。
今回のカーセンサーEDGEでは、そのフェラーリの血統をたどっていきます。
新車、中古車ともにフェラーリの主力となったV8シリーズは他のスーパーカーブランドと同じく、登場した際は「小さなフェラーリ」と揶揄されたりもしました。しかし、そんな声もひとときで、瞬く間に人気シリーズへと昇華しました。選択肢の多さもあって現在、新車はもちろん中古車市場においては、クラシックカーとなったディーノから348、実用車として狙える355~430、近年の最先端技術が味わえる458や488とブランドの中核、そして華となっています。
V12モデルもMRのスーパーカーから始まり、快適に乗れるGTモデルの時代を経て、各時代ごとにファンを増やし続けました。また、4座モデルも様々なボディバリーションが用意され、FF(のちのGTC4ルッソ)のようなシューティングブレークもあれば、フェラーリとしては初めての4座+FR+クーペのローマも登場しています。
今回の特集ではフェラーリの魅力に迫りつつ、そのルーツを整理し、その歴史にフューチャーします。車好きにとって、憧れでありハードルも高いフェラーリの世界。購入する際の指針として、そして読んで楽しめる物語として、その両面から楽しんでいただけるように、カーセンサーEDGEなりの視点でその特異な世界の情報をお届けしたいと思います。
▲フェラーリ史における特別な存在として広く知られているF40。創業40周年を記念して1987年に発売され、その希少性からあっという間にプレミアム価格に。バブル期ということもあり瞬く間に取り引き額は1億円超えを記録した。生産台数は当初の予定より大幅に増え、最終的には1311台が生産された▼検索条件
F40 × 全国
▲現在V12モデルとは異なるマーケットに向けて開発されているV8シリーズの始祖的な存在であるディーノ。フェラーリ唯一のV6エンジンを積み、発売時はエンツォ・フェラーリの長男の名前を採用したブランド名で発売された。1967年から1969年まで発売された206GTが152台、1968年から1974年まで発売された246GTはタルガトップも含めて約3700台が生産されたとされている▼検索条件
ディーノ× 全国
▲1994年から1999年まで発売された355。車名は3500cc 5バルブのV8エンジンを積むことが由来で、デザインはピニンファリーナが担当。後継の360モデナでデザインが大きく変わるため、固定ファンも非常に多い。中古車市場では常に高値安定で、1000万~1800万円で流通している(2021年3月カーセンサーEDGEネット調べ)▼検索条件
F355× 全国
▲2008年に4座のハードトップオープンとしてデビューしたのがカリフォルニア。フェラーリブランドとしてはエントリーモデルに位置し、全長4560×全幅1900mmとサイズも手頃だったためヒットモデルに。その後は2012年にカリフォルニア30、2014年に写真のカリフォルニアTへ、2017年にポルトフィーノと進化を果たしている。中古車相場ではカリフォルニアは1000万円から探すことも可能(2021年3月カーセンサーEDGEネット調べ)▼検索条件
カリフォルニア× 全国【関連リンク】
カーセンサーEDGE 5月号
最新×伝統 フェラーリの血統

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