▲レース車両は2Lエンジン+5MTをベースに、ビルシュタイン社ダンパー、エンドレスの専用ブレーキパッドなどを装着した特別チューン ▲レース車両は2Lエンジン+5MTをベースに、ビルシュタイン社ダンパー、エンドレスの専用ブレーキパッドなどを装着した特別チューン

自動車メディアの祭典にカーセンサー編集部も参戦!

「今年もやってきたか…」

……夏も終わりにさしかかると、編集部は「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(以降メディア4耐)の話題で持ち切りに。

メディア4耐とは、雑誌やウェブ、テレビなど、自動車を扱うメディアがそれぞれチームを組んで争う4時間耐久レース。各チームとも同じチューンが施されたロードスターを駆り、4時間でどれだけ周回数を多く重ねられるかを競うもので、自動車メディアにとっては残暑厳しい初秋の恒例イベントとなっている。

今年は9月6日(土)につくばサーキットにて開催される。現行モデル最後の大会であり、ロードスターの生誕25周年記念大会でもあるというロードスター好きにはなんとも感慨深い1日になりそうだ。当日はクリーンディーゼル車の体験試乗や歴代ロードスター&次期モデルの特別展示もあるぞ!

▲昨年の様子。我がカーセンサー編集部の成績は完走21チーム中21位(2チーム未完走)。今年は… ▲昨年の様子。我がカーセンサー編集部の成績は完走21チーム中21位(2チーム未完走)。今年は…

ちなみに我々カーセンサー編集部は1993年から毎年参加させてもらっているものの、肝心の成績は2003年に3位入賞を果たしたきり、近年は上位入賞どころかビリ争いが定位置という体たらく……。不甲斐ない! ダサい!

しかし今年はひと味違う(はず!?)。何を隠そうロードスターが生誕25周年を迎えた今年、我々カーセンサーも30周年なのだ! そういった意味でも意地とかプライドとかが少しはある。監督を務めるカーセンサー本誌編集長 中兼の「目指すは表彰台!」という大号令のもと、メンバーを選抜。選ばれたのはカーセンサーnet編集長 後藤と編集スタッフ 河瀬、カーセンサーEDGEの編集スタッフ 安島の3名だ。さらに元プロレーサー 阿部翼さんと自動車評論家 松本英雄さんが我々に力を貸してくれることに!

強力な助っ人の協力を得て気合いの入った我々は、本格レースシミュレーターを有する「東京バーチャルサーキット」にて鍛錬の日々。本業そっちのけ(!?)で、レース勘を養い、ライン取りを頭に叩き込む。

さぁ、狙っちゃいましょうか、表彰台のテッペン!

▲元レーシングドライバーの砂子塾長のアドバイスを受けながら練習練習、また練習… ▲元レーシングドライバーの砂子塾長のアドバイスを受けながら練習練習、また練習…

我々ドライバーの準備万全となれば、残すはレース車両「GOGOカーボくんロードスター」のお手入れのみ。

昨年の予選走行中に他チームと接触して凹んでしまった左フェンダーとバンパーを交換したため、今回はその部分のステッカーを貼り直し、さらに心を込めてボディを磨き上げた。土ぼこりや雨だれが付いて汚れていたボディはみるみるうちに輝きを取り戻し、まるで新車のような仕上がりに!

▲プロの職人さんにお願いするチームもあるが、カーセンサー編集部はすべて手貼りでコツコツと作業 ▲プロの職人さんにお願いするチームもあるが、カーセンサー編集部はすべて手貼りでコツコツと作業

レース車両もバッチリ仕上がり、あとは本番当日を待つだけ。

ちなみにレース当日の模様はtwitter、Facebookのカーセンサー公式アカウントにてレポートする予定だ。

また、USTREAM チームによるメディア4耐ライブ中継も見逃せない。残念ながらレース会場に来られない方も、レースの順位や車載カメラ映像、インタビューなどの模様を「USTREAM チームチャンネル」で楽しんでもらいたい。

ひと味違うカーセンサーチームに乞うご期待!(ただし勝てるとは言ってない)

text/福嶌弘(編集部)