よりリアルなドライビングが体感できる「Driving Force GT」発売
2008/05/09
■走行中にセッティング変更可能なリアルタイムアジャストメントダイヤルを新装備
PCサプライや各種デジタル機器の総合メーカーであるロジテックグループの日本法人、株式会社ロジクールからグランツーリスモのオフィシャルステアリングコントローラーである「Driving Force GT」の発売が発表された。グランツーリスモと言えば、全世界で絶大な人気を誇るリアルドライビングシミュレーター。そのグランツーリスモがもつ世界観をさらにリアルにしてくれるのが6月12日に発売される「Driving Force GT」である。
2001年に発売されたグランツーリスモ3に合わせて登場した「GT Force」から7年。ハードはPS2からPS3へ進化を遂げ、グラフィックはより実車に近づいた。グランツーリスモシリーズと歴史の歩みを共にするステアリングコントローラーは、今回どんな進化を遂げたのだろうか?プレス向けに開催された「Driving Force GT」の製品発表、および体験会が開催されたので早速プレイしてみた。
一番の注目は、今回から新しく装備されたリアルタイムアジャストメントダイヤルだろう。左右の手の、ちょうど親指の位置に装備されたこのダイヤルにより、 TCS(トラクションコントロール)、4WDトルク配分、スタビリティマネジメント、ABS、前後ブレーキ配分の5つの設定をレース中に変更することが可能となっている。
周回数の少ないスプリントレースでは、設定を細かく調整しながらレースをする機会は少ないかもしれないが、周回数の多い耐久レースなどがアップデートにより追加されれば、刻一刻と変化する車の状態に合わせてレース中に駆動系の各種制御システムを調整できるこの機能の恩恵を最大限に生かせるだろう。
PCサプライや各種デジタル機器の総合メーカーであるロジテックグループの日本法人、株式会社ロジクールからグランツーリスモのオフィシャルステアリングコントローラーである「Driving Force GT」の発売が発表された。グランツーリスモと言えば、全世界で絶大な人気を誇るリアルドライビングシミュレーター。そのグランツーリスモがもつ世界観をさらにリアルにしてくれるのが6月12日に発売される「Driving Force GT」である。
2001年に発売されたグランツーリスモ3に合わせて登場した「GT Force」から7年。ハードはPS2からPS3へ進化を遂げ、グラフィックはより実車に近づいた。グランツーリスモシリーズと歴史の歩みを共にするステアリングコントローラーは、今回どんな進化を遂げたのだろうか?プレス向けに開催された「Driving Force GT」の製品発表、および体験会が開催されたので早速プレイしてみた。
↑ロジテック社長であるケン・オーバーマン、ステアリングコントローラーの開発ディレクターであるルーベン・ムカジー両氏が試遊台でプレイをする一幕も
まずはこのステアリングコントローラーの最大の特徴であるフォースフィードバック機能。読んで字のごとく [フォース=力]をプレイヤーに[フィードバック=返す] 機能だが、以前よりもアンダー/オーバーステアや路面へのトラクションロスを、より高い精度で再現してドライバーにフィードバックしてくれているように感じた。一番の注目は、今回から新しく装備されたリアルタイムアジャストメントダイヤルだろう。左右の手の、ちょうど親指の位置に装備されたこのダイヤルにより、 TCS(トラクションコントロール)、4WDトルク配分、スタビリティマネジメント、ABS、前後ブレーキ配分の5つの設定をレース中に変更することが可能となっている。
↑左側のスイッチで項目を選択、右側のスイッチで数値の変更が行えるリアルタイムアジャストメントダイヤル。慣れるのには少し時間がかかるかも
実際にダイヤルを調整しながらプレイしてみたが、その効果の違いに驚かされた。TCSを0にすれば、大パワーをタイヤが受け止めることができずに空転しパワーロスに。しかし、数値を1、2と上げていくとTCSが利き、空転せずにきっちりとパワーを路面へ伝えることができた。また、前後ブレーキバランスを調整することで、アンダー/オーバーのステア特性にも若干の変更が感じられたこともつけ加えておく。周回数の少ないスプリントレースでは、設定を細かく調整しながらレースをする機会は少ないかもしれないが、周回数の多い耐久レースなどがアップデートにより追加されれば、刻一刻と変化する車の状態に合わせてレース中に駆動系の各種制御システムを調整できるこの機能の恩恵を最大限に生かせるだろう。
<カーセンサーnet編集部・フクダ>
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