北京モーターショー2010 ロゴ|日刊カーセンサー

レース専用に開発されたハイブリッドテクノロジー

ポルシェ911 GT3 Rハイブリッド フロントスタイル|日刊カーセンサー
ポルシェ911 GT3 Rハイブリッド リアスタイル|日刊カーセンサー ポルシェ911 GT3 Rハイブリッド インパネ|日刊カーセンサー

GT3 Rベースのハイブリッドカーが北京でもお披露目された。同車は3月のジュネーブショーで既にワールドプレミアとして発表されている。採用されるハイブリッドテクノロジーはレース専用に開発されたもので、フロントはそれぞれ60kWを発生させる2基のモーターで駆動。リヤに搭載される480psを発揮するGT3 Rの4L水平対向6気筒エンジンをアシストする。

また、バッテリーを使用する通常のハイブリッド車とは異なり、運転手席の隣に搭載されたエレクトリカルフライホイールパワージェネレーターがモーターに電源を供給する構造になっている。このジェネレーターは最高回転数40000rpmを誇り、それ自体で運動エネルギーを蓄えることが可能だ。

このシステムにより、これまではブレーキ時に無駄になっていたエネルギーが、駆動力アシストとして活用できるようになり、燃費も向上。その結果、レースで搭載燃料を減らしたり、ピットストップの回数を減らすなどの効果が期待できるという。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:-×-×- ・エンジン種類:水平対向6気筒 ・総排気量:4,000cc
・最高出力:353 kW(480 PS)/ 7,250 rpm ・最大トルク:2 × 80 Nm
・トランスミッション:- ・駆動方式:- ・車両重量:-