今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはマツダ 新型ロードスターが受賞。中古車ではどの車種が注目されたのか?!【今年のCS COTYは12月19日発表!】
カテゴリー: レース&イベント
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2015/12/16
マツダ 新型ロードスターが受賞した今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを振り返る
12月も半ばになり街にも年末の空気が漂ってきましたが、年末といえば日本レコード大賞など今年1年間の大賞やランキングが発表される時期。先日も日本カー・オブ・ザ・イヤーの発表がありましたが、実はカーセンサーにも今年注目を集めた中古車を決定するイベントがあるんです。その名も、カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー! ユーザーからの問い合わせやカーセンサーnetの掲載台数などを元に、注目度の高かった車種を発表します。
今年のカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーの発表は12月19日ですが、その前に先日発表された本家「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(以降、本家COTY)の結果を振り返ってみよう。
本家COTYでは、マツダ ロードスターがイヤーカーに選ばれたのは記憶に新しいでしょう。輸入車の中では、BMW2シリーズのアクティブツアラー/グランツアラーが栄冠に輝きました。また、イノベーション部門ではテスラ モデルSが、スモールモビリティ部門ではスズキ アルトが選ばれています。
さて、最終選考での10ベストカー得点順位を見てみよう。(※10ベストカーとは:2014年10月1日から2015年10月31日までに発表または発売され、年間販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象となる45台のノミネート車の中で、一次選考により決定される上位10車を10ベストカーとし、最終選考の候補車とするもの)
1位 442点 ロードスター(マツダ株式会社)
2位 401点 S660(本田技研工業株式会社)
3位 177点 BMW2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー(ビー・エム・ダブリュー株式会社)
4位 149点 ジャガーXE (ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社)
5位 110点 モデルS P85D(テスラモーターズジャパン)
6位 75点 アルト/アルト ターボRS/アルト ラパン(スズキ株式会社)
7位 70点 シエンタ(トヨタ自動車株式会社)
8位 51点 フィアット500X(FCAジャパン株式会社)
9位 20点 レガシィ アウトバック/レガシィ B4(富士重工業株式会社)
10位 5点 エクストレイル ハイブリッド(日産自動車株式会社)
惜しくも次点となったのは、ホンダ S660。ロードスターとの得点差を大きいとみるか小さいとみるかは微妙ですが、この上位2車種が得票数で他を大きく引き離し圧倒的なのは明白です。ライトウェイトオープンスポーツカーのワンツーフィニッシュ、これは一体どういうことでしょうか。
「乗る・操る」楽しみへの原点回帰か
ロードスターは89年の初代NAから4代目、S660はビートから19年ぶりの軽オープン2シーター。今回選ばれた2車種は、車が本来持っている「乗る・操る」楽しみを純粋に突き詰めた車作りという点で共通していますが、いずれも「原点回帰」という言葉が想起されました。効率性や利便性を追求しすぎた反動という側面もあるかもしれません。あたかも絶滅の危機にある生命体が種の保存本能に動いたかのように、「車はやっぱりかっこよくて、乗って楽しくないとね」という至極当たり前だと思っていた基本的価値感へと回帰するような傾向に見えました。
さて、別の視点ではありますが、今回ロードスターを出したマツダは、なんとこの4年間でCX-5、デミオに続いて3度目の本家COTYのイヤーカーを受賞しています。「魂動」デザイン+「SKYACTIV」技術で、コンセプトのぶれない車作りを一貫して行ってきたからでしょう。ディーゼルエンジンの素晴らしさは改めて語る必要はないでしょう。欧州車に全く負けてない昨今のマツダ車から、企業としての勢い、一体感の強さを感じます。
いずれにせよ、大きな流れとして、乗る・操る楽しみへの原点回帰として「ライトウエイトスポーツカー再燃の潮流」を感じると同時に、それに加えてここ数年のマツダの勢い・力強さ、これらが結果として2015年の自動車業界を体現していたかもしれません。
中古車市場で注目された車種は……?
2015年の本家COTYのキーワードは「スポーツカーxマツダ」と言えるでしょう。では、現行車を含めた中古車市場ではどんな傾向があり、この一年で何が最も注目されたのでしょうか。 カーセンサーnetに掲載された6000を超える車種の中から、ユーザーからの注目度が最も高かったカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーを発表します。 今年の発表は12月19日、乞うご期待!
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