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ベントレー コンチネンタルGT スピード コンバーチブル (大谷達也)【海外試乗】
ベントレー コンチネンタルGT スピード コンバーチブル (大谷達也)【海外試乗】
2013/04/22
ハードウェアの仕上がりは文句なし。あとは高性能の代償である燃料消費を受け入れられるかどうかで、この車の評価は決まる。お勧めしたいのは、自分の力を決してひけらすことのないイギリス貴族のようなジェントルマン。気品漂う淑女にもお似合いです
五感が満たされる至福のコンバーチブル
オープンで膨らむロングツーリングの楽しみ
ロングツーリングの楽しみはオープントップにすることで2倍にも3倍にも膨らむ。なぜなら、自分の走った道のりが、頬を伝う風の移り変わりによってより強く心に残るから。そんなとてもシンプルなことを、ベントレー コンチネンタルGTスピード コンバーチブルの国際試乗会に参加して実感した。
試乗の舞台はアメリカ西部の広大な砂漠地帯。まずはアリゾナ州フェニックスを出発してグランドキャニオンで一泊。そこからルート66を延々と辿り、最終目的地のネバダ州ラスベガスに至るというコースで、総走行距離はおよそ1000km。これを2日間で走りきるのだから、試乗会としてはかなりタフな設定だ。
これほど贅沢なチョイスはほかにない
この行程を、私はほぼオープンのまま走りきった。それでも疲労が無きに等しかったのは、4枚のサイドウインドウをすべて上げ、運転席の直後にウインドディフレクターを立てておけば、風がキャビンに巻き込むことはほとんどないから。
しかも、ベントレー史上最強の6L W12ツインターボエンジンは気むずかしいところが一切なく、スロットルペダルを踏み込めば溢れるようなトルクを即座に4輪へと送り込む。
一方、車重2.5トン近い巨大なボディは意外なほど剛性が高く、乗り心地に荒れた部分は皆無。私の全身がオープンエアドライビングの爽快さで満たされていったのは当然のことかもしれない。
試乗したコンチネンタルGTスピード コンバーチブルは標準モデルのGTCより50psもパワフルで最高出力は625ps。トップスピードは4座オープンとして史上最速の325km/hに達する。しかも、GTCより一段と固められた足回りにより高速域でのスタビリティも抜群。
オープンエアのロングツーリングを楽しむのに、これほど贅沢なチョイスはほかにないだろう。
車高とダンピングを走行状況に合わせて適正化するセルフレベリングシステムはノーマルモデルより10mm低く設定
パネルにウッドやアルミ、カーボンなど多くの選択肢が用意されており、わがままなオーナーの要望に応える
インテリアは基本クーぺと同様。ダイヤモンドキルト加工が施されたレザーが用いられている
SPECIFICATIONS
| グレード |
GT SPEED CONVERTIBLE |
| 駆動方式 |
4WD |
| トランスミッション |
8AT |
| 全長×全幅×全高(mm) |
4806×1944×1393 |
| ホイールベース(mm) |
2746 |
| 車両重量(kg) |
2495 |
| 乗車定員(人) |
4 |
| エンジン種類 |
W12DOHCターボ |
| 総排気量(cc) |
6000 |
| 最高出力[ps/rpm] |
625/6000 |
| 最大トルク[N・m/rpm] |
800/2000 |
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<h3>五感が満たされる至福のコンバーチブル</h3>
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<h4>オープンで膨らむロングツーリングの楽しみ</h4>
<p>ロングツーリングの楽しみはオープントップにすることで2倍にも3倍にも膨らむ。なぜなら、自分の走った道のりが、頬を伝う風の移り変わりによってより強く心に残るから。そんなとてもシンプルなことを、ベントレー コンチネンタルGTスピード コンバーチブルの国際試乗会に参加して実感した。
<br /><br />
試乗の舞台はアメリカ西部の広大な砂漠地帯。まずはアリゾナ州フェニックスを出発してグランドキャニオンで一泊。そこからルート66を延々と辿り、最終目的地のネバダ州ラスベガスに至るというコースで、総走行距離はおよそ1000km。これを2日間で走りきるのだから、試乗会としてはかなりタフな設定だ。
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</p>
<h4>これほど贅沢なチョイスはほかにない</h4>
<p>この行程を、私はほぼオープンのまま走りきった。それでも疲労が無きに等しかったのは、4枚のサイドウインドウをすべて上げ、運転席の直後にウインドディフレクターを立てておけば、風がキャビンに巻き込むことはほとんどないから。
<br /><br />
しかも、ベントレー史上最強の6L W12ツインターボエンジンは気むずかしいところが一切なく、スロットルペダルを踏み込めば溢れるようなトルクを即座に4輪へと送り込む。
<br /><br />
一方、車重2.5トン近い巨大なボディは意外なほど剛性が高く、乗り心地に荒れた部分は皆無。私の全身がオープンエアドライビングの爽快さで満たされていったのは当然のことかもしれない。
<br /><br />
試乗したコンチネンタルGTスピード コンバーチブルは標準モデルのGTCより50psもパワフルで最高出力は625ps。トップスピードは4座オープンとして史上最速の325km/hに達する。しかも、GTCより一段と固められた足回りにより高速域でのスタビリティも抜群。
<br /><br />
オープンエアのロングツーリングを楽しむのに、これほど贅沢なチョイスはほかにないだろう。</p>
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<td>GT SPEED CONVERTIBLE</td>
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<td>4WD</td>
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<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td>8AT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">4806×1944×1393</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">2746</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>2495</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td align="center" colspan="3">4</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td>W12DOHCターボ</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td>6000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ps/rpm]</td>
<td>625/6000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最大トルク[N・m/rpm]</td>
<td>800/2000</td>
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<h3>五感が満たされる至福のコンバーチブル</h3>
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<h4>オープンで膨らむロングツーリングの楽しみ</h4>
<p>ロングツーリングの楽しみはオープントップにすることで2倍にも3倍にも膨らむ。なぜなら、自分の走った道のりが、頬を伝う風の移り変わりによってより強く心に残るから。そんなとてもシンプルなことを、ベントレー コンチネンタルGTスピード コンバーチブルの国際試乗会に参加して実感した。
<br /><br />
試乗の舞台はアメリカ西部の広大な砂漠地帯。まずはアリゾナ州フェニックスを出発してグランドキャニオンで一泊。そこからルート66を延々と辿り、最終目的地のネバダ州ラスベガスに至るというコースで、総走行距離はおよそ1000km。これを2日間で走りきるのだから、試乗会としてはかなりタフな設定だ。
<br />
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<h4>これほど贅沢なチョイスはほかにない</h4>
<p>この行程を、私はほぼオープンのまま走りきった。それでも疲労が無きに等しかったのは、4枚のサイドウインドウをすべて上げ、運転席の直後にウインドディフレクターを立てておけば、風がキャビンに巻き込むことはほとんどないから。
<br /><br />
しかも、ベントレー史上最強の6L W12ツインターボエンジンは気むずかしいところが一切なく、スロットルペダルを踏み込めば溢れるようなトルクを即座に4輪へと送り込む。
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一方、車重2.5トン近い巨大なボディは意外なほど剛性が高く、乗り心地に荒れた部分は皆無。私の全身がオープンエアドライビングの爽快さで満たされていったのは当然のことかもしれない。
<br /><br />
試乗したコンチネンタルGTスピード コンバーチブルは標準モデルのGTCより50psもパワフルで最高出力は625ps。トップスピードは4座オープンとして史上最速の325km/hに達する。しかも、GTCより一段と固められた足回りにより高速域でのスタビリティも抜群。
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<p class="mT5"><!-- short sentence start -->ベントレーは大人の乗り物だ。だからこのグレードに限らず、ベントレーに乗るという行為そのものが大人のものである。そこに程度、グレードの差などない<!-- short sentence end --></p>
<h3>考えるな、感じろ。力と風と歴史のシンフォニー</h3>
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<h4>予定通り、予想通り</h4>
<p>ベントレーにしてみれば、前モデルを否定するかのようなモデルチェンジやストラテジー変更をそうやすやすと採用するわけにはいかない、ということだろう。言ってみれば、それは、超老舗ブランドの矜持だ。
<br /><br />
GTスピードが出たからには、当然、そのGTC版であるGTスピードコンバーチブルも近々登場する、なんてことは誰でも容易に想像がついた。はたしてその仕様はといえば、ノーマルGTとGTスピードとの違いに準じており、目新しさは特にない。
<br /><br />
買う側にしてみれば、ボディタイプとパワートレインが最初の注文項目であるくらいに思っていればよく、「高いグレード持ってこい」的な発想が、実は最も似合わないブランドだろう。V8もエラいし、スピードも同じくらい、エラい。なぜなら、どちらも「ベントレー」…。
<br />
</p>
<h4>底知れないトルクとヘリテイジの泉</h4>
<p>というわけで、予定通りにデビューしたGTスピードコンバーチブルのライドフィールもまた、予想通りのものだった。
<br /><br />
つまり、GT→GTCの「方程式」を、そのままGTスピードに当てはめればいい。そもそも、V8モデルでさえ必要十分以上のパフォーマンスをもつ。W12ツインターボのハイチューン版ともなれば、「物足りない」と思うほうが間違っていて、その加速はゲキレツ。オープンゆえ、大迫力のサウンドが体感加速を増幅する。だから、数値的にはクーペより重い分だけ落ちているはずなのに、乗り手は「より速い」と感じてしまうのだった。
<br /><br />
もっとも、この車の真骨頂は、バカみたいにアクセルペダルを踏むことには、決してない。秘めたる大パワーの威力をおくびにも出さず、悠然とドライブしたときに、乗り手の全身へじわじわと伝わってくる底知れないトルクとヘリテイジの泉を、「ああ、ベントレーだ」と実感すること、なのだった。</p>
</div>
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<!-- nodisplay start --><p>スパイラル加工が施されたエグゾーストテールパイプや専用デザインの21インチアロイホイールなどを装着する</p><!-- nodisplay end -->
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<div class="box1 clb">
<div class="col-left">
<h4>SPECIFICATIONS</h4>
<div class="spec">
<table>
<tbody><tr>
<td class="td-title">グレード</td>
<td>GT SPEED CONVERTIBLE</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">駆動方式</td>
<td>4WD</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td>8AT</td>
</tr>
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</tr>
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<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
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</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>2495</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
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</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td>W12DOHCターボ</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td>6000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ps/rpm]</td>
<td>625/6000</td>
</tr>
<tr>
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<div class="author">Tester/西川淳 Photo/ベントレー モーターズ</div>
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<h3>期待を完璧なまでに満たす超「正常進化」</h3>
<div id="testdrive_TempA_col03">
<h4>名前から「コンチネンタル」が外れた</h4>
<p>名前から「コンチネンタル」が外れた。それはデザインにも表れていて、4灯式ライトはコンチネンタルGTと違って外側が大きく内側が小さくなり、ラジエターグリルの角度も起こされている。より流麗なフェンダーラインや滑らかに垂れ下がっていくトランクリッドもラグジュアリーな雰囲気は上々。特に斜め後方から眺めた姿には、うまいなあとホレボレさせられてしまった。
<br />
</p>
<h4>後席の居心地の良さも絶品</h4>
<p>625psを発生する6L W12ツインターボは、従来より50kg軽い車重に対しては十分過ぎるほどの余裕があり、まるで瞬間移動のような加速感を味わえる。おとなしめのサウンドは後席乗員への配慮。ステアリングを握ってもいいが、快適な乗り心地、磨き上げられた静粛性と相まって、後席の居心地の良さも絶品だ。
<br /><br />
実はそのサスペンションは制御が見直され、バネ定数、アンチロールバーの剛性は10%以上、レバーブッシュに至っては25%以上も柔らかくされているだけに、それも納得なのだが、うれしいことに走りは決して犠牲になっていない。まあ、ベントレーならばそれも当然だろう。
<br /><br />
新型といっても奇をてらったところはないが、大半のユーザーにとって、フライングスパーとは趣味の対象ではなく高品質な実用車なのだと考えればそれも納得できる。この車には目新しさよりも、移動の時間を速く心地良いものに演出することこそ何より求められているのだから。その意味で今回のフルモデルチェンジは、間違いなく期待に完璧に応えるものだと言えるはずである。</p>
</div>
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<div class="col2-02">
<div class="box1 clb">
<div class="col-left">
<h4>SPECIFICATIONS</h4>
<div class="spec">
<table>
<tbody><tr>
<td class="td-title">グレード</td>
<td>FLYING SPUR</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">駆動方式</td>
<td>4WD</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td>8AT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">5295×1976×1488</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">3065</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>2475</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td align="center" colspan="3">5(4)</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td>W12DOHCターボ</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td>5998</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ps/rpm]</td>
<td>625/6000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最大トルク[N・m/rpm]</td>
<td>800/2000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両本体価格(万円)</td>
<td>2280</td>
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</div>
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<div class="author">Tester/島下泰久 Photo/ベントレー モータース ジャパン</div>
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