ステータス抜群の最終型ソアラ、購入ラストチャンス
2013/09/04
レクサスSCを外しソアラを選べば100万円以上安く買える!
10年以上前に登場したモデルながら、いまだ古さを感じさせない近未来的なデザインは、ギリシャ人デザイナー、ソティリス・コヴォスの手によるものです
インテリアは、木目“調”ではなく本木目を採用した質感の高い空間を実現。木目のカラーはイエロー、ブラウン、ダークブラウンの3色をラインナップしています
エンジンは、当時のフラッグシップモデル、セルシオと同じ4.3LのV8エンジンを搭載。優雅なクルージングはもちろん、大トルクによる怒涛の加速も楽しめます
最終型となる4代目は、クーペにもオープンにもなる電動開閉式のメタルトップを採用。気分に合わせてスイッチひとつでオープンエアを楽しめます
カーセンサーnetでの、トヨタ ソアラの平均価格や平均走行距離。価格はじわじわ下がり、台数は減少、走行距離は少しづつ増えています
メルセデス・ベンツやBMWに負けないレクサス
ステータス性の高い車が欲しいけど予算が厳しいという方に、高級スポーツカーをオトクに楽しむ方法をご提案します。
中古車のメリットは、なんといっても安さ。新車では手の届かないような車が中古車になれば手に入る。周りから「すごい、あんな高そうな車に!」と思われ、ちょっといい気分になれる。中古車にはそんな魅力もあります。
誰もがピンとくる高級車ブランドといえばメルセデス・ベンツやBMWなどですが、トヨタのプレミアムブランド「レクサス」も負けてはいません。
その中でも、夏が過ぎて風が気持ち良くなるこれからの季節にピッタリなのがレクサス SC。電動開閉式のメタルトップを採用し、先の輸入車にも引けを取らない高級感を備えた4シーターオープンです。
ソアラとSCはパッと見ほとんど同じ
「それはわかったけど、肝心なのは価格! 予算が足りなかったら意味がない」という方もいる思います。実際、原稿執筆時(2013年9月1日現在)で中古のSCの最安値は、車両本体価格で228万円。新車時価格から比べればずいぶん安くなっていますが、まだまだお手頃とは言い難い状況です。
そこで、おススメしたいのがトヨタ ソアラ(最終型)。ご存じの方も多いでしょうが、レクサス SCはソアラがベース。というより、ほぼそのまま。もちろん、ATが5速→6速になっているなど中身は進化しているのですが、外見ではエンブレムが変わったくらいしか違いがわかりません。
車に詳しい人ですら、エンブレムをレクサスのものに変えていたら「あ、SCだ」とだまされてしまうことでしょう。つまり、何が言いたいかというと「ほとんど外見が変わらないのだったら、安くソアラを買ったほうがいいじゃないか!」ということです。
ソアラのほうが100万円以上安く買える
では実際、どれくらい安く買えるのか。カーセンサーnetに流通している物件を比べてみましょう。状態の近いもので比較するため、走行距離などを揃えると、ソアラが430SCV(走行8.1万km+修復歴なし)で総額160.1万円。一方、SCが430(走行8.1万km+修復歴なし)で総額289万円となっています。年式などの違いこそあれ、同程度の走行距離で130万円近く安いわけです。SCは予算的に300万円は用意しないと厳しいですが、ソアラならカーセンサーアフター保証を付けても予算200万円以下で十分狙えます。
また、ソアラ自体も値下がり傾向にあり、6月には中古車の平均価格が180万円前後でしたが、9月1日には約173万円になっています。
しかし、ソアラの流通量はどんどん減ってきてます。3ヵ月前には約120台あったものが、今現在90台ほどに減少。台数と価格の変化から見るに、ソアラは“今が最後の買い時”と言えるでしょう。
夏、秋はオープンカーが人気なシーズン。程度の良い格安物件が、どんどん買われていってしまう可能性があります。もしソアラが気になるなら、早めに行動したほうがいいかもしれませんよ。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
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