第64回 スバル レガシィアウトバック(現行) 【おいしい中古車】
2009/01/30
■熟成極まったレガシィベースのクロスオーバーSUV
レガシィと聞いて、真っ先に頭に浮かぶのはツーリングワゴンでしょう。次にセダンのB4。そんなに車を知らない人でも、ここまでは結構知っています。でもレガシィシリーズには、ステーションワゴンとセダンにほかに、「アウトバック」と呼ばれるSUVがラインナップされているんです。
街中のレガシィを見て「ツーリングワゴンぽいけど、なんか車高が高めだな」なんて感じたことありませんか? それがアウトバックです。あまり耳慣れない名前かもしれませんが、それもそのはず。もともとは海外での呼び名がアウトバックだったんです。それをこのモデルから日本でも名乗るようになったというワケです。
しかしよくよく見れば、装備内容が違うのです。バンパーやフェンダーは専用デザインのものですし、ヘッドライトの下には大型のフォグランプが装備されています。しかもアルミは17インチを履いています。これらすべてがアウトバック独自の仕様となっているのです。
■知名度の影響か!? 新車時の1/4から手に入れられる!
エンジンは2.5Lの4気筒と、3Lの6気筒の2種類。両エンジンとも、もちろんスバルの伝統である水平対向エンジンです。ミッションは2.5Lが4AT、3Lが5ATを搭載しています。
2006年5月のマイナーチェンジでは、フロントマスクやリアコンビランプなどのデザインが変更となり、3L車には3種類の走りを楽しめるSI-DRIVE が採用されました。
ちなみに昨年5月には、ステレオカメラや3D画像処理エンジンで、警報や衝突被害軽減ブレーキ制御を行う運転支援システム、アイサイトを搭載したモデルも登場していますが、こちらはまだ200万円以上。まだおいしいと呼ぶには時期尚早といった感じです。
なかには同じく3.0Rで、走行2.5万km、修復歴なしの物件が89万円なんてのもあります。前述のマイナーチェンジ後のモデルでも、120万円程度から狙うことも可能といった状況。ちなみに2.5Lと3Lではほとんど相場に差がないので、3Lのほうが狙い目です。2.5Lに比べてオプション装着車も多いですしね。
ツーリングワゴンとB4の陰に隠れるカタチで、現在メチャメチャおいしくなっているレガシィアウトバック。ベースとなっているのが、熟成が重ねられたレガシィシリーズなので、間違いのない選択だと思いますよ。
レガシィと聞いて、真っ先に頭に浮かぶのはツーリングワゴンでしょう。次にセダンのB4。そんなに車を知らない人でも、ここまでは結構知っています。でもレガシィシリーズには、ステーションワゴンとセダンにほかに、「アウトバック」と呼ばれるSUVがラインナップされているんです。
街中のレガシィを見て「ツーリングワゴンぽいけど、なんか車高が高めだな」なんて感じたことありませんか? それがアウトバックです。あまり耳慣れない名前かもしれませんが、それもそのはず。もともとは海外での呼び名がアウトバックだったんです。それをこのモデルから日本でも名乗るようになったというワケです。
↑スタイリングはワゴンそのものだが、専用のフェンダーやツーリングワゴンより約50mm高められた地上高により、まったく違う雰囲気を醸し出している(左右)
そんなアウトバックが登場したのは、2003年の10月。2代目のレガシィから設定されたグランドワゴン、ランカスターへと続くモデルの後継にあたります。ツーリングワゴンと比べて、見た目でもっとも違うのは車高。最低地上高をより高くしているので、パッと見は「ツーリングワゴンの腰高バージョン」という印象です。しかしよくよく見れば、装備内容が違うのです。バンパーやフェンダーは専用デザインのものですし、ヘッドライトの下には大型のフォグランプが装備されています。しかもアルミは17インチを履いています。これらすべてがアウトバック独自の仕様となっているのです。
■知名度の影響か!? 新車時の1/4から手に入れられる!
エンジンは2.5Lの4気筒と、3Lの6気筒の2種類。両エンジンとも、もちろんスバルの伝統である水平対向エンジンです。ミッションは2.5Lが4AT、3Lが5ATを搭載しています。
2006年5月のマイナーチェンジでは、フロントマスクやリアコンビランプなどのデザインが変更となり、3L車には3種類の走りを楽しめるSI-DRIVE が採用されました。
ちなみに昨年5月には、ステレオカメラや3D画像処理エンジンで、警報や衝突被害軽減ブレーキ制御を行う運転支援システム、アイサイトを搭載したモデルも登場していますが、こちらはまだ200万円以上。まだおいしいと呼ぶには時期尚早といった感じです。
↑レガシィらしいシンプルなインパネ(左) SUVらしさを強く演出する大径フォグランプ(中) シンメトリカルAWDにより、高い悪路走破性と安定性を実現している(右)
さて、このアウトバックは一体おいくら万円なのか? ツーリングワゴンと比べると、やはり知名度の低さが影響してか、とんでもない価格で販売されています。最安値はなんと68.8万円の3.0R。走行距離は8.7万kmとそこそこ走っていますが、修復歴はなし。当時の新車価格は300万円なので、1/4以下で買える計算です。なかには同じく3.0Rで、走行2.5万km、修復歴なしの物件が89万円なんてのもあります。前述のマイナーチェンジ後のモデルでも、120万円程度から狙うことも可能といった状況。ちなみに2.5Lと3Lではほとんど相場に差がないので、3Lのほうが狙い目です。2.5Lに比べてオプション装着車も多いですしね。
ツーリングワゴンとB4の陰に隠れるカタチで、現在メチャメチャおいしくなっているレガシィアウトバック。ベースとなっているのが、熟成が重ねられたレガシィシリーズなので、間違いのない選択だと思いますよ。
Text/金子剛士
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第64回 スバル レガシィアウトバック(現行) 【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 日産のフラッグシップモデル、4代目シーマの価格が上昇中! 気になる方は早めの行動を!
- アルピナ B8 4.6リムジン。それはある意味「永遠の命」をもつ希少名車だった。【NEXT EDGE CAR】
- 残された時間はあとわずか!? 「大排気量エンジン×MT」という歓びを味わえるオススメモデル
- 絶版クラシックモデルが今でも現役、オーバークオリティで時代を先導するセダンの最高峰 メルセデス・ベンツ Sクラス【Back to Sedan】
- 生粋のスバリスト・マリオ高野がオススメ! 4代目レガシィシリーズは、SUBARUの異常な執着心が見える狙い目お買い得モデルだ