購入費用は節約したいけど、クルマ選びにガマンはしたくない
最新装備に高性能。新車の魅力はやっぱり大きい
でも、同じクルマが中古車なら「半額」と聞けばどーする?
年式や相場情報から掘り出しモノをまずは4台、教えます!

RX-8

マツダ RX-8(2003年~)

マツダ RX-8(2003年~)|新車の半額で狙う現行モデル
MC直後
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MC後に値落ちが加速し
新車価格3分の1から狙える!
流通量は初期型が圧倒的に多い
世界唯一のロータリーエンジン搭載車。デビューは2003年とあって、初期モデルはかなり安く、140万円以下の物件は200台近く流通。今年3月にマイナーチェンジを行っている。RX-7の印象からピュアスポーツのイメージをもつ人も多いが、観音開きのドアを装備してリアシートの居住性にも配慮されているのが特徴。ガソリン高騰の中、燃費が気になるが、自然吸気でもありかつてのロータリーに比べれば大きく改良されている。中古車では圧倒的に初期型の流通量が多く、このため予算に合わせて選びやすい。走りを求めるなら、唯一6M Tのみを採用した250psのタイプS。ベースモデルと豪華版のタイプEは210psとなり、5MTおよび4ATと組み合わされている。グレードや装備内容による価格の差はそれほどなく、コンディション次第といったところだが、スポーティカーとしては比較的おとなしく乗られたモノが多い。
マツダ RX-8(2003年~)|新車の半額で狙う現行モデル
まずはコンディション優先で
新車の半額で買える中古車のほとんどは2006年7月の一部改良までのモデルだが、全体的に走行距離は少なめ。ATが6速となった改良後のモデルはかなり希少だ。オイル管理の重要なロータリーだけに、記録簿でメンテナンスの状況をしっかり確認しよう。


Fairlady Z

日産 フェアレディZ(2002年~)

日産 フェアレディZ(2002年~)|新車の半額で狙う現行モデル
FMCは年末!!
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流通量の豊富な初期型なら
半数以上の中古車が半額以下!
ATもMTも楽しみ方に合わせて選べる本格スポーツカー
一度は生産中止となったフェアレディZが2年ぶりに復活したのは2002年。すでにデビュー後6年を経たロングセラーとなり、最安中古車は110万円台に突入している。スポーツカーによくある傾向だが、新車の販売台数は2005年までの初期モデルが圧倒的に多く、その後は減少の一途。この年式ならば新車の半額以下のものも選びやすい。280psを発生する3.5LのNAエンジンは豪快な走りを見せつけるが、ターボモデルが導入されなかったこともあり、かつてのフェアレディZのようにハードに乗られていたり、チューニングが施されている中古車は少ないようだ。エンジンはミッションを問わず全グレード共通だが、スポーツ志向なら6MTのみで、ブレンボ製ブレーキやVDCを装備したバージョンS/STを。ちなみに2003年に追加されたロードスターも、数は少ないながらも半額ゾーンの中古車が出始めている。
日産 フェアレディZ(2002年~)|新車の半額で狙う現行モデル
価格に幅はあるが半額以下の中古車が多数
新車の半額ゾーンに入っているのはすべて2004年までのモデル。流通量としては半額以下のクルマが多くなってきている。すでに6年が経過した中古車のため、装備やグレードによる価格差は少なく、コンディション次第で好みのグレードが選択可能。


S2000

ホンダ S2000(1999年~)

ホンダ S2000(1999年~)|新車の半額で狙う現行モデル
生産終了間近か!!
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数年後のニッポンの名車候補
安心して乗りこなすなら最後のチャンス?
価格優先で選ばず点検や整備状況をしっかりチェック
ホンダ久々のFRスポーツとして話題を呼んだS2000も、ついにデビュー10年目に突入。値落ちの少ない車の一つだが、さすがに低年式では100万円を切るものさえ登場している。ただし、剛性面で不利なオープンボディでもあり、価格優先で考えるのでなく、展示場で実車を見て判断するのがベター。走行距離の数字よりもまず記録簿をチェックするのがいいだろう。ワンオーナーかどうか、定期点検や消耗品の交換は確実に行われているかなどが、コンディションの判断材料として重要だ。特にS2000の場合、スポーツカーとして走りを楽しんできたか、オープンカーとしてファッション的に乗られてきたかで状態は大きく異なる。まもなく生産中止が噂されているが、このクルマの場合は逆に絶版名車として評価が高まる可能性もある。程度のいい中古車を安く買って楽しむなら今が絶好のチャンスなのだ。
ホンダ S2000(1999年~)|新車の半額で狙う現行モデル
人気の初期型2Lモデルを探そう
何度も一部改良やマイナーチェンジが行われているが、新車の半額以下で買えるのは初期型だけ。ただし、エンジンは2005年以降の2.2Lよりも初期型2Lの軽快な吹け上がりを評価する声も高い。流通台数はやや少ないので根気よくいいものを探そう。


Presage

日産 プレサージュ(2003年~)

日産 プレサージュ(2003年~)|新車の半額で狙う現行モデル
しばらくは現行
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シンプルな外観に豪華装備
派手さよりも内容を重視して選ぼう!
欲しいオプション装備をチェックして探そう
3ナンバーボディのミドルサLイズミニバンとして、2003年に登場。強力なライバルがひしめくこのジャンルの中では、シンプルな外観のためか目立たない存在となり、中古車相場も比較的割安な存在だ。だがスタイリLングよりミニバン本来の実用性を求めるなら絶対にオススメ。運転席のスイッチでシートが自動的にスライドするリモコンウォークイン、キャプテンシートとベンチシートを使い分けられるセカンドシート横スライドなど、ファミリィの使い勝手を考Lえた装備が満載されている。エンジンは2.5Lと3.5Lで、エルグランドと共通の3.5LエLンジン仕様ではミニバンと思えない加速。ドライビング姿勢の自然さと相まってミニバンを超えた走りを見せてくれる。流通量の半数以上が150万円以下で、オススメはインテリジェントキーやイモビライザーが標準装備化されている2004年10月以降のモデル。
日産 プレサージュ(2003年~)|新車の半額で狙う現行モデル
ハイウェイスターを外して選ぶと買い得
新車の半額ゾーンで買えるのは、2006年5月のマイナーチェンジ以前。この時にはインパネまでがデザイン変更されているが、機能面はそれほど変わっていないから安いほうがお得。価格で選ぶならハイウェイスター以外でカーナビなど装備充実のものを。
Report/上田泰久
※この記事は、カーセンサー関東版17号(8月21日発売)の特集をWEB用に再構成したものです