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三菱お得意のPHEVシステムを積んだ、“エコ”で“実用的”なスポーティSUV 三菱 エクリプスクロス【EDGE’S Attention】
三菱お得意のPHEVシステムを積んだ、“エコ”で“実用的”なスポーティSUV 三菱 エクリプスクロス【EDGE’S Attention】
2021/05/14
//ABテストロジック
▲ベーシックグレードのMに加え、AC電源などを備えるG、専用外観などをもつ上級グレードのPをラインナップする
世の中の、こだわりすぎ、コスト度外視、先進的、独創的すぎなモデルを紹介するEDGE’S Attention。
そんなエッジィなモデルにEDGE編集部から「アテンション プリーズ!」。
今回は少し趣向を変えて、多くの人が気になっているであろうプラグインハイブリッドモデルを紹介。国産勢の中で以前より優れたシステムテクノロジーを提供してきたこだわりの三菱、そのスポーティSUVを紹介する。
“伝家の宝刀”をスタイリッシュなコンパクトSUVに搭載
“自動車の電動化”に関する話題で世の中なんだかかしましい。のべつ幕なしに伝えられるニュースだけを聞いていると、バッテリーEV(BEV)時代がすぐにでもやってきそうだ。VWグループを筆頭に欧州勢のEV傾倒を見ていると、確かに内燃機関の車には乗ってられない気分になってくるのも分かる。その一方で、EVに興味はあるけれど航続距離の問題や充電インフラのことを考えるとどうしたものか、と二の足を踏むユーザーも多いはず。
端的に言って、あと2回くらいの乗り替えでは「慌てることはない」し、環境が整っている(例えば、自宅に専用のガレージがある=充電設備が設置可能)とか、興味のある方からどうぞお好きにBEVを試してください、というのが今現在のアドバイスなのだが……。
それはともかく、多くの人にとっての最適解は今のところプラグインハイブリッド車(PHEV)だろう。欧州勢にしたところで、いきなりBEVだけの車未来社会など描いてはいない。PHEVを含めての電動化コンセプトで、つい先だって発表されたメルセデス・ベンツの新型Cクラスなどは全グレードがPHEVだった。
充電インフラが万全であるとは言えず、またバッテリーの能力に限界(重量面でも)がある今、燃料さえあれば電欠の心配もないプラグインハイブリッドシステム付き内燃機関こそが最も合理的なパワートレインだ。
▲三菱のフロントデザインコンセプト、ダイナミックシールドを採用し、スポーティな雰囲気を高めている
各社様々なPHEVをリリースするが、以前より国産勢の中で優れたシステムテクノロジーを提供してきたのは三菱だ。システム構成は、フロントに積んだ2.4Lの高効率アトキンソンサイクルエンジンに、前後アクスルに置かれた2機の高出力電気モーターと、フロア下に配された駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。
近距離の日常領域をできる限りEV走行モードで賄う。最大65kmまでBEVとして使えるから、家で充電さえできるのであれば多くの人の日常生活においてガソリンスタンド要らず、が成立する。
たまさか遠乗りをしてバッテリー残量が減ったとしても慌てることはない。エンジンを発電機として使用するシリーズ走行モードへ速やかに移行する。加速時や上り坂でも同様だ。さらに、高速走行時の追い越しなど、よりパワーが欲しいときにはエンジンとモーターが協力して駆動するパラレル走行モードへと自動的に変わる。プラグインだから、都合のいいタイミングで充電できるのであれば、すればいいし、しなくてもいい。
三菱はガソリンエンジン+電動ユニットを伝統の4WD技術と組み合わせて車両を統合制御するという高度な技術を早々に実用化した。13年にアウトランダーへ搭載すると、世界で最も台数の売れたPHEVとなった。
▲従来型で上下2分割だったリアウインドウは、流れるようなデザインのシングルガラスに変更された。クーペスタイルを強調するため、ルーフレールは標準装備からオプションへと変更された
▲駆動用バッテリーは13.8kWhで、EV航続距離65km。普通充電なら4.5時間で満充電、急速充電なら25分で80%まで充電することができる
言ってみればこのPHEVシステムは、今の三菱にとって“伝家の宝刀”である。これを活用しない手はないということで、エクリプスクロスにもマイナーチェンジに併せて搭載されることに。
もとよりスペシャリティクーペのようなルックスのSUVだったエクリプスクロス。マイナーチェンジでフロントデザインはさらにスタイリッシュになり、リアセクションに至ってはクーペフォルムをより強調するよう大胆に変更されていた。インテリアデザインだけはちょっと古めかしいままのテイストが残るが、いずれにしてもPHEV仕様が追加されたことも考えるとフルモデルチェンジ級である。
▲フロントに82ps/137N・m、リアに95ps/195N・mのモーターを組み合わせるツインモーター4WD方式+ガソリンエンジンのハイブリッドシステムを採用
ツインモーター+S-AWCというプラグインハイブリッドシステムを得たエクリプスクロスの走りはどうか。
非ハイブリッドモデルに比べて+300kgと聞いたが、それがまるで嘘のような加速フィールを見せた。右足を大きく踏み込まない限りはEVなわけだから、レスポンスよく、滑らかな加速をみせる。自然とできるだけエンジンをかけずに走ろうという気分になるほどだ。とはいえ、たとえ踏みすぎてエンジンをかけてしまったとしても、無粋なうなり音ひとつあげることがない。
乗り心地にはクラスを超えた重厚感さえあって、動きの一つ一つがとても洗練されているように思えた。車体の重心が低く前後重量配分にも優れるためか、このクラスの他のSUVとは一線を画すライドフィールだった。
そして、愉快だったのがエクリプスクロスで追加されたドライブモード、“ターマック”だ。ターマックとは舗装路のこと。ラリーの世界ではグラベル(未舗装)と対をなす単語でもある。とにかく、そんな形状のコーナーでもアクセルを踏み、ハンドルを切っていけば、面白いように曲がっていく。決してシャープすぎずニンブルすぎず、乗り手の思いどおりにグイグイ曲がっていく。しかも安定感も素晴らしい。夢中になってドライブするとSUVを駆っているということも忘れそうに。後輪の駆動を如実に感じるドライブフィールは、やはり楽しいものだ。
グランドツーリングSUVといったキャラクターだったアウトランダーPHEVに比べて、エクリプスクロスの走りはよりスポーティな味付け。同じシステムを搭載しながら、走りのキャラはまるで違っている。
▲回生ブレーキの強さを選択できるパドル式セレクターをステアリングに装備。上級グレードのPにはスマホ連携ナビゲーションやヘッドアップディスプレイが備わる
▲ブラックとライトグレーのレザーシートもオプションで用意。ベーシックなM以外には、スエード調素材と合皮のコンビシートを標準採用
エクリプスクロスPHEVのメリットがもうひとつある。それは給電と蓄電だ。最大出力1500WのACコンセントがあり、スマホの充電のみならずドライヤーだって使える。また、一般家庭の10日分に相当する蓄電能力も備わった。
日常生活から万が一の非常事態まで、活躍の期待できる実用SUV。現状、多くの人にとっての最適解であろうPHEV、その中でも注目しておきたい1台だ。
▲車内の100V AC電源(最大1500W)から電化製品への電力供給が可能となる。また、急速充電口からV2H機器と接続することで、家庭用蓄電池として使用可能
▲ラゲージは最大幅1260mmとなり、ゴルフバッグ3個を積載可能とした。床下には工具などを収納できる、アンダーボックスが備わる
▼検索条件
三菱 エクリプスクロスPHEV × 全国
文/西川 淳、写真/柳田由人
大学で機械工学を学んだ後、リクルートに入社。カーセンサー関東版副編集長を経てフリーランスへ。現在は京都を本拠に、車趣味を追求し続ける自動車評論家。カーセンサーEDGEにも多くの寄稿がある。
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三菱お得意のPHEVシステムを積んだ、“エコ”で“実用的”なスポーティSUV 三菱 エクリプスクロス【EDGE’S Attention】/旬ネタ
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そんなエッジィなモデルにEDGE編集部から「アテンション プリーズ!」。<br />
<br />
今回は少し趣向を変えて、多くの人が気になっているであろうプラグインハイブリッドモデルを紹介。国産勢の中で以前より優れたシステムテクノロジーを提供してきたこだわりの三菱、そのスポーティSUVを紹介する。<br />
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<h3>“伝家の宝刀”をスタイリッシュなコンパクトSUVに搭載</h3>
<p>“自動車の電動化”に関する話題で世の中なんだかかしましい。のべつ幕なしに伝えられるニュースだけを聞いていると、バッテリーEV(BEV)時代がすぐにでもやってきそうだ。VWグループを筆頭に欧州勢のEV傾倒を見ていると、確かに内燃機関の車には乗ってられない気分になってくるのも分かる。その一方で、EVに興味はあるけれど航続距離の問題や充電インフラのことを考えるとどうしたものか、と二の足を踏むユーザーも多いはず。<br />
<br />
端的に言って、あと2回くらいの乗り替えでは「慌てることはない」し、環境が整っている(例えば、自宅に専用のガレージがある=充電設備が設置可能)とか、興味のある方からどうぞお好きにBEVを試してください、というのが今現在のアドバイスなのだが……。<br />
<br />
それはともかく、多くの人にとっての最適解は今のところプラグインハイブリッド車(PHEV)だろう。欧州勢にしたところで、いきなりBEVだけの車未来社会など描いてはいない。PHEVを含めての電動化コンセプトで、つい先だって発表されたメルセデス・ベンツの新型Cクラスなどは全グレードがPHEVだった。<br />
<br />
充電インフラが万全であるとは言えず、またバッテリーの能力に限界(重量面でも)がある今、燃料さえあれば電欠の心配もないプラグインハイブリッドシステム付き内燃機関こそが最も合理的なパワートレインだ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/04.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲三菱のフロントデザインコンセプト、ダイナミックシールドを採用し、スポーティな雰囲気を高めている</span></div>
<p>各社様々なPHEVをリリースするが、以前より国産勢の中で優れたシステムテクノロジーを提供してきたのは三菱だ。システム構成は、フロントに積んだ2.4Lの高効率アトキンソンサイクルエンジンに、前後アクスルに置かれた2機の高出力電気モーターと、フロア下に配された駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。<br />
<br />
近距離の日常領域をできる限りEV走行モードで賄う。最大65kmまでBEVとして使えるから、家で充電さえできるのであれば多くの人の日常生活においてガソリンスタンド要らず、が成立する。<br />
<br />
たまさか遠乗りをしてバッテリー残量が減ったとしても慌てることはない。エンジンを発電機として使用するシリーズ走行モードへ速やかに移行する。加速時や上り坂でも同様だ。さらに、高速走行時の追い越しなど、よりパワーが欲しいときにはエンジンとモーターが協力して駆動するパラレル走行モードへと自動的に変わる。プラグインだから、都合のいいタイミングで充電できるのであれば、すればいいし、しなくてもいい。<br />
<br />
三菱はガソリンエンジン+電動ユニットを伝統の4WD技術と組み合わせて車両を統合制御するという高度な技術を早々に実用化した。13年にアウトランダーへ搭載すると、世界で最も台数の売れたPHEVとなった。<br />
</p>
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<p>言ってみればこのPHEVシステムは、今の三菱にとって“伝家の宝刀”である。これを活用しない手はないということで、エクリプスクロスにもマイナーチェンジに併せて搭載されることに。<br />
<br />
もとよりスペシャリティクーペのようなルックスのSUVだったエクリプスクロス。マイナーチェンジでフロントデザインはさらにスタイリッシュになり、リアセクションに至ってはクーペフォルムをより強調するよう大胆に変更されていた。インテリアデザインだけはちょっと古めかしいままのテイストが残るが、いずれにしてもPHEV仕様が追加されたことも考えるとフルモデルチェンジ級である。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/05.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲フロントに82ps/137N・m、リアに95ps/195N・mのモーターを組み合わせるツインモーター4WD方式+ガソリンエンジンのハイブリッドシステムを採用</span></div>
<p>ツインモーター+S-AWCというプラグインハイブリッドシステムを得たエクリプスクロスの走りはどうか。<br />
<br />
非ハイブリッドモデルに比べて+300kgと聞いたが、それがまるで嘘のような加速フィールを見せた。右足を大きく踏み込まない限りはEVなわけだから、レスポンスよく、滑らかな加速をみせる。自然とできるだけエンジンをかけずに走ろうという気分になるほどだ。とはいえ、たとえ踏みすぎてエンジンをかけてしまったとしても、無粋なうなり音ひとつあげることがない。<br />
<br />
乗り心地にはクラスを超えた重厚感さえあって、動きの一つ一つがとても洗練されているように思えた。車体の重心が低く前後重量配分にも優れるためか、このクラスの他のSUVとは一線を画すライドフィールだった。<br />
<br />
そして、愉快だったのがエクリプスクロスで追加されたドライブモード、“ターマック”だ。ターマックとは舗装路のこと。ラリーの世界ではグラベル(未舗装)と対をなす単語でもある。とにかく、そんな形状のコーナーでもアクセルを踏み、ハンドルを切っていけば、面白いように曲がっていく。決してシャープすぎずニンブルすぎず、乗り手の思いどおりにグイグイ曲がっていく。しかも安定感も素晴らしい。夢中になってドライブするとSUVを駆っているということも忘れそうに。後輪の駆動を如実に感じるドライブフィールは、やはり楽しいものだ。<br />
<br />
グランドツーリングSUVといったキャラクターだったアウトランダーPHEVに比べて、エクリプスクロスの走りはよりスポーティな味付け。同じシステムを搭載しながら、走りのキャラはまるで違っている。<br />
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<p>エクリプスクロスPHEVのメリットがもうひとつある。それは給電と蓄電だ。最大出力1500WのACコンセントがあり、スマホの充電のみならずドライヤーだって使える。また、一般家庭の10日分に相当する蓄電能力も備わった。<br />
<br />
日常生活から万が一の非常事態まで、活躍の期待できる実用SUV。現状、多くの人にとっての最適解であろうPHEV、その中でも注目しておきたい1台だ。<br />
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<h4>▼検索条件</h4>
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<div class="author2019">文/西川 淳、写真/柳田由人</div>
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<p class="katagaki">自動車評論家</p>
<p class="writername">西川淳</p>
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<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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[description] => カーセンサーEDGE独自の視点から旬の国産車を紹介する本企画。第4回は以前より優れたハイブリッドのシステムテクノロジーを提供してきたこだわりの三菱。その“伝家の宝刀”を積んだスポーティSUV、エクリプスクロスを紹介する。
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<div class="taC w600_img"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/01.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ベーシックグレードのMに加え、AC電源などを備えるG、専用外観などをもつ上級グレードのPをラインナップする</span></div>
<p>世の中の、こだわりすぎ、コスト度外視、先進的、独創的すぎなモデルを紹介するEDGE’S Attention。<br />
<br />
そんなエッジィなモデルにEDGE編集部から「アテンション プリーズ!」。<br />
<br />
今回は少し趣向を変えて、多くの人が気になっているであろうプラグインハイブリッドモデルを紹介。国産勢の中で以前より優れたシステムテクノロジーを提供してきたこだわりの三菱、そのスポーティSUVを紹介する。<br />
</p>
<h3>“伝家の宝刀”をスタイリッシュなコンパクトSUVに搭載</h3>
<p>“自動車の電動化”に関する話題で世の中なんだかかしましい。のべつ幕なしに伝えられるニュースだけを聞いていると、バッテリーEV(BEV)時代がすぐにでもやってきそうだ。VWグループを筆頭に欧州勢のEV傾倒を見ていると、確かに内燃機関の車には乗ってられない気分になってくるのも分かる。その一方で、EVに興味はあるけれど航続距離の問題や充電インフラのことを考えるとどうしたものか、と二の足を踏むユーザーも多いはず。<br />
<br />
端的に言って、あと2回くらいの乗り替えでは「慌てることはない」し、環境が整っている(例えば、自宅に専用のガレージがある=充電設備が設置可能)とか、興味のある方からどうぞお好きにBEVを試してください、というのが今現在のアドバイスなのだが……。<br />
<br />
それはともかく、多くの人にとっての最適解は今のところプラグインハイブリッド車(PHEV)だろう。欧州勢にしたところで、いきなりBEVだけの車未来社会など描いてはいない。PHEVを含めての電動化コンセプトで、つい先だって発表されたメルセデス・ベンツの新型Cクラスなどは全グレードがPHEVだった。<br />
<br />
充電インフラが万全であるとは言えず、またバッテリーの能力に限界(重量面でも)がある今、燃料さえあれば電欠の心配もないプラグインハイブリッドシステム付き内燃機関こそが最も合理的なパワートレインだ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/04.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲三菱のフロントデザインコンセプト、ダイナミックシールドを採用し、スポーティな雰囲気を高めている</span></div>
<p>各社様々なPHEVをリリースするが、以前より国産勢の中で優れたシステムテクノロジーを提供してきたのは三菱だ。システム構成は、フロントに積んだ2.4Lの高効率アトキンソンサイクルエンジンに、前後アクスルに置かれた2機の高出力電気モーターと、フロア下に配された駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。<br />
<br />
近距離の日常領域をできる限りEV走行モードで賄う。最大65kmまでBEVとして使えるから、家で充電さえできるのであれば多くの人の日常生活においてガソリンスタンド要らず、が成立する。<br />
<br />
たまさか遠乗りをしてバッテリー残量が減ったとしても慌てることはない。エンジンを発電機として使用するシリーズ走行モードへ速やかに移行する。加速時や上り坂でも同様だ。さらに、高速走行時の追い越しなど、よりパワーが欲しいときにはエンジンとモーターが協力して駆動するパラレル走行モードへと自動的に変わる。プラグインだから、都合のいいタイミングで充電できるのであれば、すればいいし、しなくてもいい。<br />
<br />
三菱はガソリンエンジン+電動ユニットを伝統の4WD技術と組み合わせて車両を統合制御するという高度な技術を早々に実用化した。13年にアウトランダーへ搭載すると、世界で最も台数の売れたPHEVとなった。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/02.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲従来型で上下2分割だったリアウインドウは、流れるようなデザインのシングルガラスに変更された。クーペスタイルを強調するため、ルーフレールは標準装備からオプションへと変更された</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/03.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲駆動用バッテリーは13.8kWhで、EV航続距離65km。普通充電なら4.5時間で満充電、急速充電なら25分で80%まで充電することができる</span></div>
<p>言ってみればこのPHEVシステムは、今の三菱にとって“伝家の宝刀”である。これを活用しない手はないということで、エクリプスクロスにもマイナーチェンジに併せて搭載されることに。<br />
<br />
もとよりスペシャリティクーペのようなルックスのSUVだったエクリプスクロス。マイナーチェンジでフロントデザインはさらにスタイリッシュになり、リアセクションに至ってはクーペフォルムをより強調するよう大胆に変更されていた。インテリアデザインだけはちょっと古めかしいままのテイストが残るが、いずれにしてもPHEV仕様が追加されたことも考えるとフルモデルチェンジ級である。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/05.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲フロントに82ps/137N・m、リアに95ps/195N・mのモーターを組み合わせるツインモーター4WD方式+ガソリンエンジンのハイブリッドシステムを採用</span></div>
<p>ツインモーター+S-AWCというプラグインハイブリッドシステムを得たエクリプスクロスの走りはどうか。<br />
<br />
非ハイブリッドモデルに比べて+300kgと聞いたが、それがまるで嘘のような加速フィールを見せた。右足を大きく踏み込まない限りはEVなわけだから、レスポンスよく、滑らかな加速をみせる。自然とできるだけエンジンをかけずに走ろうという気分になるほどだ。とはいえ、たとえ踏みすぎてエンジンをかけてしまったとしても、無粋なうなり音ひとつあげることがない。<br />
<br />
乗り心地にはクラスを超えた重厚感さえあって、動きの一つ一つがとても洗練されているように思えた。車体の重心が低く前後重量配分にも優れるためか、このクラスの他のSUVとは一線を画すライドフィールだった。<br />
<br />
そして、愉快だったのがエクリプスクロスで追加されたドライブモード、“ターマック”だ。ターマックとは舗装路のこと。ラリーの世界ではグラベル(未舗装)と対をなす単語でもある。とにかく、そんな形状のコーナーでもアクセルを踏み、ハンドルを切っていけば、面白いように曲がっていく。決してシャープすぎずニンブルすぎず、乗り手の思いどおりにグイグイ曲がっていく。しかも安定感も素晴らしい。夢中になってドライブするとSUVを駆っているということも忘れそうに。後輪の駆動を如実に感じるドライブフィールは、やはり楽しいものだ。<br />
<br />
グランドツーリングSUVといったキャラクターだったアウトランダーPHEVに比べて、エクリプスクロスの走りはよりスポーティな味付け。同じシステムを搭載しながら、走りのキャラはまるで違っている。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/06.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲回生ブレーキの強さを選択できるパドル式セレクターをステアリングに装備。上級グレードのPにはスマホ連携ナビゲーションやヘッドアップディスプレイが備わる</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/07.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ブラックとライトグレーのレザーシートもオプションで用意。ベーシックなM以外には、スエード調素材と合皮のコンビシートを標準採用</span></div>
<p>エクリプスクロスPHEVのメリットがもうひとつある。それは給電と蓄電だ。最大出力1500WのACコンセントがあり、スマホの充電のみならずドライヤーだって使える。また、一般家庭の10日分に相当する蓄電能力も備わった。<br />
<br />
日常生活から万が一の非常事態まで、活躍の期待できる実用SUV。現状、多くの人にとっての最適解であろうPHEV、その中でも注目しておきたい1台だ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/08.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲車内の100V AC電源(最大1500W)から電化製品への電力供給が可能となる。また、急速充電口からV2H機器と接続することで、家庭用蓄電池として使用可能</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 エクリプスクロス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65751/09.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ラゲージは最大幅1260mmとなり、ゴルフバッグ3個を積載可能とした。床下には工具などを収納できる、アンダーボックスが備わる</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=MI_S115&GRDKC=MI_S115_F001_K015*MI_S115_F001_K014*MI_S115_F001_K016" target="_blank">三菱 エクリプスクロスPHEVの中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
三菱 エクリプスクロスPHEV × 全国</div>
<div class="author2019">文/西川 淳、写真/柳田由人</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<p class="katagaki">自動車評論家</p>
<p class="writername">西川淳</p>
</div>
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<p>大学で機械工学を学んだ後、リクルートに入社。カーセンサー関東版副編集長を経てフリーランスへ。現在は京都を本拠に、車趣味を追求し続ける自動車評論家。カーセンサーEDGEにも多くの寄稿がある。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_3132/">この人の記事を読む</a></p>
</div>
</div>
</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/catalog/mitsubishi/eclipse_cross/" target="_blank">三菱 エクリプスクロスのカタログを見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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[title] => 12.7Lエンジン搭載というブガッティならではの威厳と壮大さを物語る1台【INDUSTRY EDGE】
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[description] => 感性を震わす多くのスーパーカーを作る会社も、もちろん山あり谷ありのドラマティックな道を歩んできた。買収、経営者交代、資金不足、リコール問題。そして、現在も絶え間なく状況は変わり続けている。まさに、波乱万丈なスーパーカーメーカーを自動車ライター古賀貴司氏が分析。今回は100年ほどさかのぼって1927年。歴史の波に飲まれながらも最高級を再定義させたブガッティついて、名車であるタイプ41とともに解説
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<p>感性を震わす多くのスーパーカーを作る会社も、もちろん山あり谷ありのドラマチックな道を歩んできた。買収、経営者交代、資金不足、リコール問題。そして、現在も絶え間なく状況は変わり続けている。まさに、波乱万丈なスーパーカーメーカーを自動車ライター古賀貴司が分析。<br /><br />
今回は歴史を100年ほどさかのぼった1927年。時代の波にのまれながらも最高級を再定義させたブガッティについて、名車であるタイプ41とともに解説する。<br />
</p>
<h3>何から何までビッグスケールの大物</h3>
<p>ブガッティ・タイプ41、通称ロワイヤルは1927年から1933年まで製造された超大型高級車で、全長は6.4m、ホイールベースは4.3mというビッグサイズを誇った。車両重量は3.2t弱と心配になるくらいの巨漢ぶりだったが、それに見合うだけの大排気量エンジンを搭載していた。<br />
<br />なんでも当時、とあるイギリス人女性にロールスロイス車とブガッティ車を比較され低評価を受けたことが、エットーレ・ブガッティによるタイプ41開発のキッカケだった、といわれている。つまりはタイプ41で「世界一」を目指した、と言っても過言ではない。<br />
<br />当時の普通乗用車として尋常じゃないボディサイズには、なんと航空機エンジンがベースの12.7L(!)直8エンジンが搭載された。組み合わせられたのは3速MTだが、最高出力は300psがうたわれており、最高速度は200㎞/hに達したそうだ。なお、エンジンオイルは23L、クーラントは43Lを要し、ガソリンタンクは容量200Lだというからすさまじい。<br />
<br />94年前に誰がこんな車に乗るのやら、とお思いかもしれないが通称の「ロワイヤル」とあるように王族がターゲットだった。限定25台と富裕層の心をくすぐるマーケティングだったが結局、生産されたのはわずか7台。そのうち1台は大破したが、6台は現存している。1台はエットーレ・ブガッティの愛車として、3台はかろうじて売れ、2台は売れ残りブガッティ家が保管していた。<br />
<br />1929年の世界大恐慌、1939年の第二次世界大戦の勃発などもあり、タイプ41は商売的には失敗であった。初めて納車されたのが生産開始より約5年後の1932年のことだった、と聞くだけでいかに苦戦したかが想像できる。また、戦争による略奪行為からタイプ41を守るため、ブガッティ家にあった在庫車両2台を含む3台は“隠し壁”の中で保管された他、現在VWグループが所有する1台は過去に下水道に隠された、という面白い歴史をもつ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img"><img alt="ブガッティ タイプ41" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65759/001.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲製造された7台はすべて特注ハンドメイド。さらに車内の快適性とハンドリング性能のため、後輪軸の前にギアボックスを配置した。完璧主義のエットーレ・ブガッティがもつ車へのこだわりは、現代のブガッティにも深く根付いている</span></div>
<p>クラシックカー相場の高騰といえば、真っ先に思浮かべるのがフェラーリ 250GTOかもしれないが、実はこのタイプ41は第二次世界大戦終了以前の車両としては最高金額を樹立しているそうだ。Classic.com Journalによると、アメリカの自動車博物館「ブラックホーク・コレクション」が所有していたタイプ41が、最近売却されたという話題を取り上げている。具体的な金額は明らかにされていないが、2018年にアメリカ・ペブルビーチで落札された2200万ドルのデューセンバーグSSJロードスターを“はるかに上回る”金額で個人間売買されたそうだ。<br />
<br />同博物館の共同オーナーであるドン・ウィリアムズ氏は、クラシックカーの所有について面白いことを同誌に打ち明けている。それは、実は「所有」しているというよりも、一時的に“面倒を見る”機会を得ているのだ、と。そして、たまにクラシックカーを自らの運転で楽しむという褒美に恵まれ、新たな友情が芽生えることもある、とも語っていた。<br />
<br />クラシックカーは取引価格の上昇ぶりがハイライトされがちだが、一時的な管理人という視点は面白い。オーナー自らの手で走らせることができる、という点においては展示するだけの美術品よりもご褒美の度合いが高いかも?<br />
<br />なお、タイプ41が商売的には失敗であった旨、記載したが・・・、ブガッティ社としては実はそうでもなかった。というのも、残ったエンジンを改造(2000rpmで200psという出力)して、フランス国鉄(、現在はSNCF)のために汽車を製造。1933年、初期のテスト段階で最高時速172㎞/hに達し、フランスにおける高速鉄道の幕開けとなった。<br />
<br />動力車両は路線に応じてスペックが異なり、タイプ41ベースの巨大エンジンを2基、もしくは4基搭載。1935年から1958年にかけて79両の動力車が作られたというので、その分のエンジンが販売された、というわけだ。<br />
<br />この大排気量エンジンによる圧倒的なスピードはブガッティの真骨頂とも言える。現在のモデルにも共通する速さと上質さの追求は、他ブランドでは感じることのできない魅力を生み出しているのだ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img"><img alt="ブガッティ タイプ41" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65759/002.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ボンネット先端には「立ち上がる象」がマスコットとして設置されている。これは彫刻家であるエットーレ・ブガッティの弟レンブラント・ブガッティがデザインしたものだ。また、ラジエターキャップとしての役割も果たしている</span></div>
<p> </p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&BRDC=BG" target="_blank">ブガッティの中古車一覧はこちら</a></div>
</div>
<div class="author2019">文/古賀貴司(自動車王国)、写真/ブガッティ</div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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[title] => 絶版クラシックモデルが今でも現役、オーバークオリティで時代を先導するセダンの最高峰 メルセデス・ベンツ Sクラス【Back to Sedan】
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<div class="taC w600_img"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/000.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲車好きにとっての終着点。それがセダン。最もオーソドックスなスタイルにして、最もバリエーションが豊富なセダンの中から名車たちを紹介。今回はABSや助手席エアバッグなどを世界で初めて採用した歴史をもつなど、世界トップクラスの先進性と安全性を兼ね備えるラグジュアリーセダン、メルセデス・ベンツ Sクラスを取り上げる</span></div>
<h3>絶版モデルでさえいまでも選べるレアなロングセラーモデル</h3>
<p>2021年1月、7世代目となる新型メルセデス・ベンツ Sクラスが発表された。メルセデスのフラッグシップモデルであるSクラスのルーツは、1950年代のモデルにまでさかのぼるというが、正式にSクラスと名付けられたのは、1972年に登場したW116型だ。ちなみに、SはSuperの略といわれている。<br />
<br />メルセデス・ベンツがすごいのは、この初代Sクラス以前のフラッグシップモデル、通称フィンテール(日本ではハネベン)と呼ばれるW111型や、モータースポーツで活躍した300SEL AMG 6.8のベースとなったW109型などがいまも中古車市場に流通していること。<br />
<br />メルセデス・ベンツは1952年、当時ヤナセの子会社であったウエスタン自動車によって日本への輸入が始まっているが、ヤナセとウエスタン自動車、両社の充実したサービス体制によって、導入開始から約70年が経過したいまも、こうしたヘリテージモデルが現在へと大切に受け継がれているのだ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W111" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/001.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲Sクラスの前身であるフィンテールことW111型。特徴的なリアのフィンテールは当時のアメ車に影響されたもの</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W116" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/002.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲初めてSクラスという名前が付いたW116型。2.8L直6や4.5L V8だけでなく当時最大級の6.9L V8エンジンを搭載し、乗客保護の装備も多数用意されていた</span></div>
<h3>現代でも通用する確かな品質、12年間製造された王道モデル</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W126" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/003.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲高価化も高品質をアピールした王道モデル。Sクラス史上最も累計販売数が多いモデルであり、当時日本ではバブル期だったこともあって、年式の割に流通量は比較的豊富</span></div>
<p>1980年には、2世代目となるW126型がデビュー。標準ボディのSE、ロングボディのSEL、またクーペ仕様などもあった。1991年まで長期にわたって生産されていたことと、当時の日本がバブル経済真っただ中ということもあって、5.6L V8エンジンを搭載した上位グレードである560SELなどが人気を博した。大事にされてきた車両が多く、いまでも比較的安価に程度のいいものが見つかる。<br />
</p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F001" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W126型の中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
メルセデス・ベンツ Sクラス(1980~1991年) × 全国</div>
<h3>熟成されたスクエアデザインをもつ、最後の"オーバースペック"モデル</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W140" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/004.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ダブルウィッシュボーンサスや車高調整機能などを備えるW140型。V12エンジンを搭載したモデル600SELをラインナップするなど、最後のオーバースペックモデルといわれている</span></div>
<p>1991年に登場した、3世代目となるW140型はきゃしゃだったW126から一転、大きく重く重厚なボディスタイルとなった。この世代よりV12エンジン搭載モデルもラインアップに加わった。中古車市場では100万円台の予算でも程度のいいものが見つかる。<br />
</p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F002" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W140型の中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
メルセデス・ベンツ Sクラス(1991~1998年) × 全国</div>
<h3>丸みを帯びてサイズダウン、エレガント系準レトロモデル</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W220" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/005.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲先代W126型からボディサイズは絞ったものの、居住空間の広さは大幅に向上したのがW220型。また、Sクラス初となる4MATIC(四輪駆動システム)が採用されたモデルでもある</span></div>
<p>1998年には、4世代目のW220型にモデルチェンジ。先代からはひと回り小さく、エクステリアの威圧感を抑えたエレガントなデザインとなった。後期型では、当時世界初となる7速ATを搭載している。この世代の中古車は流通量も多く、100万円以下のものも多数。ただし、エクステリアなどを改造した物件も多く、程度の見極めには注意を。<br />
</p>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F003" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W220型の中古車を探す</a></div>
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メルセデス・ベンツ Sクラス(1998~2005年) × 全国</div>
<h3>巧みな曲線デザインでSクラスらしい優雅さを磨き上げたモデル</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W221" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/006.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲メルセデス・ベンツで初めて衝突回避ブレーキを含むプレセーフ概念を取り入れたW221型。コラムシフトやコマンドシステムを搭載するなど一気に近代化したモデルとも言える</span></div>
<p>2005年、5世代目のW221型へとモデルチェンジ。ボディサイズは再び拡大され、抑揚のあるデザインとなった。この世代の中古車も100万円台で多く見つかるが、W220型と同様にエクステリアに手を加えられた物件が多く流通している。250万円くらいの予算があれば、後期型フルノーマルの程度良好なものも見つかる。<br />
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F004" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W221型の中古車を探す</a></div>
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メルセデス・ベンツ Sクラス(2005~2013年) × 全国</div>
<h3>先鋭ルックスにハイブリット仕様と、一気に現代化した先代モデル</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W222" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/007.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲全車LEDのヘッドライトを装備。また、ステレオカメラで路面状況を認識し、サスペンションの減衰力を自動調節するマジックボディコントロールを新たに採用</span></div>
<p>2013年には、6世代目のW222型がデビュー。この代よりヘッドライトがLEDになった。また、3.5L V6+モーターの「S400ハイブリッド」、2015年には、2.2L 直4ディーゼル+モーターの「S300h」とハイブリッドモデルの国内導入が開始されている。この日本市場初のディーゼルハイブリッド車は、小排気量ながら500N・mものトルクを発揮。モーターのアシストもあってSクラスらしくスムーズな走りを実現するとともに、燃費は20.7km/L(JC08モード)を達成している。<br />
<br />2017年8月以降の後期型では、最新の9速ATが搭載され、さらにエネルギー効率を高められた。中古車市場では4.7L V8を搭載したS550とS400ハイブリッドが豊富。S300hは走行距離が多めの物件率が高いので、整備履歴のはっきりしたものを選びたい。<br />
</p>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F005" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W222型の中古車を探す</a></div>
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メルセデス・ベンツ Sクラス(2013~2020年) × 全国</div>
<p>Sクラスは、いつの時代もその時点における最新の技術を採用してくる、世界の高級車の指標となるモデルだ。中古車であってもそのすごさは健在。Sクラスがもつ高級感という本来の性能を味わうためには、品質状態にこだわった物件選びをしたい。<br />
</p>
<h3>必見!2021年発売の最新モデルが早くも中古市場に</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Sクラス W223" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_65797/008.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲今年発売した最新のSクラスには、個人を識別する指紋認証やAI音声操作を可能とした最新のMBUXシステムを搭載。また、全車に4MATICと後輪操舵を採用することで小回りと走りを格段に向上させている</span></div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S019&FMCC=ME_S019_F006" target="_blank">メルセデス・ベンツ Sクラス W223型の中古車を探す</a></div>
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メルセデス・ベンツ Sクラス(2021年~)× 全国</div>
<div class="author2019">文/藤野太一、写真/ダイムラー</div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
</ul>
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