【車選びのヒントを探るインタビュー】KEVINは「気軽に非日常を手に入れる」
2020/03/05
車を買ったときは、ドキドキやワクワクでテンションが上がるけれど、その後、その気持ちが徐々に下がってしまうなんて経験はないだろうか。
その原因は、車の選び方にあるのかも。
「車はただの移動手段だから」と、どこか割り切った気持ちで無難なチョイスをするのではなく、「その移動の時間でワクワクした気持ちになれるか」という視点で車選びをすれば、きっと購入後の満足度は長続きする。
そこでそういったモノや車の選び方について、移動の時間も目いっぱい楽しむというKEVINさんにインタビュー。
購入後の満足度が続く車選びのヒントが満載です。
KEVIN
アメリカ・サンフランシスコ出身。2008年に韓国アイドルグループU-KISSとしてデビュー。メインボーカルを担当し、その歌唱力と愛嬌のあるキャラクターで人気を博し、個人のTwitterフォロワー数は130万人を超える。2017年にU-KISSを卒業。2018年から本格的にソロ活動をスタートさせ、2019年は日本全国4都市8公演の自身初のファーストツアーを無事に完遂した。
インタビュアー
カーセンサー編集部 今泉翔太
高い買い物ほど失敗したくないという思いから、性能などのスペックだけを見て買うものを選びがち。気づけば「フツー」のモノに囲まれた生活をしており、ちょっとモヤっとした日々を過ごす。次に買う車は尖ったものにしようと画策中。
仕事と遊びのバランスが大事
日本だけでなく海外での活動も多いですが、移動が大変じゃないですか?
普通の人より、移動している時間はかなり多いと思います(笑)。でも大変ではないですね。飛行機だったら映画を見たり、車の移動中にはファンの人へのメッセージを作ったりしてエンジョイしています。
時間の使い方が上手なんですね。あまり多くはないと思いますがオフの時間は何をしていることが多いですか?
確かに、定期的に決まったお休みみたいなのはあまりないかも。だからイベントや撮影の合間の時間に、ちょっと足を延ばして出かけることが多いです。アメリカには“Work hard, play hard.”という言葉があって、それを大事にしています。仕事も遊びもどちらも全力でという意味で、どっちに傾いてもダメですね。
バランスが大事?
そうです。仕事だけでも疲れちゃうし、遊びに傾くとだらけてしまう。だから忙しいときこそ、休みの時間を大切にしています。
具体的にはどんなことをして過ごすんですか?
オフの使い方で最も好きなのは、アウトドアに繰り出すこと。僕が生まれ育ったカリフォルニアには、ヨセミテ国立公園やタホ湖といった素晴らしい自然があって、小さい頃家族で出かけていました。
いいですよね。特に都市部で生活をしていると、そんな非日常の時間がとってもリフレッシュになる。
小さい頃の記憶があるからか、自然の中に身を置くととても懐かしい感じがしてリラックスできますね。
気軽にアウトドアを楽しむのがKEVIN流
でも、キャンプや旅行は時間がかかるし、準備も大変じゃないですか?
確かに本格的にやろうと思うとハードルが上がっちゃいますね。でも仕事の合間に半日でも時間があれば、気軽に自然の多い公園へ出かけたり、近くの観光地にフラッと行くなんて簡単にできちゃいます。数時間もあれば思い切りリフレッシュできますよ。
気分転換したいのに、道具を揃えたり予定をカッチリ決めて準備をすると、なんだかそれだけで疲れちゃいますもんね。
そう、気軽さが大事です。肩の力を抜いて気ままにというのがポイントです。
手軽に自然を感じられる車を相棒にしたい
今回撮影に繰り出したのは都内のバーベキュー場。都心から30分くらいの場所ですが、まさにこんな場所で楽しむことが多い?
そうですね。どんな都会にだってちょっと移動すれば、必ず自然を感じられる場所がある。そこでちょっとしたたき火なんかすると楽しいですよね。例えばフランクフルトとかコーヒーって、コンビニやスーパーなどどこでも簡単に手に入るけど、それをこうやって外に持ち出しただけで全然味が変わって、とても幸せに感じます。不思議!
確かにそうですね。じゃあ、車に求めるものは気軽に出かけられることですか?
そうですね。例えばデリカ D:5みたいに、荷物を積んでおけて、ちょっとした悪路も行けちゃう。気ままに人を誘ってもたくさん乗れますし、そういう気軽さを大事にしたい。
レンタカーではオープンカーを選ぶこともあるとか?
そうですね。屋根が開けば、それだけで自然を感じられる。移動の時間もワクワクしたいから、オープンカーも好きです。
「楽しむ」という視点で、時間の使い方や車選びなどをしてみると、普段の生活が華やいだものになりそうですね。
どんなものにワクワクできるのか。そう考えて車も選んでみてください。
~KEVINさんをワクワクさせてくれたイチオシの1台~
三菱 デリカ:5(現行型)
日常で家族を乗せるミニバンが、そのまま冒険道具になる。
デリカD:5は他に類を見ないキャラクターで、アクティブなユーザーに支持されている。
3列目を跳ね上げた広いラゲージに、普段から人数分のキャンプ道具を積んでおけば、家族や友人との時間ができたときにサッと出かけられる。
めざすフィールドに荒れた道があっても、この車なら不安を感じることはない。
高いロードクリアランスと4WDの走破性は、乗員すべての心に余裕をもたらす。
身近なショートトリップにもデリカD:5は威力を発揮する。
あらゆるシーンを想定した小物を積んでおけばいいのだから。スマートに遊べた日は、気持ちいいはずだ。
三菱 デリカD:5以外でドライバーをワクワクさせてくれる車3選
KEVINさんのショートトリップの相棒になったデリカD:5の他にも、移動を楽しくさせてくれるモデルを紹介。
さあ、あなたはどの車でワクワクする?
■ホンダ S660(現行型)
アメリカ西海岸では昔からオープンカーが人気だ。
雨が少ないからだが、冬の昼間が短い高緯度の欧州でも、オープンカーは憧れの的。
少しでも日差しを浴びていたいという欲求が強いのだ。
日本の真夏でそれをやるのは健康上危険だが、今の季節なら問題なし。
S660は直上の屋根だけが開く形状なので、冷たい風に巻き込まれにくく、積極的にオープン走行に臨める。
レーシングカーに多く見られる、キャビン後方にエンジンを設置したミッドシップレイアウトは、峠道でより輝く。
カーブを攻める快感は、身を、心を熱くし、非日常へと誘う。
ゴーカートのような爽快感を、手頃な軽自動車で楽しめる贅沢を知ろう。
■スバル レヴォーグ(現行型)
ステーションワゴンは主にセダンから派生したボディタイプで、中にはクーペタイプのGTを元に大きなラゲージを付けた、シューティングブレークというものもある。
いずれにしろ、プラスアルファの価値を追求したものだが、レヴォーグはそもそもワゴン専用として開発された車。
だから設計上の無理がなく、スタイリングもスポーツカーのようにかっこよさ重視のデザインになっている。
積載能力とスポーツ性は相反する条件であり、両方を兼ね備えたレヴォーグは貴重な存在なのだ。
卓越した運動性能は、ショートトリップの移動を楽しみに変える。
いつもの移動時間が短く感じられること請け合いだ。
■マツダ CX-5(初代)
車体の大きく重いSUVは、燃料を多く消費しがちだ。
その点、CX-5は運転席からの四方の見切りに優れ、取り回しがしやすい。
そして低速(低回転)での力強さと低燃費を誇るディーゼルエンジンのモデルなら、燃料代も抑えられる。
ショートトリップどころかロングトリップにも行きたくなるCX-5は、SUVビギナーにも優しいオールラウンダーなのである。
Information
■配信
dTVチャンネル 「男前ソンモ★KEVIN王子様」
3月配信決定!!
3月11日(水)21:30~
3月25日(水)21:30~
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