2シーターで心とルーフを解き放て
カテゴリー: クルマ
タグ: EDGEが効いている / EDGE SELECTION
2015/04/22
▲2003年から2008年の間に発売された初代Z4。現行Z4はメタル製ルーフを採用しているので、軽快なソフトトップを望む方は断然コチラがオススメです
ドライビングプレジャーを追求したくなる探求者へ
マツダ ロードスターやホンダ S660など、にわかにオープン2シーターがにぎやかになってきました。S660の価格は198万円からというのですから、もう軽自動車の概念の中で検討する車ではありませんね。たまたま軽自動車の枠だった……くらいのものです。もちろん、この予算で世界中を見渡せば、オープン2シーターの選択肢ってかなりあるのですよ。
トップバッターはBMWの初代Z4。この車はコンサバ仕立て。オープン2シーターはそもそも風を感じながらスポーツドライブを楽しむものですが、そのスポーツドライブの部分を古典的ともいえる手法で濃い目の味としているのです。具体的には長いエンジンフードと後輪に近いドライバーのヒップポイント。後輪の滑り具合をお尻で感じながら長いフードの向こうに続くワインディングロードを追いかければ、それだけで悦楽の領域までトリップできてしまう構成です。中古車平均価格は約125万円(原稿執筆時)。いかにもBMWらしい直6エンジン搭載モデルも完全に射程距離に入っております。
▲アクセルワークで巧みにテールスライドをコントロールできるZ4。アクセルは第二のステアリングであると思わされます
1台でオープンカーとクーペが同時に手に入る
お次はメルセデスベンツの2代目SLK。SLKに乗って思うのは同じオープン2シーターといっても、これほどまでメーカーによってキャラクターが異なるのか……ということ。ヒラリヒラリと軽快なイメージのあるオープンカーの中にあって、SLKはどちらかといえばドッシリと重厚。目をつむって運転することなどありませんが、仮に目をつむって運転したとしたらクーペかと思えてしまうガッシリ感と包まれ感があります。
実際、バリオルーフと呼ばれるハードトップを閉めてしまえば見た目もクーペ。V6エンジンや直4ターボのトルクフルな駆動力と、上質な内装の組み合わせは高級スポーツカーを手に入れた満足感があります。中古車平均価格は約190万円(原稿執筆時)。お得感強し!
▲2004年から2011年まで発売されていた2代目。フロントグリルにある大きめのスリーポインテッドスターを含め、デザインの主張にも個性を感じさせます
▲バリオルーフを閉めると、もはやクーペ。言わなければオープンカーであることさえ気づかれないかもしれません
そのまま博物館入りできそうなモダンなエクステリア
そして2代目アウディ TTロードスター。Z4やSLKと根本的に違うのは前輪駆動であること。コーナーリング中のアクセルオフで旋回方向に急激に切れ込むタックインなど生かすべきドライビングのセオリーは異なるといった話はひとまず別にして、ボディ構造にアルミを多用して軽量化を徹底。フロントエンジンフロントドライブなのは小型軽量を追求する設計思想とマッチしています。コンセプトが一貫しているのですね。
オープンボディながらも剛性の高さが十二分に確保されており、ドライブフィールはアウディらしく上質なものとなっています。中古車平均価格は約245万円(原稿執筆時)と今回紹介する3台の中ではやや高めです。
オープン2シーターと聞けば、セカンドカーならね……と考えられる方も多いことでしょう。しかし振り返ってみれば、たまにしか後部座席を使わないという方も少なくありません。ここらで魂を解放して、いつかは乗りたいと思っていた車に乗ってみてはいかがでしょう。
▲2007年から導入されたアウディ TTのロードスター版。そのままミュージアムに置けそうな、モダンなフォルムが美しいですね
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- Car:BMW Z4&メルセデス・ベンツ SLK&アウディ TTロードスター
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