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マックィーンも愛した華麗なるサルーン ’71 ROLLS-ROYCE CORNICHE SALOONCOUPE
マックィーンも愛した華麗なるサルーン ’71 ROLLS-ROYCE CORNICHE SALOONCOUPE
2015/02/03
//ABテストロジック
※徳大寺有恒氏は2014年11月7日に他界されました。日本の自動車業界へ多大な貢献をされた氏の功績を記録し、その知見を後世に伝えるべく、この記事は、約5年にわたり氏に監修いただいた連載「VINTAGE EDGE」をWEB用に再構成し掲載したものです。
▲シルバーシャドウに用意されたサルーンクーペとコンバーチブルモデルを改良し、1971年から発売されたのがこのコーニッシュである。写真のサルーンクーペは1981年、コンバーチブルは1995年まで製造され続けた。製造はマリナー/パークウォード、当時の価格は1万2900ポンド(日本円にして4000万円以上)。最高級のコノリーレザーを使ったシート、もはや芸術品とも呼べるウッドパネルや装飾パーツを多数採用し、購入する「特別な人々」を満足させる豪華な作りが最大の特徴である
マックィーンも愛した 華麗なるサルーン
松本 巨匠、本日は特集がグランツーリスモということで、弩級のモデルをじっくりと拝見させていただくことになっております。
徳大寺 君の好みは僕とよく似てるし、我々が行くお店の大半は少数精鋭のモデルが並ぶお店ばかりだから、何となく想像はつくよ。それでなんだモノは。
松本 映画「華麗なる賭け」でお馴染みの1台ですよ。
徳大寺 あれか。あれはカッコイイな(笑)。なかでもフェラーリのNARTスパイダーは飛び切りだ。あのフェンダーに腰掛けてオペラグラス片手に、ポロをしているスティーブ・マックィーンの姿を見つめるフェイ・ダナウェイはいかしてたよな。とすると、もう1台出てくる方が今回のモデルだね。
松本 はい、ロールスの方ですね。
徳大寺 あのロールスの2ドアサルーンはカッコイイよ。2台ともマックィーンの個人的な車だからね。多少オーバーな演出でもOKが出ていたんだろうな。
松本 さすがですね。“コーニッシュ”と言わないところが巨匠の造詣の深さを感じます。あの映画は1968年の公開ですが、コーニッシュというモデルは正式には1971年からですから、それまでは注文に応じて作るカタチをとっていたんでしょうね。フルハンドメイドで1台あたりの作業期間が4ヵ月といわれたそうですよ。ですから映画に登場する2ドアサルーンはマックィーンが予めオーダーをした1台になるわけです。早い話が個人所有以外は考えられないモデルということですね。
徳大寺 そうなんだな。知る人ぞ知るエッセンスが詰め込まれているんだ。あの映画はとにかく趣味がイイ。たしか、僕が初めに知ったのもサルーンだったはずだよ。この優雅なコーチワークはロンドンのマリナー/パークウォードだからね。僕も4年間ほど所有していたよ。
松本 所有していたというのがすごいですよ。名だたるサルーンは巨匠に聞けば、当時の背景も含めて聞けるところが素晴らしいです。
世界の技術者集団が世に送り出した名車
徳大寺 今日見に行くのは何年式だい?
松本 コーニッシュという名前がついた初期のモデルですから1971年になります。2ドアサルーンも、今回のコーニッシュも、1965年に登場したシルバーシャドウのモノコックボディを2ドアにしたモデルなんです。ですからホイールベースは4ドアと同じ3mはあるわけです。
徳大寺 だけどシルバーシャドウはロングホイールベース版もあるんだよ。それと今回のコーニッシュもそうなんだけど、架装したマリナー/パークウォードの2ドアサルーンは、ルーフが若干シルバーシャドウよりも低くAピラーも寝かせてあるんじゃなかったかな。
松本 なるほど。当時絶頂を極めたマックィーンが購入したわけですが、彼のセンスの良さが光りますよね。ドロップヘッドクーペ(DHC)ではなくフィックスドヘッドクーぺ(FHC)をあえて選んでいるところが。表面的ではない本物を知るオトコという感じがします。
徳大寺 君の言うDHC、すなわちコンバーチブルもイイけど、FHCは本物のお金持ちの雰囲気をもっている。だってオープンが欲しいなら他のメーカーのDHCを購入すればいいわけだからね。実際マックィーンはオープンカーも複数所有していたしな。
松本 映画に登場したNARTスパイダーやバギーもその一部でしょうね。
徳大寺 おー、見覚えのある風景になってきたな。あの大きな白いテントの倉庫がお店じゃなかったか?
松本 よく覚えてますね。着きました、アリババの巣窟、ヴィンテージ湘南さんです(笑)。
徳大寺 おーここだな。サンゴロ(356)のプリAもあるな~。本当にここは興味深いモデルが多い。コーニッシュもいいな。4年も乗っていたからそう珍しくはないけど懐かしい。これはコーニッシュの古いタイプだろう。
松本 これはコーニッシュの最初期モデルです。コノリーレザーも最高級なんでしょうね。触っておかないと。
徳大寺 この当時のロールスは優雅で品格の高さが際立ってるな。しかもそれなりの心得を持った人が扱う車なんだ。ロールスの場合、前オーナーはとんでもないすごい人だったなんていう話はよくあるからね。君も早いところ購入したほうがイイぞ。
【SPECIFICATIONS】
■全長×全幅×全高:5169×1829×1492(mm)
■車両重量:1020kg ■エンジン種類:V8 OHV ■総排気量:6700cc
【ヴィンテージ湘南】
■所在地:神奈川県横浜市瀬谷区南台1-3-2 横浜サウスプラザ三ツ境
■定休日:不定休
■営業時間:10:00~19:00
■tel:045-300-3750
【関連リンク】
text/松本英雄
photo/岡村昌宏
※カーセンサーEDGE 2014年9月号(2014年7月26日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
マックィーンも愛した華麗なるサルーン ’71 ROLLS-ROYCE CORNICHE SALOONCOUPE/旬ネタ
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<p>
<b>松本</b> 巨匠、本日は特集がグランツーリスモということで、弩級のモデルをじっくりと拝見させていただくことになっております。<br />
<b>徳大寺</b> 君の好みは僕とよく似てるし、我々が行くお店の大半は少数精鋭のモデルが並ぶお店ばかりだから、何となく想像はつくよ。それでなんだモノは。<br />
<b>松本</b> 映画「華麗なる賭け」でお馴染みの1台ですよ。<br />
<b>徳大寺</b> あれか。あれはカッコイイな(笑)。なかでもフェラーリのNARTスパイダーは飛び切りだ。あのフェンダーに腰掛けてオペラグラス片手に、ポロをしているスティーブ・マックィーンの姿を見つめるフェイ・ダナウェイはいかしてたよな。とすると、もう1台出てくる方が今回のモデルだね。<br />
<b>松本</b> はい、ロールスの方ですね。<br />
<b>徳大寺</b> あのロールスの2ドアサルーンはカッコイイよ。2台ともマックィーンの個人的な車だからね。多少オーバーな演出でもOKが出ていたんだろうな。<br />
<b>松本</b> さすがですね。“コーニッシュ”と言わないところが巨匠の造詣の深さを感じます。あの映画は1968年の公開ですが、コーニッシュというモデルは正式には1971年からですから、それまでは注文に応じて作るカタチをとっていたんでしょうね。フルハンドメイドで1台あたりの作業期間が4ヵ月といわれたそうですよ。ですから映画に登場する2ドアサルーンはマックィーンが予めオーダーをした1台になるわけです。早い話が個人所有以外は考えられないモデルということですね。<br />
<b>徳大寺</b> そうなんだな。知る人ぞ知るエッセンスが詰め込まれているんだ。あの映画はとにかく趣味がイイ。たしか、僕が初めに知ったのもサルーンだったはずだよ。この優雅なコーチワークはロンドンのマリナー/パークウォードだからね。僕も4年間ほど所有していたよ。<br />
<b>松本</b> 所有していたというのがすごいですよ。名だたるサルーンは巨匠に聞けば、当時の背景も含めて聞けるところが素晴らしいです。
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<h3>世界の技術者集団が世に送り出した名車</h3>
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<b>徳大寺</b> 今日見に行くのは何年式だい?<br />
<b>松本</b> コーニッシュという名前がついた初期のモデルですから1971年になります。2ドアサルーンも、今回のコーニッシュも、1965年に登場したシルバーシャドウのモノコックボディを2ドアにしたモデルなんです。ですからホイールベースは4ドアと同じ3mはあるわけです。<br />
<b>徳大寺</b> だけどシルバーシャドウはロングホイールベース版もあるんだよ。それと今回のコーニッシュもそうなんだけど、架装したマリナー/パークウォードの2ドアサルーンは、ルーフが若干シルバーシャドウよりも低くAピラーも寝かせてあるんじゃなかったかな。<br />
<b>松本</b> なるほど。当時絶頂を極めたマックィーンが購入したわけですが、彼のセンスの良さが光りますよね。ドロップヘッドクーペ(DHC)ではなくフィックスドヘッドクーぺ(FHC)をあえて選んでいるところが。表面的ではない本物を知るオトコという感じがします。<br />
<b>徳大寺</b> 君の言うDHC、すなわちコンバーチブルもイイけど、FHCは本物のお金持ちの雰囲気をもっている。だってオープンが欲しいなら他のメーカーのDHCを購入すればいいわけだからね。実際マックィーンはオープンカーも複数所有していたしな。<br />
<b>松本</b> 映画に登場したNARTスパイダーやバギーもその一部でしょうね。<br />
<b>徳大寺</b> おー、見覚えのある風景になってきたな。あの大きな白いテントの倉庫がお店じゃなかったか?<br />
<b>松本</b> よく覚えてますね。着きました、アリババの巣窟、ヴィンテージ湘南さんです(笑)。<br />
<b>徳大寺</b> おーここだな。サンゴロ(356)のプリAもあるな~。本当にここは興味深いモデルが多い。コーニッシュもいいな。4年も乗っていたからそう珍しくはないけど懐かしい。これはコーニッシュの古いタイプだろう。<br />
<b>松本</b> これはコーニッシュの最初期モデルです。コノリーレザーも最高級なんでしょうね。触っておかないと。<br />
<b>徳大寺</b> この当時のロールスは優雅で品格の高さが際立ってるな。しかもそれなりの心得を持った人が扱う車なんだ。ロールスの場合、前オーナーはとんでもないすごい人だったなんていう話はよくあるからね。君も早いところ購入したほうがイイぞ。
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【SPECIFICATIONS】<br />
■全長×全幅×全高:5169×1829×1492(mm)<br />
■車両重量:1020kg ■エンジン種類:V8 OHV ■総排気量:6700cc<br />
<br />
【ヴィンテージ湘南】<br />
■所在地:神奈川県横浜市瀬谷区南台1-3-2 横浜サウスプラザ三ツ境<br />
■定休日:不定休<br />
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<p>
<b>松本</b> 巨匠、本日は特集がグランツーリスモということで、弩級のモデルをじっくりと拝見させていただくことになっております。<br />
<b>徳大寺</b> 君の好みは僕とよく似てるし、我々が行くお店の大半は少数精鋭のモデルが並ぶお店ばかりだから、何となく想像はつくよ。それでなんだモノは。<br />
<b>松本</b> 映画「華麗なる賭け」でお馴染みの1台ですよ。<br />
<b>徳大寺</b> あれか。あれはカッコイイな(笑)。なかでもフェラーリのNARTスパイダーは飛び切りだ。あのフェンダーに腰掛けてオペラグラス片手に、ポロをしているスティーブ・マックィーンの姿を見つめるフェイ・ダナウェイはいかしてたよな。とすると、もう1台出てくる方が今回のモデルだね。<br />
<b>松本</b> はい、ロールスの方ですね。<br />
<b>徳大寺</b> あのロールスの2ドアサルーンはカッコイイよ。2台ともマックィーンの個人的な車だからね。多少オーバーな演出でもOKが出ていたんだろうな。<br />
<b>松本</b> さすがですね。“コーニッシュ”と言わないところが巨匠の造詣の深さを感じます。あの映画は1968年の公開ですが、コーニッシュというモデルは正式には1971年からですから、それまでは注文に応じて作るカタチをとっていたんでしょうね。フルハンドメイドで1台あたりの作業期間が4ヵ月といわれたそうですよ。ですから映画に登場する2ドアサルーンはマックィーンが予めオーダーをした1台になるわけです。早い話が個人所有以外は考えられないモデルということですね。<br />
<b>徳大寺</b> そうなんだな。知る人ぞ知るエッセンスが詰め込まれているんだ。あの映画はとにかく趣味がイイ。たしか、僕が初めに知ったのもサルーンだったはずだよ。この優雅なコーチワークはロンドンのマリナー/パークウォードだからね。僕も4年間ほど所有していたよ。<br />
<b>松本</b> 所有していたというのがすごいですよ。名だたるサルーンは巨匠に聞けば、当時の背景も含めて聞けるところが素晴らしいです。
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<h3>世界の技術者集団が世に送り出した名車</h3>
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<b>徳大寺</b> 今日見に行くのは何年式だい?<br />
<b>松本</b> コーニッシュという名前がついた初期のモデルですから1971年になります。2ドアサルーンも、今回のコーニッシュも、1965年に登場したシルバーシャドウのモノコックボディを2ドアにしたモデルなんです。ですからホイールベースは4ドアと同じ3mはあるわけです。<br />
<b>徳大寺</b> だけどシルバーシャドウはロングホイールベース版もあるんだよ。それと今回のコーニッシュもそうなんだけど、架装したマリナー/パークウォードの2ドアサルーンは、ルーフが若干シルバーシャドウよりも低くAピラーも寝かせてあるんじゃなかったかな。<br />
<b>松本</b> なるほど。当時絶頂を極めたマックィーンが購入したわけですが、彼のセンスの良さが光りますよね。ドロップヘッドクーペ(DHC)ではなくフィックスドヘッドクーぺ(FHC)をあえて選んでいるところが。表面的ではない本物を知るオトコという感じがします。<br />
<b>徳大寺</b> 君の言うDHC、すなわちコンバーチブルもイイけど、FHCは本物のお金持ちの雰囲気をもっている。だってオープンが欲しいなら他のメーカーのDHCを購入すればいいわけだからね。実際マックィーンはオープンカーも複数所有していたしな。<br />
<b>松本</b> 映画に登場したNARTスパイダーやバギーもその一部でしょうね。<br />
<b>徳大寺</b> おー、見覚えのある風景になってきたな。あの大きな白いテントの倉庫がお店じゃなかったか?<br />
<b>松本</b> よく覚えてますね。着きました、アリババの巣窟、ヴィンテージ湘南さんです(笑)。<br />
<b>徳大寺</b> おーここだな。サンゴロ(356)のプリAもあるな~。本当にここは興味深いモデルが多い。コーニッシュもいいな。4年も乗っていたからそう珍しくはないけど懐かしい。これはコーニッシュの古いタイプだろう。<br />
<b>松本</b> これはコーニッシュの最初期モデルです。コノリーレザーも最高級なんでしょうね。触っておかないと。<br />
<b>徳大寺</b> この当時のロールスは優雅で品格の高さが際立ってるな。しかもそれなりの心得を持った人が扱う車なんだ。ロールスの場合、前オーナーはとんでもないすごい人だったなんていう話はよくあるからね。君も早いところ購入したほうがイイぞ。
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【SPECIFICATIONS】<br />
■全長×全幅×全高:5169×1829×1492(mm)<br />
■車両重量:1020kg ■エンジン種類:V8 OHV ■総排気量:6700cc<br />
<br />
【ヴィンテージ湘南】<br />
■所在地:神奈川県横浜市瀬谷区南台1-3-2 横浜サウスプラザ三ツ境<br />
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■営業時間:10:00~19:00<br />
■tel:045-300-3750
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="http://www.c-b-c.cc/" target="_blank">ヴィンテージ湘南</a></li>
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<div class="author">text/松本英雄<br />photo/岡村昌宏</div>
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※カーセンサーEDGE 2014年9月号(2014年7月26日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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[title] => ホンダ コンチェルトはもはやネオクラシックカー!? なのに、総額28万5000円と実にお手頃!
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[description] => 原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2015年1月27日に発見したのは「ホンダ コンチェルト」です。4ドアセダンならびに5ドアセダン(ハッチバック形状)、という展開でした。イギリスのオースチンローバー社と共同開発した車で、ローバーからは200シリーズ(216/220)、400シリーズ(416)として、ハッチバックやステーションワゴンなど多様な展開で発売されました。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲バブル期にホンダが投入したマジメで質実剛健なコンパクトセダンです</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>バブル期のイケイケぶりをまったく感じさせない、ホンダ渾身の1台</h3>
<p><!-- short sentence start -->原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2015年1月27日に発見したのは「ホンダ コンチェルト」です。4ドアセダンならびに5ドアセダン(ハッチバック形状)、という展開でした。イギリスのオースチンローバー社と共同開発した車で、ローバーからは200シリーズ(216/220)、400シリーズ(416)として、ハッチバックやステーションワゴンなど多様な展開で発売されました。<!-- short sentence end -->
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ヨーロッパの伝統とホンダのハイテクを融合し“良質”であることにこだわって作った、というのがアピールポイントでした。コンチェルトのデビューは1988年。バブル景気後半です。いわゆるバブリーな車が数多く投入されていましたが、ホンダは“本物”志向の車を目指したのでしょう。なにせ、コンチェルトのキャッチコピーは「豊かさへのくわだて」でしたから。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28008/concert_inpane.jpg" width="600" alt="▲バブルのイケイケぶりを感じさせるようなものはなく、ウッドパネルはアクセントとして用いられいてます" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲バブルのイケイケぶりを感じさせるようなものはなく、ウッドパネルはアクセントとして用いられています</span><!-- nodisplay end -->
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<p>同時期のシビックをベースしたコンチェルトは、ボディ剛性の高さをうたい、フロント、リアともに独立懸架式サスペンションが採用されていました。今回、見つけた中古車は「JX-i」という上級グレードで、フルオートエアコンや、運転席にパワーシートなどを標準装備していました。
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シビック譲りの1.6Lエンジンは最高出力120ps。さほどパワフルには聞こえないかもしれませんが、車両重量1080kgですから思いのほか元気でした。遮音材がシビックより多めに使われていたため静粛性が高く、ドアまわりのシール部分が3重構造であることも静かさにつながっているのでしょう。また、パワーステアリングは27年前のコンパクトセダンながら、車速に応じて軽さが変わる油圧反力感知方式のものでした。
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コンパクトサイズながら開放感があるのは、窓ガラスの大きさ、そしてCピラーまでウインドウを配したことが要因でしょう。インテリアは何の変哲もありませんが、今見ても“しっくり”くることは普遍的なデザインであったことの証しでしょう。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲コンチェルトで気になるのはCピラーに配されたガラスでしょう。室内に開放感をもたらしてくれますし、今見ても斬新です</span><!-- nodisplay end -->
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<p>当該中古車、何が凄いってホンダディーラー直営の中古車販売店の物件であること。つまり、ディーラー下取り車なんです。新車時登録から27年とあって保証はさすがに対象外ですが、ワンオーナー&整備記録簿付きという好物件です。“27歳”ではありますが保管状態が良かったようで、写真を見るかぎり、内外装ともにキレイな状態が保たれています。
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲上級グレードゆえにシートはランバーサポートも備えています。中古車としてのコンディションは27年前とは思えないほどです</span><!-- nodisplay end -->
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<p>コンチェルトはもはや立派なネオクラシックだと思います。現存台数を踏まえると超個性的な選択肢と言えますし、今乗れば注目の的です。しかも、不思議なことに古く見えません。今さらながら、ホンダの目指した良質さが光っています。
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総額28.5万円で始めるネオクラシックカーライフ……。素敵だし手を出しやすい1台ですよ。
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</p>
<p>■本体価格(税込):19.8万円■支払総額(税込):28.5万円<br />
■走行距離:4.0万km ■年式:1988(S63)<br />
■車検:2015(H27)年9月 ■整備:付(12ヵ月) ■保証:無<br />
■地域:神奈川<br />
</p>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/detail/CU3399206655/index.html?TRCD=100002">この中古車の詳細を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/inquiry_mm.php?STID=CS211400&BKKN=CU3399206655">在庫確認・見積もり依頼をする(無料)</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/shop/kanagawa/077026074/?BKKN=CU3399206655">販売店の詳細情報を見る</a></li>
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<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)</div>
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[description] => みんなに愛される存在でありながら、彼らを観ると宴の終わりが思い出され、一抹の寂しさも感じてしまう。そう、サザエさん一家です。「明日からまた仕事か~」と、ちょっとだけ憂鬱になりながら、現実から逃避するために、礒野家とフグ田家にピッタリの車を勝手に選んで見ました。
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<!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28034/cs_sazae_4.jpg" width="600" alt="▲フジテレビの公式サイトによると、サザエさん一家の年齢は、サザエ24歳、波平54歳、フネ50ン歳(←公式表記)、マスオ28歳、カツオ11歳、ワカメ9歳、タラオ3歳とのこと。大人が老けすぎのような気もします……" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end -->
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フジテレビの公式サイトによると、サザエさん一家の年齢は、サザエ24歳、波平54歳、フネ50ン歳(←公式表記)、マスオ28歳、カツオ11歳、ワカメ9歳、タラオ3歳とのこと。大人が老けすぎのような気もします……</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>サザエさん一家で免許を持っているのはマスオさんだけ</h3>
<p><!-- short sentence start -->みんなに愛される存在でありながら、彼らを見ると宴の終わりが思い出され、一抹の寂しさも感じてしまう。そう、サザエさん一家です。「明日からまた仕事か~」と、ちょっとだけ憂鬱になりながら、現実から逃避するために、磯野家とフグ田家にピッタリの車を勝手に選んで見ました。
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まずは状況を整理しましょう。そもそも磯野家とフグ田家で車を購入した場合、誰が運転するのでしょうか。まず波平さんですが、作中で原付免許の取得に意欲をみせるシーンがあります。ご存じのとおり、原付免許は普通免許に付随しているので、波平さんは免許を持っていないと推測できます。またフネさんは、お隣の伊佐坂難物先生の妻、お軽さんに誘われて免許取得を目指すものの挫折するといったエピソードがあり、こちらも免許は持っていないと考えられます。
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マスオさんは家族旅行などでハンドルを握るシーンを見ることができるので、間違いなく免許保持者でしょう。サザエさんですが、免許を持っていないと断定できる情報を得ることができませんでした。ただし、サザエさんはまだ24歳。これから免許を取得する可能性も十分に考えられます。そこで、基本的には、マスオさんとサザエさん、要はフグ田家が所有する車を選ぶことにしました。
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</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28034/cs_sazae_2a.jpg" width="600" alt="▲原作ではお風呂を沸かすために、マスオさんが借家の板塀を壊して薪にしようとした結果、大家に見つかりサザエの実家に引っ越すとなるストーリーでした。マスオさんのキャラ、アニメとは違いすぎ!" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲原作ではお風呂を沸かすために、マスオさんが借家の板塀を壊して薪にしようとした結果、大家に見つかりサザエの実家に引っ越すとなるストーリーでした。マスオさんのキャラ、アニメとは違いすぎ!</span><!-- nodisplay end -->
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<p>言わずもがなですが、フグ田家は磯野家と同居しており、一つ屋根の下に7人が暮らしています。一般的に考えると「7人乗りのミニバン」を選択しそうですが、それでは幸せになれる車選びとは言えません。なぜなら、この一家は7人全員で出かける機会が少ないからです。放送回によって組み合わせは変わっていますが、デパートなどに出かけるときは波平さんとフネさんはお留守番、または、男性陣はお留守番といったケースが多いようです(長期休暇の旅行では全員で出かけますが)。
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デパート以外でも、夫婦2人で出かけたり、フグ田家にカツオ、ワカメのいずれかが付いていくというシーンが多々みられます。きっと、その方が後々、話の展開がしやすいという大人の事情があるのでしょう。カツオが野球に出かけて同行できないというのは、もはや定番ですね。美味しいご飯が食べられずに駄々をこねる姿を見ると、カツオらしくて安心します。
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</p>
<h3>一家全員で出かける機会が少ないから、コンパクトカーで十分</h3>
<p>次に、フグ田家の車の用途を考えてみます。ひとつは休日のレジャーでしょう。マスオさんがハンドルを握り、タラちゃんやカツオ、ワカメを乗せてドライブ。たまには、夫婦2人きりで出かけることもあると思います。
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もうひとつは、波平さんとマスオさんの送迎でしょう。2人は朝、バスで駅に向かい、帰宅は駅から徒歩です。サザエさんが免許を取れば、駅まで送ったり、遅くなったときに迎えにいったりすることが考えられます。また、タラちゃんが幼稚園に入園したら、その送迎も発生するかもしれません。
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最後は、お買い物です。バーゲンシーズン、マスオさんが荷物持ちとなりデパートに出かけるのは恒例行事。たくさんの荷物が発生するショッピングは車が最も活躍する場のひとつです。
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これらの乗員人数と用途であれば、コンパクトカーで十分でしょう。さらに、サザエさん一家が暮らす「あさひが丘」は、狭い住宅路が多い世田谷区といわれているので、あまりに大きな車は不向き。そもそも、サザエさんの家の庭では、あまり大きな駐車場をつくることはできません。また、世田谷区といえば、輸入車が多いことで有名。それらを踏まえると「コンパクトカーの輸入車」を選ぶのが良いと思われます。
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<br />
もうひとつ、忘れてはいけない条件がありました。マスオさんは運転が上手くないということ。また、サザエさんもおっちょこちょいな性格です。無事に免許を取れたとしても、性格まではすぐに直るとは思えません。万が一の事故のことも考えておきましょう。特に、タラちゃんを乗せることを考えると、セーフティシステム搭載車がオススメです。
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</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28034/cs_sazae_2.jpg" width="600" alt="▲桜新町駅前にあるサザエさんの銅像。磯野家とフグ田家の広い隙間が、両家の微妙な関係を物語る……と邪推してしまいそうですが、ファンや観光客が間に入って写真を撮りやすい配慮なのでしょう" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲桜新町駅前にあるサザエさんの銅像。磯野家とフグ田家の広い隙間が、両家の微妙な関係を物語る……と邪推してしまいそうですが、ファンや観光客が間に入って写真を撮りやすい配慮なのでしょう</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>サザエさん一家にオススメの1台はVW ポロ</h3>
<p>条件を整理すると<b>「狭い道でも取り回しがしやすく、万が一のために安全装備が充実しているコンパクトカー」</b>となります。そうなるとオススメなのはVW ポロ(現行型)でしょう。28歳のマスオさんがハンドルを握っていても、嫌みな車ではなく、むしろ「本物を知る男感」を漂わせることができそうです。
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ゴルフにも搭載された1.2LのSOHCターボエンジンは、低燃費と高い動力性能を両立。キビキビとした走りでマスオさんのストレスと、お財布を握るサザエさんの心配も解消してくれます。エクステリアは細部までこだわって作り込まれてますし、インテリアも高い質感ながら質実剛健。サザエさんやフネさんがチャラチャラした格好をすると機嫌が悪くなる頑固者の波平さんも納得です。
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肝心の安全装備ですが、ESPをはじめ、ブレーキアシストや6エアバッグなどが備わっており、万が一の際のリスクを軽減してくれています。
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気になる価格は、中古車のボリュームゾーンが100万円~140万円で、平均車両価格が約136万円。波平さんもマスオさんも商社勤めで、庭を駐車場にできるサザエさんファミリーなら十分狙えると思います。
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皆さまは、サザエさん一家にはどんな車がぴったりだと思いますか?
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲現在カーセンサーnetには627台が掲載(2015年1月26日時点)。お気に入りの1台をじっくりと選ぶことができます</span><!-- nodisplay end -->
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=VW_S001&FMCC=VW_S001_F003">サザエさん一家も納得(?)な現行型VW ポロの中古車を探す</a></li>
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<!-- nodisplay start --><div class="author">text/コージー林田</div><!-- nodisplay end -->
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