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「電子仕掛けの新型車」にちょっと嫌気がさしたあなたが狙うべき年式は?
「電子仕掛けの新型車」にちょっと嫌気がさしたあなたが狙うべき年式は?
2014/11/11
//ABテストロジック
▲筆者が購入した11年式ルノー メガーヌRSのモナコGPの取説一式。……ハッキリ言って何がなんだかさっぱりわかりません。これに加えてHDDナビの取説も山ほどあるため、覚えることだらけなのが少々ストレス
欲しいのは「叩けば直る」という車?
過日購入した11年式ルノー メガーヌRSモナコGPに苦戦している。いや車そのものは絶好調であり、「1850mm制限の立体駐車場に全幅1850mmの車を入れる」という苦行にもずいぶん慣れてはきた。一向に慣れないのは、「何もかもが電子仕掛け」という昨今の車に共通する状況に対してである。
我がマシンには加速タイムや馬力/トルクなどの計測ができたり、アクセルペダルマッピングなどのパラメーターを任意に変更できたりする「R.S.モニター」とやらが付いているのだが、自慢じゃないがその設定方法がまったくわからない。
また、先ほどは助手席にカバンを置くとなぜかシートベルトの警告灯が点灯し、しまいにはピコピコとうるさい警告音が車内に鳴り響くという悲しい事態が発生したのだが、なぜそうなるのか? また今後どうすればそれを防ぐことができるのか? ということが、原理的にも体感的にもわからない(まぁ早くディーラーに持ってけという話でしょうが)。
▲ちょっと重いカバンを助手席に置くとなぜかシートベルトの警告灯が点灯してしまう筆者の車。しかし再現性がなく、点灯しないときもあればiPhoneを置いただけで点灯することも。何がどうなってるのかわからん!
ついでに言えば、筆者は超がつくほどの機械オンチであるため、オンボードコンピュータの燃費やらトリップメーターやらの数値をリセットする方法すらわからない。「取説見ろ、バカ」と言われるだろうことは承知だが、筆者のような人間には幼少の頃より「機械モノの取説を読もうと思うだけでめまいがする」という持病があるので、なかなかそう簡単にはいかないのだ。
もちろんこれらはすべてメガーヌRSという車のせいではなく、筆者自身の責任である。あまりにも機械やデジタル物に弱いわたしが悪いのだ。そこに加えて最近は強烈な中年力または老人力がみなぎりはじめたせいで、「何かを新しく覚える」ということも一切できなくなっている。かたじけない。そしてゴメンね、RS。
以上のことはしかと自覚しているゆえ、これから述べることは単なる八つ当たりというか逆ギレでしかないのは明らかである。しかしわたしは、この一人の中年男は、言いたいのだ。
……昔の車はね、もっと風通しがいい感じでしたよ。
▲ま、ここまでの風通しの良さを求めるかどうかはさておき
ややこしい電子部品なんて付いてないから壊れるにしてもシンプルな壊れ方をして、極端なことを言えば叩いたら直ったりするし、それは大げさだとしても、接点を磨いてあげたりスロットル関係を洗ってあげれば調子を取り戻したりしたもんです。ついでに言えば、今わたしが悩んでるトリップメーターのリセットだって、昔はメーターのとこの細い棒をひょいっと押すだけでしたしね。
これらのことは単なる郷愁というか、もっと言ってしまえば「年寄りの愚痴」でしかないことは理解している。快適で快速で、なおかつ比較的クリーンでありながら快感たっぷりな車というものを実現するうえで、近年の「電子仕掛け」が果たしている重要な役割を否定するつもりなど毛頭ない。
ただ……まるで子供の頃、完全ノーアポで近所の友だちの家にふらりと遊びに行けた、あの身軽なニュアンスにも近い往年の車の身軽さを、懐かしいというか羨ましく思うのだ。そして近年の車からは、近年の友人らには友人とはいえアポを取ってからでないと何一つできないのと同じような「ある種の不自由さ」を、どうしても感じてしまうのである。
以上、年寄りの愚痴にお付き合いさせてしまったことを申し訳なく思う。ただ、「なるほど、そう言われてみりゃそうだったよね」と思っていただいた朋輩の皆さんや、「なるほど、そういう世界も面白そうすね」と興味を持ってくれた若衆の諸君には、ちょっと古い輸入車ならではの身軽さをぜひ一度は味わってほしいとは思う。
「ちょっと古い」というのが具体的に何年式以前のモデルを指すかというのは意見が分かれるところだが、さしあたって筆者が一つの区切りとしたいのは「1992~1993年頃」だ。M・ベンツ190EやVWゴルフⅡ、ポルシェ911のタイプ964という、それまでの時代をある種象徴した車が、ちょうど新車販売を終えた年である。個人的な見解だが、輸入車の近代と現代とを分ける断層はこの付近に存在する。そしてその断層、つまり1992~1993年よりも前の輸入車に乗ってみれば、きっとかなりの「風通しの良さ」を味わえるはずだと確信しているのだ。
ということで今回のわたくしからのオススメは「1992~1993年式以前の輸入車」だ。
text/伊達軍曹
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<h3>欲しいのは「叩けば直る」という車?</h3>
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我がマシンには加速タイムや馬力/トルクなどの計測ができたり、アクセルペダルマッピングなどのパラメーターを任意に変更できたりする「R.S.モニター」とやらが付いているのだが、自慢じゃないがその設定方法がまったくわからない。
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また、先ほどは助手席にカバンを置くとなぜかシートベルトの警告灯が点灯し、しまいにはピコピコとうるさい警告音が車内に鳴り響くという悲しい事態が発生したのだが、なぜそうなるのか? また今後どうすればそれを防ぐことができるのか? ということが、原理的にも体感的にもわからない(まぁ早くディーラーに持ってけという話でしょうが)。
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もちろんこれらはすべてメガーヌRSという車のせいではなく、筆者自身の責任である。あまりにも機械やデジタル物に弱いわたしが悪いのだ。そこに加えて最近は強烈な中年力または老人力がみなぎりはじめたせいで、「何かを新しく覚える」ということも一切できなくなっている。かたじけない。そしてゴメンね、RS。
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以上のことはしかと自覚しているゆえ、これから述べることは単なる八つ当たりというか逆ギレでしかないのは明らかである。しかしわたしは、この一人の中年男は、言いたいのだ。
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……昔の車はね、もっと風通しがいい感じでしたよ。
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これらのことは単なる郷愁というか、もっと言ってしまえば「年寄りの愚痴」でしかないことは理解している。快適で快速で、なおかつ比較的クリーンでありながら快感たっぷりな車というものを実現するうえで、近年の「電子仕掛け」が果たしている重要な役割を否定するつもりなど毛頭ない。
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ただ……まるで子供の頃、完全ノーアポで近所の友だちの家にふらりと遊びに行けた、あの身軽なニュアンスにも近い往年の車の身軽さを、懐かしいというか羨ましく思うのだ。そして近年の車からは、近年の友人らには友人とはいえアポを取ってからでないと何一つできないのと同じような「ある種の不自由さ」を、どうしても感じてしまうのである。
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以上、年寄りの愚痴にお付き合いさせてしまったことを申し訳なく思う。ただ、「なるほど、そう言われてみりゃそうだったよね」と思っていただいた朋輩の皆さんや、「なるほど、そういう世界も面白そうすね」と興味を持ってくれた若衆の諸君には、ちょっと古い輸入車ならではの身軽さをぜひ一度は味わってほしいとは思う。
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<br />
「ちょっと古い」というのが具体的に何年式以前のモデルを指すかというのは意見が分かれるところだが、さしあたって筆者が一つの区切りとしたいのは「1992~1993年頃」だ。M・ベンツ190EやVWゴルフⅡ、ポルシェ911のタイプ964という、それまでの時代をある種象徴した車が、ちょうど新車販売を終えた年である。個人的な見解だが、輸入車の近代と現代とを分ける断層はこの付近に存在する。そしてその断層、つまり1992~1993年よりも前の輸入車に乗ってみれば、きっとかなりの「風通しの良さ」を味わえるはずだと確信しているのだ。
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我がマシンには加速タイムや馬力/トルクなどの計測ができたり、アクセルペダルマッピングなどのパラメーターを任意に変更できたりする「R.S.モニター」とやらが付いているのだが、自慢じゃないがその設定方法がまったくわからない。
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また、先ほどは助手席にカバンを置くとなぜかシートベルトの警告灯が点灯し、しまいにはピコピコとうるさい警告音が車内に鳴り響くという悲しい事態が発生したのだが、なぜそうなるのか? また今後どうすればそれを防ぐことができるのか? ということが、原理的にも体感的にもわからない(まぁ早くディーラーに持ってけという話でしょうが)。
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もちろんこれらはすべてメガーヌRSという車のせいではなく、筆者自身の責任である。あまりにも機械やデジタル物に弱いわたしが悪いのだ。そこに加えて最近は強烈な中年力または老人力がみなぎりはじめたせいで、「何かを新しく覚える」ということも一切できなくなっている。かたじけない。そしてゴメンね、RS。
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以上のことはしかと自覚しているゆえ、これから述べることは単なる八つ当たりというか逆ギレでしかないのは明らかである。しかしわたしは、この一人の中年男は、言いたいのだ。
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……昔の車はね、もっと風通しがいい感じでしたよ。
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<br />
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<br />
<br />
以上、年寄りの愚痴にお付き合いさせてしまったことを申し訳なく思う。ただ、「なるほど、そう言われてみりゃそうだったよね」と思っていただいた朋輩の皆さんや、「なるほど、そういう世界も面白そうすね」と興味を持ってくれた若衆の諸君には、ちょっと古い輸入車ならではの身軽さをぜひ一度は味わってほしいとは思う。
<br />
<br />
「ちょっと古い」というのが具体的に何年式以前のモデルを指すかというのは意見が分かれるところだが、さしあたって筆者が一つの区切りとしたいのは「1992~1993年頃」だ。M・ベンツ190EやVWゴルフⅡ、ポルシェ911のタイプ964という、それまでの時代をある種象徴した車が、ちょうど新車販売を終えた年である。個人的な見解だが、輸入車の近代と現代とを分ける断層はこの付近に存在する。そしてその断層、つまり1992~1993年よりも前の輸入車に乗ってみれば、きっとかなりの「風通しの良さ」を味わえるはずだと確信しているのだ。
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ということで今回のわたくしからのオススメは「1992~1993年式以前の輸入車」だ。
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[description] => 「オマージュ」「リミックス」「パロディ」「本歌取り」と、その名称や目指すところの微妙な差異はさておき、要するに「もともと存在している非常に有名な何かを下敷きに、新たなモノを作る」という行為はなかなか難しい。なぜかといえば、そのオマージュなりパロディなりで人を感心させたり笑わせたりするには、もともとの作品に迫るほどの、下手をすればそれ以上のクオリティを、オリジナルとは違う新機軸に基いて見せる必要があるからだ。単なる模倣に近いオマージュや出来の悪いパロディほど、見るに耐えないものはない。
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<h3>いつまでも懐メロを歌っていてもしょうがない</h3>
<p><!-- short sentence start -->「オマージュ」「リミックス」「パロディー」「本歌取り」と、その名称や目指すところの微妙な差異はさておき、要するに「もともと存在している非常に有名な何かを下敷きに、新たなモノを作る」という行為はなかなか難しい。なぜかといえば、そのオマージュなりパロディなりで人を感心させたり笑わせたりするには、もともとの作品に迫るほどの、下手をすればそれ以上のクオリティを、オリジナルとは違う新機軸に基づいて見せる必要があるからだ。単なる模倣に近いオマージュや出来の悪いパロディーほど、見るに耐えないものはない。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
と、そんなことを思ったのは過日、明治神宮外苑絵画館前にて開催されたTOKYO DESIGNERS WEEK 2014で「北斎漫画インスパイア展」を見て、なぜかBMW製ミニのことが思い出されたからだ。
<br />
<br />
このインスパイア展は、江戸の風俗文化や全国の名所風景を葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にインスパイア(霊感を与える、示唆する、喚起する)された53人のクリエイターが「その人なりの2014年版北斎漫画」を制作し、それを展示するというものだった。
<br />
<br />
53人ともなると(全員がプロとはいえ)作品の出来は玉石混交で、大変素晴らしいと思えるものからそうでもないものまで様々であった。「そうでもないもの」についての論評はここでは差し控えるが、「大変素晴らしいと思えたもの」というのはやはり、冒頭で申し上げた「もともとの作品に迫るほどのクオリティか、下手をすればもとの作品以上」という基準を満たしたものばかりであったように思える。
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亡き人の言葉を勝手に推測するのもアレだが、もしも葛飾北斎先生が過日の優れたインスパイア作品を見れば「うんうん、なるほどそうきましたか。これはこれで大変素晴らしいですねぇ……!」とお喜びになるだろうと愚考する。かたや「不出来なパロディー」でしかないような作品については「出直してきやがれ!」と怒るか、もしくは「……」と静かに絶句するか。そのあたりは実際のお人柄を存じ上げないので何とも言えないが。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_26853/mini-family_2.JPG" width="600" alt="▲「北斎漫画インスパイア展」でのメディアアートユニット「HDMI」の作品。解析技術を用いて北斎の描いた世界を異なる角度から眺めるという試み。極限まで要素を削り読み解くことで、そこに潜むルールを発見するというものだ" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「北斎漫画インスパイア展」でのメディアアートユニット「HDMI」の作品。解析技術を用いて北斎の描いた世界を異なる角度から眺めるという試み。極限まで要素を削り読み解くことで、そこに潜むルールを発見するというものだ</span><!-- nodisplay end -->
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<p>で、BMWのミニである。現代版のミニが元祖ミニへのオマージュなのかリミックスなのかパロディーなのか、それとも本歌取りなのか、あいにく筆者は知らない。しかし、とにかく「もともと存在していた非常に有名な元祖ミニを下敷きとした、新たなミニ」であることだけは間違いないだろう。
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それに対する好き嫌いはかなりハッキリしていることも知っている。現代版ミニを嫌う人の言い分は様々であろうが、要約すると「あんなのはミニじゃない」というあたりに落ち着くのではないか。
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確かにそうだ。簡素な点こそが魅力だった元祖ミニと比べると、現代のミニは何かと豪華&華美に過ぎる。また「そもそもサイズ的に全然ミニじゃないじゃないか!」というシンプルな意見もあろう。それもまた、そのとおりだとしか言いようがない。
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しかし筆者は、断固として現代版のミニも支持したい。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲2007年から2014年3月まで販売されたR56こと2代目のBMW製ミニ</span><!-- nodisplay end -->
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<p>確かに豪華かつ華美であり、確かにサイズ的に「ミニ」ではないかもしれない。でも別にいいじゃないか。時代が違うんだから。それとも、過日トヨタ自動車がリリースしたランクル70的に「ほぼ昔のままの姿」で再登場すれば良かったのだろうか?
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まぁ、それはそれでステキな気もしないではないが、しかし、そうなるとそれは単なるリバイバルというか懐メロであり、新しい何かを創造するほどのパワーは持ち得ない。時代を作るのはいつだって新しい歌手の新しい歌であり、ビール片手に郷愁にひたるための懐メロ番組ではないのだ。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_26853/mini-family_04.jpg" width="600" alt="▲元祖ミニと初代BMW製ミニを対比させたイタリアのブックカバー(※BMW広報サイトより)" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲元祖ミニと初代BMW製ミニを対比させたイタリアのブックカバー(※BMW広報サイトより)</span><!-- nodisplay end -->
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<p>現代版のミニ一族はデカくて豪華になったからこそ、一つの新しい世界を作ることに成功した。あれがもしも「クラシックミニほぼそのままの姿でBMWジャパンから限定再発売!」みたいな話であったなら、2~3年もすれば盛り下がる花火で終わっていただろう。というかそもそも、現代版ミニはさしてデカくもない。もちろん元祖ミニと比べればかなりデカいが、5ドアのクロスオーバーでも全幅1790mmに過ぎず、1800mm超が当たり前となった昨今の輸入車のなかでは比較的スリムな部類だ。そして走りも十分ナイスである。それでいいじゃないか。
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ということで今回のわたくしからのオススメは現代版ミニ一族、それも、今中古車として好バランスだと筆者が判断する支払総額200万円前後のミニ一族だ。
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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<h3>元祖スポーティなステーションワゴン</h3>
<p><!-- short sentence start -->原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2014年11月3日に発見したのは「BMW 525iツーリング」です。90年代の車ですからまだそこまで“古い”とは言えず、1台しか掲載がないわけがない、と思ったのですが……、考えてみれば20年も前の車で「光陰矢のごとし」な現実にやや驚きを覚えた次第です。<!-- short sentence end -->
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E34型と呼ばれる3代目5シリーズにラインナップされていたのが、5シリーズツーリングです。この頃、ドイツ勢の高級車ブランドのラインナップは比較的シンプルで、基本はスモールセダン、ミディアムセダン、フルサイズセダンでした。これらをベースにクーペ、オープン、ステーションワゴンと展開されていたわけです。
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この5シリーズツーリングは1992年にデビューし、1997年まで販売されたものです。当該中古車は後期モデルの1994年モデル。前期と後期を見分ける外観のポイントは幅広になった「キドニーグリル」と呼ばれるBMWのフロントグリル中心部分です。なお1994年には4L V8エンジンを搭載した540iツーリングが追加されましたが、同じキドニーグリルを採用しています。見分けるポイントはフロントバンパー下両側に設けられた小さなエアダクトです(笑)。
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<p>車両重量はベースのセダンよりも100kgほど重くなっています。2.5L直6エンジンはセダンと共通で、5速ATとの組み合わせです。可変バルブタイミング機構(VANOS)を備え、従来の5シリーズと比べ、最大トルクは500rpm低い4200rpmで発生します。最高出力は192psしかありませんが、アクセルを踏み込んだ分、素直に感じられるエンジンパワー、加速感を味わうことができます。
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当該中古車、走行距離は13万㎞と多めですが、新車時登録から20年であることを鑑みれば適正でしょう。写真で見るかぎり内外装の状態は上々ですし、とにかくこの代の5シリーズにノスタルジーを覚える方にはオススメです。また、この頃のBMW車はインパネをわざわざドライバー寄りにデザインしてたり、パワーステアリングのアシスト量をライバルと比較するとあからさまに減らしていたり、“スポーティ”であることを全面に打ち出していた魅力がたっぷりです。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲セダンと比べると約3倍の容量をもつカーゴスペース。カーゴネットも付いていますし、ステーションワゴンなのにスマートなデザインにまとまっています</span><!-- nodisplay end -->
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<p>維持するうえで手がかからない、とは言いません。でも、総額56万円と手を出しやすい価格ですし、ネオクラシックな雰囲気とステーションワゴンという実用性を満喫できます。もちろん、さらなるスポーティさを欲する場合は、ドイツ本国でラインナップされていたM5ベースのM5ツーリングという選択肢もありますが、価格はグッと跳ね上がります。個人的にはもう20年選手だから、そこまでハイパワーでなくてもいいかな、と思っています。
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アンティーク時計を普段使いするような“こだわり”の演出と共通する魅力があること、間違いありません。
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■本体価格(税込):46.0万円 ■支払総額(税込):56.0万円<br />
■走行距離:13万㎞ ■年式:1994(H6)<br />
■車検:無 ■整備:付 ■保証:無<br />
■地域:群馬<br />
</p>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/detail/CU3007601907/index.html?TRCD=100002">この中古車の詳細を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/inquiry_mm.php?STID=CS211400&BKKN=CU3007601907">在庫確認・見積もり依頼をする(無料)</a></li>
<li><a href="//www.carsensor.net/shop/gunma/302949001/?BKKN=CU3007601907">販売店の詳細情報を見る</a></li>
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<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)</div>
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