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スタミナ苑の風評に学ぶ「実体験」の大切さ
スタミナ苑の風評に学ぶ「実体験」の大切さ
2014/10/09
//ABテストロジック
▲東京都足立区の焼肉店「スタミナ苑」。ザガットサーベイ東京版で1位になったこともある名店だが、公共交通機関ではほぼ行くことのできない場所にあり、外観もご覧のとおりのしもた屋風。しかし開店前から行列が絶えない
「噂」というのは結局、あんまりアテにならない
過日、東京都足立区は鹿浜の焼肉店「スタミナ苑」を初めて訪問した。首都圏以外にお住まいの方は聞き覚えのない店名かもしれないが、この界隈では「宇宙最強焼肉」の名をほしいままにしている伝説のお店だ。カーセンサーnetはグルメサイトでもなんでもなく、そもそも味覚というのは個人差がデカい話であるため味の詳細は記さぬが、とにかく噂に違わず美味かった。特にホルモン系は超絶品であった。
それと同時に痛感したのが「人の噂というのはやはりアテにならないものだな」ということだった。
スタミナ苑が「宇宙最強焼肉」と評されているのは、その肉質とホルモンの鮮度および処理に関してであり、接客に関してはあまり芳しくない噂も立っている。「店主が偉そうでムカつく」「追加注文ができない。何様のつもりだ」「バイトがテキトーで使えない」あたりが、巷で出回っている主な批判的意見だ。
噂の真偽はわからぬまま、「まぁそういうこともあるのかもしれないな」という覚悟というか諦念とともに初訪問したスタミナ苑だったが、実際はどうだったか?
まったくフツーの接客だった。
「店主が偉そうでムカつく」という風評はおそらく、自分のビジネスに対して真摯なプライドをもって臨んでいる店主の表層だけを見て「なんかエラソー」と感じたという、単なる浅い意見だ。「追加注文ができない」というのも部分的に事実ではあるが、そこにはきちんとした理由があり、また「何がなんでも一切追加できない」ということもない。「バイトが使えない」というのも、少なくとも筆者が訪問した日に働いていた青年諸君はテキパキと正確な、感じのよい若衆であった。
結局のところ、物事というのはたいてい「尾ひれ」が付いて出回ってしまうのだ。事実のなかの一部が拡大解釈または誤解され、そこに無責任なアレンジが加わり、それがさらに伝言ゲーム的に伝播していくにつれ、事実とは異なるホログラムのようなものが出来上がってしまう。しかも多くの場合、その虚像には部分的な事実も含まれているため、人々は単なる虚像を「実像」であると思い込むのだ。
▲筆者が乗っていたランチア デルタのエンジンルーム。この車もさまざまな風評があるが、その実像は?
輸入中古車業界についてもほぼ同様のことがいえる。「買ってもすぐ壊れる」「アフターサービスがぞんざい」「チンピラまがいの店主や店員が多い」「特にイタリア・フランスの中古車はソッコーで壊れる」という巷の噂に対して、輸入中古車取材歴20年の筆者は「や、そんなことは100%無いですよ!」とは言わない。今やそんな中古車店や中古車はかなりの少数派であることは間違いないが、ごく一部にはいまだ存在することを否定はできないのだ。
しかし、それは「部分的な事実」であって、昨今の輸入中古車業界の正確な全体像とは大きく異なる。「絶対」とは言わないし、「全て」とも言わないが、オートオークションの普及などにより品質が標準化した昨今の輸入中古車は、及第点レベル以上の販売店で購入する限り、そうひどいことにはならないものだ。場合によっては「そうひどいことにはならない」どころか「大満足!」となることも多い。それが、最近の中古ガイシャなのだ。
▲こちらも筆者が乗っていたアルファGTV。世間では「中古のアルファロメオはかなり危険!」とも言われているようだが、実際は特に大きなトラブルも皆無なまま任期を全うしてくれた
これらのことは筆者がアツく語らずとも、実際に最近の輸入中古車を購入したことがある人であれば「ま、そうだよね」とクールにうなずくことだろう。足立区のスタミナ苑に“実際に”行ったことがある人であれば「ま、何かとクセがある店ではあるけど、ある意味普通だよね」と淡々と思うように。
ということで今回のわたくしからのオススメは、「噂はともかく、実は意外と大丈夫なことが多い輸入車」だ。
text/伊達軍曹
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それと同時に痛感したのが「人の噂というのはやはりアテにならないものだな」ということだった。
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スタミナ苑が「宇宙最強焼肉」と評されているのは、その肉質とホルモンの鮮度および処理に関してであり、接客に関してはあまり芳しくない噂も立っている。「店主が偉そうでムカつく」「追加注文ができない。何様のつもりだ」「バイトがテキトーで使えない」あたりが、巷で出回っている主な批判的意見だ。
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噂の真偽はわからぬまま、「まぁそういうこともあるのかもしれないな」という覚悟というか諦念とともに初訪問したスタミナ苑だったが、実際はどうだったか?
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それと同時に痛感したのが「人の噂というのはやはりアテにならないものだな」ということだった。
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噂の真偽はわからぬまま、「まぁそういうこともあるのかもしれないな」という覚悟というか諦念とともに初訪問したスタミナ苑だったが、実際はどうだったか?
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しかし、それは「部分的な事実」であって、昨今の輸入中古車業界の正確な全体像とは大きく異なる。「絶対」とは言わないし、「全て」とも言わないが、オートオークションの普及などにより品質が標準化した昨今の輸入中古車は、及第点レベル以上の販売店で購入する限り、そうひどいことにはならないものだ。場合によっては「そうひどいことにはならない」どころか「大満足!」となることも多い。それが、最近の中古ガイシャなのだ。
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[description] => ホンダの新たなる4ドアセダン「グレース」は、タイなどの海外でシティとして先行発売されている車で、シャシーをはじめコンポーネンツは基本的にフィットから流用されている。本来ならば2014年4月にも登場する予定だったが、現段階でもいつごろ投入されるか正確にはわかっていない。
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<h3>ホンダの新型コンパクトセダンはまずハイブリッド専用車としてデビューし……</h3>
<p><!-- short sentence start -->ホンダの新たなる4ドアセダン「グレース」は、タイなどの海外でシティとして先行発売されている車で、シャシーをはじめコンポーネンツは基本的にフィットから流用されている。本来ならば2014年4月にも登場する予定だったが、現段階でもいつごろ投入されるか正確にはわかっていない。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
この遅れの原因は、DCTやハイブリッドシステムの不具合が立て続けに発覚したことにある。日本ではガソリンエンジンを搭載したセダンの需要が低いため、ホンダはグレースをハイブリッド専用車として投入する段取りで準備を進めてきた。しかし、前述の不具合が発生し、その処置を優先したため、新型車の投入が後回しにされたのだ。
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_26409/scoop734.jpg" width="600" alt="▲フィットベースのコンパクトセダンといえば、初代フィットに用意されたフィットアリアが思い出される。発表が遅れているとはいえ、2014年中にデビューするのは間違いない" class="" />
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<p>わかっているのは、先にハイブリッド仕様が発売され、ガソリン車と教習車が追って2015年に設定されること。まずはハイブリッド専用車としてリリースし、上級イメージを定着させてからエントリー価格の引き下げに乗り出すようだ。用いられるのはおそらく1.5Lのガソリンだろう。ただ、このガソリン車は法人ユーザー向けの隠れグレードとなる可能性もある。
<br />
<br />
そして、これをベースに開発されるのが教習車だ。内外装はそのままに、教習に必要な装備(教官用の補助ミラーやブレーキ追加など)が備えられる。いまやCセグメントの国産セダンは稀有な存在で、マツダ アクセラが教習車のシェアを伸ばしている。プリウスが使われている例もあるが、こちらはメーカーが教習用の装備を付けておらず、業者が作り上げているのが実情だ。
<br />
<br />
選択肢が少ない現在、5ナンバー枠に収まる扱いやすい教習車がメーカー純正モデルとしてリリースされることは、業界でも歓迎されるだろう。シビックフェリオやアコード以来となるホンダバッジの教習車は2015年5月にラインオフする見込みだ。
<br />
<br />
※2014年10月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
<br />
<br />
【SPECIFICATIONS】<br />
■予想発表時期(追加モデル):2015年5月<br />
■全長×全幅×全高:4440×1695×1470(mm)<br />
■搭載エンジン:1.5L 直4 <br />
</p>
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[title] => 「あしたのジョー」を通じて知る、高年式輸入車の素晴らしさ
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[description] => 過日、練馬区立美術館に「あしたのジョー、の時代展」を観に行った。ご承知のとおり「あしたのジョー」とは1967年から1973年にかけて「少年マガジン」誌上で連載された高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画によるボクシング漫画というか青春物語。その後、TVアニメ化や劇場版アニメ化もされ、世代を超えて大人気を博した歴史的名作だ。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲7月20日から9月21日まで東京の練馬区立美術館で開催された「あしたのジョー、の時代展」のチケット</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>「昔は良かった」は本当か?</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、練馬区立美術館に「あしたのジョー、の時代展」を見に行った。ご承知のとおり「あしたのジョー」とは1967年から1973年にかけて少年マガジン誌上で連載された高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画によるボクシング漫画というか青春物語。その後、TVアニメ化や劇場版アニメ化もされ、世代を超えて大人気を博した歴史的名作だ。<!-- short sentence end -->
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今回の展覧会では、100点以上におよぶ原画や、アニメ&レコードなど同時代の関連資料から作品自体の広がりを紹介するとともに、時代の空気を共有した当時の芸術家たちの活動をたどることで、「あしたのジョー」をキーワードにその時代を振り返ってみる…というような内容だった。
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ちばてつや先生渾身の原画をはじめとした「作品自体の広がりを紹介する」という部分については素直に感動し、昭和熱血アニメばりの大粒の涙を流した筆者だった。しかし「あしたのジョーをキーワードにその時代を振り返ってみる」という部分に関しては多少首を傾げるというか、いろいろと思うところがあった。
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当時の日本人芸術家たちのことを悪く言うわけでは決してないが、率直に言って昔はやはり発展途上だったんだなというか、2014年を生きる現代の芸術家らが生み出す作品の方がレベルは高いのだなと、個人的には思ったのである。
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これに関しては異論反論もあるだろうし、芸術分野の専門家ではなく素人にすぎない筆者が間違っている可能性も大いにある。また単に「時代が違うから見え方や感じ方が違う」という部分もデカいだろう。しかしとにかく、1960~1970年代の日本のモダンアートを見て率直に思ったのは「拙い」ということだった。
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長かった戦争と、直後の混乱期が終わり、やっとこさ再び西洋文化がドドっと流れ込んできた1960年代。当時の若者らがそれに大いに触発され、様々な西洋風アートやポップを自身の和の心と融合させ、新たなアートおよびポップを創造しようとしたことは想像に難くなく、また今回の展示からもその「熱気」のようなものは見て取れた。「熱気」に関してだけは、たしかに当時の方が圧倒的に上だったのかもしれない。
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しかし、作品のクオリティそれ自体は、その後の成熟期と各種の技術革新を経たのちに誕生した現代の日本人アーティストが生み出しているモノの方が、実はレベルは高いのではないかと筆者は思うのである。それはあたかも、銀座とかにある超老舗の洋食店(値段もたいてい超高い)が提供する擬似イタリア料理よりも、無名の若手料理人がイタリア修行を経て提供する2014年型イタリア料理の方が実は断然美味い、ということに似ている。情報量が圧倒的に少なかった時代の一流は、必ずしも現代の一流にはあらず…ということだ。
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それと同様のことが中古車にも言える。国産、輸入車を問わず「旧車」と呼ばれる年代のモデルを専門に扱うショップは多く、それを愛好する人間の数も多い。かく言う筆者もその1人である。しかし、やはり旧車は旧車でしかないのだ。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_26462/joe_2.JPG" width="600" alt="▲筆者がつい最近まで乗っていた94年式ランチア デルタのインパネ周辺。松本零士先生が描く乗り物のコックピットもかくやの超絶ステキなデザインで風情は最高だが、機能だけで考えれば現代の車には太刀打ちできない" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲筆者がつい最近まで乗っていた94年式ランチア デルタのインパネ周辺。松本零士先生が描く乗り物のコックピットもかくやの超絶ステキなデザインで風情は最高だが、機能だけで考えれば現代の車には太刀打ちできない</span><!-- nodisplay end -->
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<p>そのデザインや風情などは確かに素晴らしいが、機能としては当然ながら「現代の一流」とは比べ物にならないのだ。そこを承知のうえで、風情を楽しむ意味で旧車を愛でるのはステキな趣味のひとつではある。実際、筆者もランチアデルタというド旧車に続いてまたもや別のド旧車を買ってしまう可能性は高い。しかし、もしも「機能」を求めるならば、なるたけ設計年次が新しいモデルを選ぶに限るのだ。
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極端なことを言えば、今のところ最も新しい「2014年に発表されたモデル」を買うのがいちばんだが、そういったモデルの中古車はまだ流通量が少なく、新車との価格差も小さいため、あえて中古車として狙う意味はあまりない。中古車ならではの価格的利点を生かしつつ、なおかつ最新世代の機械ならではの恩恵を受けるには、筆者が考えるに2012年~2013年式がベストだ。
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現行型M・ベンツAクラスやBMW3シリーズなど、近年の新機軸を打ち立てたモデルが登場したのが2012年であり、世界の大定番であるVWゴルフの現行モデルが登場したのが2013年。このあたりに登場したモデルを狙えば、味わいや趣きではなく「機能」については、まず不満を感じることはないだろう。また、例えば2012年式だとVWゴルフの場合は旧型になってしまうわけだが、様々な小改良を経て熟成された旧型末期モデルというのは、ゴルフに限らず実はかなりの狙い目である場合が多い。
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ということで今回のわたくしからのオススメは、2012年~2013年式の狙い目輸入車だ。
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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