スバル レヴォーグ予想イラスト|ニューモデル速報

レガシィといえばステーションワゴン。そんなイメージをお持ちの方に衝撃の情報がある。次期モデルでは、ワゴンが消えB4(セダン)とアウトバックだけになる。ワゴンは後継の新モデル、レヴォーグとなるという

レガシィの名を捨て、ステーションワゴンはレヴォーグに

国際的にはニッチモデルだったレガシィワゴン

2011年2月の記事にてレガシィからセダンが消えると報じたが、当時は情報が錯綜していたため取り違えてお伝えしたようだ。ここに内容を訂正したい。それにしても、看板モデルともいえるワゴンをなぜラインナップから落とすのか。その答えは、今日のレガシィが重視しているマーケット、すなわち北米と中国をみれば自ずとわかる。

実は、この2エリアではレガシィのワゴンは販売されておらず、アウトバックがその役割を担っている。初代からワゴンを近くで見てきたわれわれ日本人にはワゴンは欠かせない存在に感じるが、グローバル市場ではニッチなモデルだったのだ。

ますますボディが大きくなる次期レガシィに、引き続きワゴンを設定したところで、全幅1800mm超のサイズでは国内市場でも敬遠されるだろう。しかし、国内では歴代レガシィワゴンを持つオーナーが多い。彼らの行き場を用意する必要がある。

そこで、旧オーナーの需要に応えるべく開発されているのがインプレッサ派生車だ。その車名はレヴォーグになるという。コンポーネントこそインプレッサと共有するもののデザインは大きく変更される。

エクステリアの意匠は、インプレッサベースの次期WRX-S4から流用されるようだ。つまり、フロントマスクにはWRX-S4と同じ切れ長ヘッドランプや切り立ったラジエターグリルが与えられ、インプレッサがベースとは思えないスポーティさがもたらされる。

パワートレインにおいても気になるポイントがある。スバルでは初となるダウンサイジングターボが採用される模様だ。1.6Lボクサー4気筒に加給器が組み込まれ、2L級のパワーと良好な燃費が両立される。トランスミッションには、独自のチェーン式CVTが継承されるだろう。当然、自慢の4WD機構も用いられる。レヴォーグの登場は2014年度中、早ければ夏にもリリースされそうだ。

※2013年10月31日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

チェーン式CVTなどの新機構が盛り込まれた現行モデル。ボディサイズの拡大やサッシュレスドアの廃止など、従来モデルから大きく変更された

チェーン式CVTなどの新機構が盛り込まれた現行モデル。ボディサイズの拡大やサッシュレスドアの廃止など、従来モデルから大きく変更された

次期レガシィはセダン(予想イラスト)とSUVのアウトバックのみとなる。ますます大型化することは間違いなく、全幅は1800mmオーバーとなるようだ

次期レガシィはセダン(予想イラスト)とSUVのアウトバックのみとなる。ますます大型化することは間違いなく、全幅は1800mmオーバーとなるようだ

予想発表時期2014年8月
全長×全幅×全高4650×1740×1480(mm)
搭載エンジン1.6L 水平対向4気筒+ターボほか
■Photo&Text/マガジンX編集部