調査報告書 2011年8月
File No.094

フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ

※2011年8月18日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ|ニューモデル速報
フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ ロールオーバープロテクション|ニューモデル速報フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ エンジン|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2011年9月
●全長x全幅x全高:4245×1760×1425(mm)
●搭載エンジン:1.4L直4+スーパーチャージャー+ターボ

ゴルフのカブリオレが10年ぶりに国内復活

格納式ハードトップをもつイオスの国内販売を取りやめたフォルクスワーゲンが、新たなオープンカーを導入する。その名もゴルフカブリオレ。10年ぶりにゴルフのカブリオレモデルが復活する。

1980年に初代ゴルフのバリエーションの一つとして誕生したゴルフカブリオは、フォルクスワーゲンとカルマン社が共同開発して発売。全世界で38万5000台、日本国内でも1万台を超えるセールスを記録した。

その後、プレミアム路線を追求した結果、フォルクスワーゲンはゴルフからカブリオレの設定をなくし、オープン専用モデルとして格納式ハードトップをもつイオスを発売。ゴルフよりもエレガントな仕立てで上級車に位置づけられた。しかし日本国内においては高い知名度を築くことができず、先にも述べたとおりすでに販売はされていない。

そこでフォルクスワーゲンもネームバリューの高いゴルフにオープンモデルを残すべきだろうと判断したのか、2011年3月のジュネーブショーで新世代のゴルフカブリオレを発表。約半年のタイムラグを経て、日本国内でもリリースされる運びとなった。さて、このゴルフカブリオレ(写真左)、過去のゴルフカブリオと比較して何かが足りないことに気づくだろうか?

Bピラー一体型のロールバーがなくなっているのだ。その代わり、横転時に0.25秒で飛び出すロールオーバー・プロテクションシステム(写真右上)が備えられる。エンジンはハッチバックのTSIハイラインと同じ1.4Lツインチャージャー(写真右下)を採用。価格はライバルとなるBMW120iカブリオレやプジョー308CCを下回る400万円程度が予想される。

以上