オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:ホンダ バモス

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■自在にカスタマイズできる乗用軽ワゴン
ホンダ バモス|日刊カーセンサー
バモスは1999年に登場したホンダの乗用軽ワゴン。エンジンを後席床下に配置するMR(ミッドシップリアドライブ)方式を採用し、低くフラットな床面と重量の変化にかかわらず安定感のある走りを実現している。6:4分割可倒式のリアシートはフルフォールダウン機構付き(タイプ別設定)。足元にスッポリと収納できフラットなラゲージがさらに広がる。

エンジンは660ccの直3SOHCでターボ(2010年7月まで)とNA(自然吸気)の2種類に、5MT/3AT/4ATが組み合わされる。駆動方式はMRと4WDを用意。4WDは通常2WD状態で走行し、滑りやすい路面などで自動的に4WDに切り替わるリアルタイム4WDを採用している。ローダウンをグレード設定しアフターパーツも多く、カスタマイズが楽しめる。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■低価格車が増えて値落ち傾向に
ホンダ バモス相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 震災の影響で値上がり傾向となり5月の中旬に最高値を記録。その後は値落ちと値上がりを繰り返している
台数 震災後の軽自動車特需により、900台を割り込んだ時期もあったが、現在は1000台近くまで増えた
距離 3カ月前の平均走行距離は6.6万km。その後1カ月で6000kmも延びたものの、直近は横這いで推移している
1999年6月に登場したバモス。2000年2月にターボ車を追加。2001年9月は内外装の変更、NAエンジンの燃費向上。2003年4月は内装の変更、装備の充実。2005年12月はターボ車を2グレードにしたほか、左側ドラミラーにサイドアンダーミラーを増加。

2007年2月には外観変更とローダウンサスやメッキグリルを採用した新グレードのローダウンを追加。2010年8月はターボエンジンの廃止と内外装の変更を行っている。毎年のように仕様変更が行われているので購入する年式は要チェックだ。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■ABSが標準化された2001年以降のターボ車
ホンダ バモス|日刊カーセンサー ホンダ バモス 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 176台 20万~115万円
新車時価格110万円スタートのバモス。販売開始から12年が経過しているので、流通台数は1000台弱と非常に豊富で、相場も15万~160万円と非常に幅広くなっている。グレードでは全年式を通じて販売されているNAエンジン搭載の660Mが最も多く、次いで660ターボ、660Lが続く。しかし660MやLは軽自動車特需の影響で値上がりとなっているので、ここは今値落ちしている660ターボをオススメしたい。

狙いたいのはABSが標準装備となった2001年8月以降の660ターボ。運転席・助手席SRSエアバッグをはじめ、ブレーキアシストも標準装備と安全装備は充実。便利なリア両側スライドドア、キーレスエントリー、プライバシーガラスなど快適装備もバッチリ。しかもターボ車なら、荷物をたくさん載せてもストレスなく走れるので満足度は高い!
Text/萩原 文博