▲宇都宮市内から少しクルマを走らせれば、この時期ならではのいちご狩りも楽しめる▲宇都宮市内から少し車を走らせれば、この時期ならではのいちご狩りも楽しめる

食べて食べて……宇都宮の街を堪能

「美味しい餃子が食べたい!」と思い立った次の日、私は友人を連れて栃木県は宇都宮市に車を走らせた。言わずと知れた、ギョーザの街である。

まずは、宇都宮駅に車を止め、周辺で昼食。焼き餃子と水餃子を注文し、2人でシェアしながら、さっそく2軒をハシゴした。
 

お腹が満たされたところで、お次はデザート。この時期ならではの楽しみ“いちご狩り”をすべく、鹿沼に向かった。雪が少し残る道を慎重に走らせ、30分ほどで到着。

広大なビニールハウスの中には、ところどころまだ白い実をつけた「とちおとめ」が。摘み方の説明を受け、いざスタートだ。

実はとても甘く、練乳なしでも十分に美味しい。店頭には並ばないであろういびつな形の“オバケいちご”を狙いながら、30分間、夢中で食べつくした。思わずお土産のパックを買ってしまうほど、飽きない甘さのいちごだった。

夕食にまた餃子を食べることは決まっていたが、さすがに満腹なので、お腹を空かせる意味でも少し観光をすることに。20分ほど車を走らせ、「大谷資料館」に立ち寄った。

ここは、採掘場を利用した資料館だが、その神秘的な空間から、数々の映画やミュージックビデオの舞台としても知られている。新車の発表会などにも使われたこともあるそうだ。

この日の坑内気温は1度。冷たい空気に日本とは思えない独特の雰囲気。中にいる間はスマートフォンの電波も途絶え、まさに「非日常」の空間である。予想外にリフレッシュすることができた。

外に出るころには、空は夕焼け。本日3軒目の餃子店で、締め。

▲散歩した車:ホンダ N-WGN(現行型) ▲散歩した車:ホンダ N-WGN(現行型)

<今回散歩したルート>

text&photo/編集部 井上恵利