モーターショーは遊園地を超えるデートスポットになりえるのか！？～車好きだけが楽しむ場所じゃない車関連イベントの可能性について大学生が本気で考えてみた～

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2019/12/18

▲東京モーターショーの展示棟をつなぐ橋の手前にあった広場の入口。この広場にはキッチンカーが並んでおり、食も楽しむことができる！

モーターショーは車好きが行くところ？

カーセンサー学生編集部の熊井です。

今回は、10月24日～11月4日に開催されていた「第46回東京モーターショー2019」に行ってきました。

「モーターショー」と聞くと、みなさんはどういうイメージをしますか？

「車が展示されて見るだけ」「車好きが集まるイベント」「男くさいイメージ」そう思う人が多いのではないでしょうか？

実は私も学生編集部に所属まではモーターショーに足を運んだことはなく、今回初めて参加するまではそういうイメージをもっていました。

イキナリの結論で恐縮ですが、実際は全然違いました！！！

いろんな体験ができて、初めてでも車に詳しくなくてもめちゃくちゃ楽しめる！

そうだ、まるで遊園地みたい！

なるほど、これはデートスポットになるぞ！← 今ココ

そこで、今回のモーターショーを例に、これは“デートにもピッタリ”だと思った体験を紹介していきたいと思います。

インスタ映えNo.1！はトヨタブース

「PLAY THE FUTURE」をテーマにしたトヨタブースは、未来を感じることができる“インスタ映え”なブースでした！

ここでは「FUTURE RESIDENCE CARD」という自分だけの顔入りのカードが無料で作れ、ブース内で様々な体験をしてポイントを貯められます。

さらに、貯めたポイントはブース内にある「トヨタコンビニ」にて、オリジナルグッズと交換が可能。

車のイベントにも関わらずトヨタブースには今後販売する車両の展示はゼロ、代わりにドラえもんの世界に飛び込んだかのような未来の体験をすることができました。

ブース自体がカラフルで、未来を感じながらインスタ映えも狙えるはず！まさにデートにはもってこいなブースでした。

▲「FUTURE RESIDENCE CARD」を発行し、満足気な熊井。このカードはそのまま持って帰ることができるので、いい記念になります！

▲トヨタコンビニで交換したオリジナルグッズ。色のバリエーションも豊富で、背景をぼかして写真を撮るだけでもインスタ映えが狙えそうです！

▲カラフルなブースにはフォトスポットがいっぱい（今回は男2人で参戦しました……）

飲めるハンバーグ！？食べ歩き目当てに来てもOKなグルメキングダム

▲こちらは東京ビックサイト西展示棟屋上のグルメキングダム

モーターショーはとても広く、たくさん歩くのでもちろんお腹も減ります。

でも、モーターショーって車を見るための場所だから美味しい食べ物なんてなさそう……思っている人も多いのではないでしょうか？

しかし、東京モーターショーには食べ歩きのプロが選ぶ絶品グルメが立ち並ぶエリアがありました！

私が頼んだのは「飲めるハンバーグ」。完全に名前のインパクトで選んだのですが、これが絶品。

本当に飲めるほど柔らかく、5分とかからずに完食しました（笑）。

もちろん、このグルメキングダムには他にもたくさんのお店があり、下手するとここだけを目当てに来ても十分なほどのクオリティです！

▲こちらが飲めるハンバーグ。箸を入れると肉汁があふれ出ました！

大坂なおみ選手と記念撮影！？

日産 GT-Rをバックに大坂なおみ選手と記念写真を撮ってきました！

え、本物じゃない？？？

バレましたか、実はARの大阪なおみ選手です。

私はバックハンド、芝本はフォアハンド、キチンとバランスを意識して写真を撮ってきました！

モーターショーの思い出にもってこいの一枚ですね

▲本当に横にいるのかと思うくらいのリアリティでしょ？

乗って。見て。感じる未来のモビリティ

モーターショーでは実際に買うことができる新車に乗ることもできますし、自動車会社以外のたくさんの企業の最新技術を見ることもできました。

中でも驚いたのは、NTTドコモブースの5G遠隔運転。

最新の通信技術5Gを使って、東京ビッグサイトから神奈川県横須賀市にある車を遠隔操作で運転するというデモンストレーション。

安全のために横須賀市の車には運転手が座っていますが、ハンドルから手を離しても、こちらからの遠隔操作で障害物をスイスイ避けていく……あまりにもストレートな表現ですが、めちゃくちゃすごかった！

このような驚きや感動を共有したり、未来の車に乗ってみて「将来、こんな車に乗ってみたい」ということを話したりできるのはモーターショーの大きな魅力でしょう。

▲5G遠隔運転のデモンストレーション。手前のハンドルで横須賀市にある車を操作します

▲発売される車、コペン GR SPORT にも乗りました。こんな車でドライブデートをしてみたい！

モーターショーは遊園地を超えるデートスポットになりえる！！

いかがでしたでしょうか？

今回はモーターショーを初参加ながら、イメージと少し違ったなと感じた部分を中心に紹介させていただきました。

様々なスポットでインスタ映えを狙うのも良し。1日食べ歩くのも良し。最新技術や体験で驚きや感動を共有し合うのも良し。

デートではなかったですが、私はすごく楽しめましたし、1日では回り切れずもう1日は遊びたいとも思うほどでした。

デートスポットとして定番の遊園地もいいですが、1日で約11万人が来場した東京モーターショーも必見でした。

そう、人気の遊園地にも絶対に負けない”デートスポット”になるはずです！

紹介させていただいた東京モーターショー2019はすでに終わっておりますが、車のイベントの多くは「車好きだけが行くところ」「車を見るだけ」ではなく、ひとつの「テーマパーク」のようなものです。

この後も、2020年1月には東京オートサロン、2月にはキャンピングカーショーなど、様々な車関連のイベントが開催されますので、今まで参加したことがない方もぜひ新たなデートスポットとして足を運んでみてはいかがでしょうか。

文、写真／熊井遼太郎（カーセンサー学生編集部員）