狭い駐車場に駐車するためのテクニック3 【CS探偵団】
カテゴリー: カーライフ
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2008/10/22
■究極に狭い駐車場に駐車するコツを伝授!
車を運転する以上、車庫入れとは無縁というわけにはいきません。しかし、多くの人が苦手としているのも事実。なんとかうまくなる方法はないものかと我々CS探偵団、ない頭をしぼり考えました。そこで思いついたのが、うまい人にコツを聞けばいいってこと。
ハイ、ここが車庫。スペースだけを見るとその狭さはわかりませんが、車を駐車するとこのとおり。その狭さっぷりがおわかりいただけることでしょう。ちなみに左右のスペースは195cm。レガシィツーリングワゴン(旧々型)の全幅は1695mmの5ナンバーサイズ。そう聞くと「なんだ結構余裕あるじゃん」と思うかもしれませんが、実際に左右のゆとりを測ってみると、運転席側で4.5cm、助手席側で8cmしかありません。
ちなみに乗り降りは助手席側から。車をきちんと収めると、助手席側のドアはちょうど壁が切れるところに達し、ドアを開けることができます。
■プロの駐車テクニックは異次元の速さ
が、これは強敵すぎました。なんとか車庫入れはできたものの、かかった時間は1分3秒。迫り来る壁のプレッシャーに負けて汗びっしょり。もう2度とやりたくありませんって感じです。何が怖いって、ボクのレベルでは途中で微調整すらできないということ。ちょっとでもステアリングを切ろうもんなら、たちまち壁が迫ってきます。状況を確認しようにも、窓を開けたらそこは壁。もう怖くて動けませんでした。
そして、満を持して友人の登場。いやもう、プロと、師匠と呼びましょう。その車庫入れは、スピーディかつ無駄がない。私が1分3秒かかった車庫入れをたったの12秒で完了させたのです。その様子はぜひ動画でご覧ください。
どうです?見てるこっちが怖くなるでしょう? しかも車庫入れが終わると、「いつものことだから」などとサラっと言ってのけるんです。そんな友人のKYっぷりに若干のイラつきを覚えながらも、そのコツを聞いてみました。
これがポイントだそうです。
ポイント1.運転席側を攻めるというのは、運転席側をギリギリにしておけば、絶対に助手席側が当たることはないからとのこと。両方見ようとするから、無駄なステアリング修正が入り、こすってしまうものなんだとか。入るのがわかっているなら、見るのは運転席側だけでいいということです。
ポイント2.車体とステアリングを真っすぐにしておくというのは、途中で修正ができないからだそう。入る前に壁と平行にしておき、後はアクセル操作のみ。狭い駐車場でステアリングをイジるのは厳禁とのこと。ボディとタイヤが壁と平行になっていれば、ステアリングをイジらなければ絶対入るのだとか。私自身がそうでしたが、途中で微調整しようとヘタにステアリングをイジると、返って窮地に追い込まれるようです。
最後にポイント3.助手席側のミラーを畳まずに出しておくのは保険とのこと。これは万が一こすってしまった場合でも、ミラーを出しておけば一番最初にこするのはミラーなので、フェンダーやドアといった修理にお金のかかるポイントを傷つけないで済むから。誰だってこすったとわかればすぐにブレーキを踏みますもんね。助手席側のミラーは被害を最小限に抑えるセンサーみたいな役割のようです。
最後に、これらを聞いてボクが再チャレンジした時のタイムをご紹介しましょう。なんと28秒。半分以下に短縮できました。上記のテクニックは、普通の車庫入れでも十分に使えるテクニック。ぜひ試してみてください。
車を運転する以上、車庫入れとは無縁というわけにはいきません。しかし、多くの人が苦手としているのも事実。なんとかうまくなる方法はないものかと我々CS探偵団、ない頭をしぼり考えました。そこで思いついたのが、うまい人にコツを聞けばいいってこと。
↑数字上での隙間は、195cm—169.5cmで25.5cm。意外と余裕に見えるかもしれないが、実際に駐車してみると、その隙間はあってないほどに感じてしまう
幸い探偵の友人宅の駐車場が、バカみたいに狭い。それはもう拷問ばりに。しかも彼は通勤で車を使っているので、毎日その拷問を受けているわけです。だとしたら、ヘタなわけがない。そこで早速その超絶テクニックを拝見しに行ってきました。ハイ、ここが車庫。スペースだけを見るとその狭さはわかりませんが、車を駐車するとこのとおり。その狭さっぷりがおわかりいただけることでしょう。ちなみに左右のスペースは195cm。レガシィツーリングワゴン(旧々型)の全幅は1695mmの5ナンバーサイズ。そう聞くと「なんだ結構余裕あるじゃん」と思うかもしれませんが、実際に左右のゆとりを測ってみると、運転席側で4.5cm、助手席側で8cmしかありません。
ちなみに乗り降りは助手席側から。車をきちんと収めると、助手席側のドアはちょうど壁が切れるところに達し、ドアを開けることができます。
↑駐車車両と壁の隙間は、運転席側はタバコの箱1個分もないほど。助手席側はミラーを畳めば人がなんとか通れるぐらいだ。少しでも操作を間違えば…
しかし、これでひるんでいてはCS探偵団の名がすたるというもの。実際に車庫入れしてみようじゃありませんか。私だって探偵団の端くれ。毎日車に乗っていますし、いろいろな車にも乗ります。うまいとは言えませんが、普通の人よりは多少車庫入れにも自信があります。■プロの駐車テクニックは異次元の速さ
が、これは強敵すぎました。なんとか車庫入れはできたものの、かかった時間は1分3秒。迫り来る壁のプレッシャーに負けて汗びっしょり。もう2度とやりたくありませんって感じです。何が怖いって、ボクのレベルでは途中で微調整すらできないということ。ちょっとでもステアリングを切ろうもんなら、たちまち壁が迫ってきます。状況を確認しようにも、窓を開けたらそこは壁。もう怖くて動けませんでした。
そして、満を持して友人の登場。いやもう、プロと、師匠と呼びましょう。その車庫入れは、スピーディかつ無駄がない。私が1分3秒かかった車庫入れをたったの12秒で完了させたのです。その様子はぜひ動画でご覧ください。
どうです?見てるこっちが怖くなるでしょう? しかも車庫入れが終わると、「いつものことだから」などとサラっと言ってのけるんです。そんな友人のKYっぷりに若干のイラつきを覚えながらも、そのコツを聞いてみました。
●その1.運転席側をギリギリに攻めるべし
●その2.車体とステアリングは必ず真っすぐにしておくべし
●その3.助手席側のミラーは畳まずに出しておくべし
●その2.車体とステアリングは必ず真っすぐにしておくべし
●その3.助手席側のミラーは畳まずに出しておくべし
これがポイントだそうです。
ポイント1.運転席側を攻めるというのは、運転席側をギリギリにしておけば、絶対に助手席側が当たることはないからとのこと。両方見ようとするから、無駄なステアリング修正が入り、こすってしまうものなんだとか。入るのがわかっているなら、見るのは運転席側だけでいいということです。
ポイント2.車体とステアリングを真っすぐにしておくというのは、途中で修正ができないからだそう。入る前に壁と平行にしておき、後はアクセル操作のみ。狭い駐車場でステアリングをイジるのは厳禁とのこと。ボディとタイヤが壁と平行になっていれば、ステアリングをイジらなければ絶対入るのだとか。私自身がそうでしたが、途中で微調整しようとヘタにステアリングをイジると、返って窮地に追い込まれるようです。
最後にポイント3.助手席側のミラーを畳まずに出しておくのは保険とのこと。これは万が一こすってしまった場合でも、ミラーを出しておけば一番最初にこするのはミラーなので、フェンダーやドアといった修理にお金のかかるポイントを傷つけないで済むから。誰だってこすったとわかればすぐにブレーキを踏みますもんね。助手席側のミラーは被害を最小限に抑えるセンサーみたいな役割のようです。
↑駐車場の幅は195cm(左) 車が駐車場に入ると運転席側の隙間はわずか4.5cm(中) “保険”のために助手席側ミラーは畳まずに駐車するのがコツ
これらのポイントをまとめると、狭い駐車場では、運転席側を壁にギリギリに寄せて、助手席側は見ない(気にしない)。入る前にボディとタイヤを真っすぐにしておき、ステアリングは一切イジらない。万が一のために、左側のミラーは出しておく、といったところでしょうか。最後に、これらを聞いてボクが再チャレンジした時のタイムをご紹介しましょう。なんと28秒。半分以下に短縮できました。上記のテクニックは、普通の車庫入れでも十分に使えるテクニック。ぜひ試してみてください。
<Report/金子剛士>
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