最短ルートに肉薄するオススメ左折ルートを発見!

右折は対向車が怖くて冷や冷やする! そんな週末ドライバーを応援するべく、“左折オンリードライブ”を実践する当企画。今回は池袋サンシャインシティをスタートし、国立競技場をチェックポイントに、表参道を目指します。

初めに言ってしまいますが、今回はスゴいです。池袋から原宿へ移動となると大変な渋滞にハマるイメージがあるのですが、意外や意外。右折を禁じることでの距離的なロスをもろともせず、大健闘してしまいました。前回から導入した動画と併せて、どうぞ最後までおつき合いください。
池袋 サンシャインシティ|CS探偵団
↑スタート地点の池袋サンシャインシティは、ショップやレストランはもちろん、水族館やプラネタリウム、劇場、博物館までが複合した施設です
取材当日は、あろうことかまたまた五十日(ごとおび)。前々回、これによって大渋滞に巻き込まれているにもかかわらず、喉元過ぎればなんとやら…。同じあやまちを犯してしまうとは。早くも暗雲垂れ込める車内、情けないことにスタート直後からアタマをよぎっておりました。「なにか言い訳を考えておかねば…」と。

池袋サンシャインシティの地下駐車場から出発。まずは恒例の左折→左折→左折を駆使して、春日通り(国道254号)に入ります。するとすぐさま明治通り(都道305号)に交わるので、その交差点を左折。JR池袋駅を右手に見ながら、道なりに南下していきます。

学習院大学のある目白エリアをかすめ、さらに南下。高田馬場、大久保、歌舞伎町と抜けていき、新宿に到達しました。さて、ここからが大きな分岐点。

国立競技場に向かうための“最短距離コース”としては、新宿6丁目交差点の先の二叉を左方向に進んで左折、靖国通りを右折、外苑西通りに入るわけですが、“左折プラン”に則ると、二叉をそのまま直進して、北参道交差点を左折。つまりは、新宿御苑の東側を通るか、西側を通るか、という違いです。距離にして約1.6kmの差。これがタイムにどう影響するのでしょうか。
国立競技場|CS探偵団 神宮外苑|CS探偵団 フォーエバー21|CS探偵団
↑東京オリンピック開会式が行われた国立競技場(左) 当企画においてヒジョーに便利な外苑の円周路(中) 話題のブランド、フォーエバー21の行列(右)
国立競技場前に着きました。参考までにここまでの中間タイムをお知らせします。最短距離(約7.2km走行)が28分。左折プラン(約8.8km走行)が30分。…こ、コレは、キター! 当企画はじまって以来、最高の手応えです。ビンビンきてます。どうか、このまま行ってくれと、ステアリングを握る手にも力がこもります。

そのまま道なりに明治神宮外苑の円周路を一周するかたちで、ふたたび明治通りに戻ります。…と、ここで非情な渋滞に見舞われます。距離的にはたったの500mほどでしょうか。しかし、通過に10分はかかっている体感です。怖ろしいのでタイムウォッチは見ておりません。

やっとのことで明治通りに復帰しました。竹下通りや、ラフォーレ前の人混みを横目に、神宮前交差点を左折、ゴールの表参道ヒルズ前にすべり込むエスティマ。善戦した感触は確かにあるのですが、結果はいかに?
表参道 表参道ヒルズ|CS探偵団
↑今までにない上々のタイムを叩き出し、表参道ヒルズ前にゴールするエスティマ君。いつもより凛々しく見えるのは気のせいでしょうか?

【左折プラン応援隊 第6エール:池袋~国立競技場~表参道 無事達成!】 《参考データ》
●最短ルート走行(map左) 10.5km 約45分 ●左折のみで走行(map右) 13.1km 約57分(我慢した右折:2回)
はい、どうでしょう! 上記のようなタイムとなりました。特筆すべきは、やはり国立競技場までの肉薄っぷり。1.6km余計に走ったにもかかわらず、時間差は2分。ここに限れば、左折プランの大きな成功例と言えるのではないでしょうか。後半の北参道交差点手前の渋滞は惜しいですが、総合的に見たって、それほど悲観するようなデータではありません。

テストスタッフ一同、俄然やる気の高まった今回。
次回は表参道から出発して、東京タワーをチェックポイントに、品川まで向かいます。

<Report/西崎博之>