「ビンテージカーに乗るために免許を取りたい」タカハシマイが、“送りたい生活”から考えた愛車候補はポルシェ 356
カテゴリー: カーライフ
タグ: ポルシェ / 356 / EDGEが効いている / 武田尚子
2019/06/21
タカハシマイ × ポルシェ 356
モデル・アーティストとしてマルチに活躍するタカハシマイさん。
車の知識はほぼゼロ。実は免許も持っていない彼女が乗りたい車としてオーダーしたのは、ポルシェ 356。一体、ビンテージカーの何が彼女を惹きつけるのか。貴重な実車を見に行き、話を伺いました。
モデル・アーティスト
タカハシマイ
1992年生まれ。埼玉県出身。18歳頃から「Zipper」にて読者モデルとしてのキャリアをスタート。「Used MIX」「mina」など、青文字系のティーン誌を中心に活躍する。2013年からはモデル業と並行し、ロックバンド「Czecho No Republic(チェコノーリパブリック)」のメンバーとして活動開始。音楽番組などでMCも務める。学研より1stセルフプロデュースBOOK『タカハシマイ』が発売中。
インタビュアー
武田尚子(たけだなおこ)
一児の母でライター。「カーセンサーライターたるもの車を持たねば!」と一念発起し、出産後、ペーパードライバーを脱してBMW 3シリーズを購入したママドライバーでもある。エネルギーの源は宝塚。
まるで、オードリー・ヘプバーン?
まだ運転免許をお持ちでないと伺いました。それなのにビンテージカーをリクエストされるなんて、通です!
今一番欲しいもの=「運転免許」ってくらい取りたいんですけど、まだ実現できてなくて……。今日はせっかくの機会なので、理想の車に乗りたいと思って、外国産の可愛い形のビンテージカーをリクエストしました。
レトロで可愛いけど品がある、そんなところが、私が憧れているオードリー・ヘプバーンに通じていて好きです。
実は、タカハシさんのクラシカルな佇まいの中にある凛とした美しさが「オードリー・ヘプバーンみたい!」と、編集スタッフで話していたんですよ。
ありがとうございます!
今日は車のイメージに合わせて、お気に入りのビンテージのワンピースを選びました。ビンテージのものは、昔にタイムスリップしたような気持ちになれるところが好きです。
とってもお似合いです!
ちなみに、本日見ていただいた中で、他に気になる車はありましたか?
白が好きなので、お店の端っこにあったオフホワイトの車が、ナチュラルさもあってすごく可愛いかったです。街で乗ってる自分を想像すると、これが一番似合ってるんじゃないかなと思えて。
やや四角いフォルムながら男性的すぎない可愛いらしさもあって、レトロな雰囲気もいいですね。何より、品の良さが好きなのかもしれません。
リクエストいただいて、撮影に使用した赤のポルシェはいかがでしたか?
めちゃくちゃ可愛いです!でも、私が乗るのは申し訳ないような気持ちになっちゃって……。
実際に見ると、写真では分からなかった車そのものが放つ存在感が圧倒的で。高級感もあって、もう素敵すぎました! これを乗りこなしてる人と出会いたいですね(笑)。そんな人と友達になってドライブに連れてってほしい!
恐縮されていますが、とてもお似合いでした! ……ちなみに、約3000万円だそうです。
家、買えそうですね(笑)。でも存在感が本当に素敵なので、お値段も納得です。一点ものっていうか、こんな車に乗ってる人ってあまり見かけないじゃないですか。すごく自分らしさが感じられますよね。
車も洋服もビンテージが好きとのことですが、どんなところが魅力ですか?
例えば、ビンテージのインド綿の洋服には刺繍で鏡が付いていたりするんですが、魔除けの意味があったそうです。形や装飾を通して、当時の文化や歴史を感じられるのがおもしろいですよね。時代を超えて受け継がれたものを現代に着られる喜びもあるし、人と被らず自分らしさを出せるところにも魅力を感じます。
ビンテージカーは維持に手間もかかると思いますが、それも含めて大事に思えるところもいいですね。
「自分らしさ」が、こだわりですか?
そうですね。好きなものも大事だけど、似合うものをより大事にしてるし、似合っていたい。乗っていれば自分らしくなってくる部分もあると思うし、時に挑戦することもありますが、服も車も所有物は自分色に染めたいんですよね。
なるほど。もしこの車を買ったら行ってみたい場所や、やってみたいことってありますか?
湘南に行ったり、福生の古着屋さんに行ったり……。でも、近所でいいのでとにかく乗って走りたい! 日常をビンテージカーで過ごしたらと想像しただけでテンション上がります。代々木公園の駐車場とかに止めたい(笑)。
あとは、おじいちゃんを温泉旅行に連れて行ってあげたいですね。家族旅行も私が計画して実現できたらいいなと思います。
おじいさまのお話しが出ましたが、ご家族との車の思い出があれば教えてください。
駅から家まで距離があったので、よく駅まで車で送ってくれてましたね。当時は反抗期真っ只中でそんなに父と仲良くなかったので、2人で話すってあんまりなかったのですが、唯一2人で話せる時間が車の中だったかもしれません。
本当は嫌だけど、傷つくかなと思って助手席に乗る、みたいな。父も普段は言わないくせに、「どうなんだ最近」とか話かけたりしてきて。
最近になってやっと長い反抗期が終わって(笑)、今度初めてサシ飲みに行くことになったんですよ。「ティッシュ」を「テッシュ」って言うような父なんですけど(一同爆笑)。
でも最近、今の自分があるのも父のおかげなんだなと思うようになり、感謝の気持ちが湧いてきて。断られるかなとか思ったんですけど、電話で誘ったらあっさり承諾してくれて。「あぁ」とか言ってクールを装ってましたが、内心めちゃくちゃ嬉しくて大興奮だったと思います(笑)。
お父さん、さぞお喜びだったでしょうね。
では最後に、改めて憧れのビンテージカーとご対面されての感想を教えてください。
触れられて、乗せてもらえて、本当に楽しかったです! 運転席に座ったとき、こんな ふうに自分がビンテージカーに乗ってる未来がくるのかなと想像してワクワクしました。……そのためにまずは、免許取らなきゃですね!
●Czecho No Republic
1400円(税抜)/MDMR-2040
〈収録曲〉
1. STAR
2. Everything
3. Wake Up!
4. オデッセイ
●「murffin discs」主催イベント
Czecho No Republicが所属する、音楽レーベル&マネージメント「murffin discs」主催のイベント『murffin night』が、仙台にて開催決定。
日程:2019年7月30日(火) OPEN/START 17:00/17:30
会場:仙台CLUB JUNK BOX、仙台darwin
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