夢の空間を手軽に実現!“借りる”ガレージハウス【EDGE HOUSE】
カテゴリー: カーライフ
タグ: アルピーヌ / A110 / EDGEが効いている / ガレージハウス
2019/07/07
“試住体験”ができる賃貸ガレージハウス
1階と2階を繋ぐ階段側に壁がないため、上下階の一体感が大きい。表記的には1LDKだが、本質的には約100㎡ものワンルームだ。
この賃貸ガレージハウスを建てた施主自身も「部屋というより空間を貸したかった」という。
ガレージはリビングの延長としての土間で、子供の遊び場にも趣味の基地にも、アイデア次第で何にでも使える。
もちろん愛車を置けばリビングのソファからいつでも眺められる。
この空間を可能にしたのは、天井にむき出しになっているI型ジョイストという木製フレームだ。
木製ながら鉄骨のように使えるので柱や壁がなくても大きなスパンが取れる。
これだけ広いと、これからの季節は冷房の効きが心配だが、東北地方の断熱性能に合わせた断熱材を使用しているため、外の熱が入らない・室内の熱が逃げない。だから夏は涼しく、冬は暖かい。
ダイニングの吹き抜け部分を覆うネットは、5畳ほどもある大きな“ハンモック”だ。寝転びながら読書をしたり、昼寝をしたり、子供と一緒に遊んだり。ノートパソコンを開けば仕事もリラックスできてはかどりそう。
また賃貸住宅だが壁にクギを打ち付けるのもOK。食器棚や本棚を備えたり、サーフボードやロードバイクを飾ったりと、自由にカスタマイズできる。
こんなふうに、まるで「100㎡の空間をどう使うか?」使い手に問うような賃貸住宅だが、実は全3戸のうち賃貸しているのは2戸で、撮影した部屋はレンタルスペースとして貸し出し中(2400~4000円/h)。
連日予約でいっぱいだが、今年9月からは賃貸住宅に転換する予定。住んでみたい人は、まず一度「100㎡の空間をどんなふうに使いたくなるか?」レンタルしてみてはいかがだろう。
■主要用途:賃貸住宅
■構造:木造2階建て1LDK(×3棟)
■敷地面積:391.46㎡
■建築面積:208.68㎡
■延床面積:104.3㎡(×3棟)
■設計:有限会社Kaデザイン 一級建築士事務所
■企画:株式会社クリーク・アンド・リバー社
■レンタルの問い合わせ先:スペースマーケット(関連リンク参照)
※カーセンサーEDGE 2019年8月号(2019年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- EVハイパーカーメーカー「リマック」が今熱い!従来のスーパーカーを猛追するクロアチアの新星【INDUSTRY EDGE】
- 【功労車のボヤき】「オペルとは思えないほどイカしてる!」というトホホな褒め言葉に涙した日もあったけど……。オペル一族の逆襲!?
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- ドア開閉音からも分かる卓越したビルドクオリティ、空冷時代だからこそ生きたポルシェの技術力
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- アルピナ B8 4.6リムジン。それはある意味「永遠の命」をもつ希少名車だった。【NEXT EDGE CAR】