三菱自動車は、本日、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTh)が、R&D(研究開発)強化の一環として新設したテストコースの開所式を執り行ったと発表しました。式典には、チャッカモン工業大臣をはじめとした政府の方々、取引先など多くの関係者にご参列いただきました。

MMThは、生産能力の拡大に伴い、生産拠点に直結したR&D機能の増強を図っており、テストコースの新設はその一環となります。テストコースでは、生産の準備段階での品質確認を実施し、タイ生産車の品質強化・商品力強化をより一層進めてまいります。なお、三菱自動車のテストコースとしては海外で初となります。

式典に出席した三菱自動車の中尾龍吾取締役副社長は、「三菱自動車が、タイを生産拠点として成長、発展してまいりましたのは、長期にわたるタイ政府の一貫した自動車産業育成政策のお陰と感謝しております。一連のR&D機能強化により、タイ政府の目指す研究開発分野での投資を拡大すると共に技術者の育成にも努めてまいります。引き続き当社はタイ事業を根幹に据え、タイの自動車産業と一緒になって発展していく所存です。」と述べました。

【テストコース概要】
所在地 タイ王国 チョンブリ県 シラチャ郡 ノーンカーム地区
(MMThラムチャバン工場の北東約26kmに位置)
面積 約152,000m2
主要設備 汎用路・フィーリング試験路・模型路・周回路(1,500m)・整備ヤード等