アウディ A4アバント|1.8 TFSIの背後に2.0TFSIクワトロの姿も見え始めた【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: アウディ / ステーションワゴン / クルマを選び始めた人向け / A4アバント / 総額100万円で狙おう / 中野剛
2019/07/24
女性ユーザーにも人気のプレミアムカーブランド
メルセデス・ベンツやBMWと並ぶ、ドイツのプレミアムカーメーカーであるアウディ。
洗練されたデザインと上質なインテリアが醸す都会的なイメージで女性ユーザーにも人気だが、「クワトロ」と呼ばれる4WDシステムや軽量アルミボディなど、時代を先駆ける新しい技術を積極的に採用し続けるメーカーとしても知られている。
そんなアウディの主力モデルとなるのが、Dセグメントに属するA4だ。ボディはセダンとアバントと名付けられたステーションワゴンがある。
初代A4アバントがデビューしたのは1996年10月。以降、進化を重ねながら2016年4月に登場した現行型でシリーズ5代目を数える。
同クラスのライバルであるメルセデス・ベンツ CクラスワゴンやBMW 3シリーズツーリングと異なり駆動方式は前輪駆動がベースだが、アウディの代名詞的存在でもある4WD仕様の「クアトロ」も設定されている。
デザインの鮮度がいまだに衰えていない4代目
ここで注目するのは、2008年8月~2016年3月に生産されたシリーズ4代目だ。
従来モデルよりもエッジの効いたデザインでシャープな印象が強調されている他、フロントマスクに精悍さを加える白色LEDを配したヘッドライトなど、現行型にも通じるスポーティで洗練されたルックスが特徴。
搭載するエンジンは、1.8Lと2Lのターボ、そして3.2LV6のNAの3タイプ。2Lターボ車と3.2LNA車にはクワトロも設定されていた。
直近3ヵ月の中古車流通量は300台前後の水準で横ばい状態だが、相場の下落傾向が強まっている。
現行型が登場から3年経過し中古車相場が下がってきたことで、旧型に当たる4代目の相場を押し下げる圧力となっているようだ。その結果、予算100万円圏内の物件の充実度がかなり上がっているのだ。
デザインの鮮度を高いまま保っている4代目を、予算100万円で狙えるようになったのはうれしいニュースと言えるだろう。
バリューアップを狙うなら1.8 TFSI SEパッケージに注目
予算100万円圏内では、2012年3月までの前期型がメインターゲット。中でも1.8L車は選択肢が豊富なため、まずはここから当たるのが正攻法だ。
新車時価格が400万円オーバーだったことを考えると、10年落ち未満で走行距離6万km程度の物件ならバリューはハイレベル。本革シートや17インチアルミホイールなどのオプション装備を標準化したSEパッケージなら一段とバリューがアップする。
さらなるハイバリューを狙うなら、4WD仕様のクワトロに狙いを定めるという手もある。
ただし今のところ選択肢は極少。下落圧力が効いている現在の相場トレンドからすれば、総額110万~130万円付近に小さなボリュームゾーンが予算100万円圏内に下がってくるのも時間の問題だ。
絶好のタイミングを逃さないように、流通量の多い2.0 TFSIクワトロに照準を合わせつつ、こまめに物件をチェックしていこう。
▼検索条件
アウディ A4アバント(4代目)×1.8 TFSI SEパッケージ×総額100万円以下×全国▼検索条件
アウディ A4アバント(4代目)×総額100万円以下×全国この記事で紹介している物件
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