「車の衣替え」をするなら、250万円以下で狙えるミニ クロスオーバーが正解?
カテゴリー: 特選車
タグ: クロスオーバーSUV / FF
2015/06/03
洋服のように簡単にはいかない車の衣替え
基本的には6月1日が「衣替え」のタイミングとされていますが、洋服だけではなく車だって、できることなら“夏仕様”なモデルへの衣替えをしたいものです。でも、洋服と違って車は「とりあえずサクッと夏物を買い、秋になったらまた秋冬物を買って」なんてことはなかなかできません。
もしも今「車の衣替え」をするとしたら、選ぶべきは「来るべき夏に似合い、そしてその後すぐにやってくる秋冬でも使い勝手の良いモデル」となるでしょう。
その条件に合うボディタイプはいくつかの候補が考えられますが、最もハマるのは「SUV」ではないでしょうか? それも、ちょっとしゃれたデザインの輸入SUVです。夏の海辺に似合い、そして秋のキャンプや冬の過酷なドライブにもばっちり対応できるのは、おしゃれにもヘビーデューティにも使える輸入SUVをおいて他にないような気がします。
そしてもしも今、できるだけおしゃれで、可能な限り走行性能も高く、そして願わくばお手頃な予算で探すことができる輸入SUVは何か? と考えますと、答えは「ミニ クロスオーバー」になりそうです。
「クーパー」がこの1ヵ月で大幅下落!
ご承じの方も多いと思いますがミニ クロスオーバーとは2011年1月に登場した、ミニシリーズ初の4ドアモデルです。全高はベースとなったハッチバックより120mm高い1790mm。全体的にもミニ一族としてはかなり大柄な、いかにもSUV然としたルックスで、日本仕様は機械式の立体駐車場にも収まるようルーフアンテナの形状が調整されているなど、日常の使い勝手も良好です。そしてその走りも、いかにもミニ一族らしい活発かつ安定感の高いものに仕上がっています。
SUVとしても子育て世代のためのおしゃれファミリーカーとしても人気の高いミニ クロスオーバーだけに、その中古車相場はこれまでずっと「高値安定」をキープしてきました。そして正直申し上げますと、一番人気の高出力モデルである「クーパーS」は今もなお高値安定で、ここ2ヵ月ほどは中古車の平均価格がまったく下がっていません。
しかし二番人気の「クーパー」はこのところグッと平均価格を下げてきました。具体的には5月上旬頃に約235万円だった平均車両価格は、2015年6月1日現在で約225万円。半月で約10万円の大幅下落です。
実際の市場を見ても、走行距離1万km台からせいぜい3万km台のクーパー クロスオーバーを車両価格200万円前後、支払総額220万円前後で探すことが十分以上に可能です。しかも、業界最高水準の保証内容といっても過言ではない「カーセンサーアフター保証」を付帯することもできる物件を、です。アフター保証を付けておけば、例えば「輸入車は納車後の故障が不安で……」と思っている方であっても、ほぼ不安なく維持することができるでしょう。
250万円以下で「クーパーS」が狙えることも
そしてもちろん、クーパー クロスオーバーの実力は折り紙付きです。ハッチバックのミニを大きく上回る容量を誇るラゲージルームの使い勝手は、最上級グレードであるクーパーSとまったく同一(※ちなみに現在はクーパーSは廃番で、最上級グレードはクリーンディーゼルのクーパーSDですが)。エンジンのパワーやトルクも、さすがにターボで加給されるクーパーSと比べると見劣りはしますが、極端な飛ばし屋さんでさえなければクーパーでも大きな不満は出ないはず。そして、キビキビとよく曲がるのに安定感のあるハンドリング性能は、現在のミニ一族に共通する美点です。
ということで、「衣替え」というのは若干強引というか単なるきっかけのひとつかもしれませんが、コンディションはまだまだ良好なのに、妙に平均価格が下がってきたこの機会をとらえ、ぜひミニ クロスオーバーという「夏にも冬にも似合う、おしゃれでヘビーデューティな輸入SUV」を手に入れてみてください。
予算の目安は「250万円以下でクーパーを狙う」といったニュアンスですが、同予算内でターボ付きのクーパーSが狙えることもありますよ!
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