【名車への道】‘10 キャデラック XLR-V
2020/11/25
■これから価値が上がるネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
これからクラシックカーになるであろう車たちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
バブル感満載。古さを感じないラグジュアリーなスポーツ2シーター
——さて、今回ですが取材予定リストの中で、僕が一番見たかった車の上物が見つかったんですよ。きっと気に入ると思います!
——松本さんも絶賛してたキャデラックのXLRです!
——最初に見た時、キャデラックっていう感じが全面に出ててすごくカッコイイと思ったんですよ。僕は機会がなくて結局乗れなかったんですけど、松本さんは試乗してますよね?
——なるほど。あ、今日の対象車この個体です。カッコイイというインパクトがすごいですね。
——ショーカーの時からこんな奇抜なデザインだったんですかね?
——なるほど、それベースからして個性的なルックスだったんですね。
——あぁそんな車確かにありましたね。
——確かに記憶に残るデザインでしたよね。
——そんなに似てるんですか?
——この時代のキャデラックってみんなこういうシルエットでしたよね?
——どうしても見た目に話題が集まりがちですけど、中身や性能はどうなんですか?
——松本さん当時、試乗してどんな印象だったんですか? コルベットの中身にキャデラックの外観って想像つかないんですけど。
——確かにルックスからはその匂いが……。
——内装もキャデラックって感じですよね。
——ザ・高級車って感じがいいですよね。
——いいなぁ。これは欲しいなぁ。
キャデラック XLR-V
電動ハードトップを備えるFRの2シーターオープン。インパネまわりをブルガリが担当するなど、ラグジュアリーな仕立てに。磁気粘性流体を用いた電子制御ダンパーをはじめ、当時の最新技術が採用されている。V8スーパーチャージャーを搭載した「V」は2007年に登場した。
※カーセンサーEDGE 2021年1月号(2020年11月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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