長い胴体と短い足! 個性たっぷりの体型! ダックスフントを車にたとえたら……?
2018/11/08
犬が車になったら?
道ですれ違ったり、車から顔をのぞかせていたりかわいいわんちゃんたちを見かける機会ってたくさんありません? わんちゃんて性格も様々ですよね。どこに行っても犬より先に人間に愛想を振りまきまくっているわんちゃんや、飼い主さんに忠実でスマートなわんちゃんなど……。犬種によっても性格や特徴って違いますよね。
そんなわんちゃんたちの性格・性質を車に当てはめてみるとどんな車になるのか! 独断と偏見でわんちゃんを車に当てはめてみました。
果たして、どんなわんちゃんが登場するのか!?
第6回目は、短い足でちょこちょこ歩くと思いきや豪快に走り回る『ミニチュアダックスフント』
ミニチュアダックスフントはドイツ原産といわれていますが、エジプトが歴史のルーツであるという説もあります。これは、およそ4000年前のエジプトの壁画にダックスフントらしき犬の姿が刻まれていたのが発見されたからだそうです。
もともとは猟犬として活躍しており、ウサギなどの小さな巣に入れる強い犬として重宝されてきました。そのせいか、よく吠えるという性質があります。なので、しつけは吠え癖の矯正から教えていくのが良いでしょう。運動神経も良く、活発に動き回るわんちゃんなので、1日2回の散歩は欠かせません。できれば、小型犬の割には長い30分くらいの散歩をしてあげるのがベストです。
そんな、ミニチュアダックスフントの特徴を簡単に見てみましょう!
■ 身体的特徴
地面からの高さは30cm前後、頭から尻尾の先までは50~70cmくらいの長さが一般的で、胴の長さはだいたい40~50cmほどです。体重は4.5~5.0kgが平均とされています。体重は小型犬と呼ばれる大きさのわんちゃんの中では、少し重いです。これは、猟犬をルーツにもっていることもあり、体が筋肉質でがっちりとしていることが理由です。決して太っているという訳ではありませんよ!(笑)
■ 性格的特徴
基本的には、人懐っこい&やんちゃ&物怖じしない性格です。ただ、毛の長さによって性格が違うとも言われています。スムースヘアー(毛が短い)のダックスフントは、もともとアナグマ猟の猟犬であったことから、飼い主に対してとても忠実であり、賢く、明るい性格をしているといわれています。ロングヘアー(毛が長い)は、スムースヘアーに比べると、温厚な性格で、甘えん坊の一面も持ち合わせています。
これを踏まえると?
↓
……
↓
ベントレー ミュルザンヌ スピード
【ベントレー ミュルザンヌ スピードがダックスフントだと思うポイント】
●ボディー(胴体)が長い
●車重が重い
●人を乗せるだけじゃなく、走りも十分楽しめる
ミュルザンヌと聞けば、一般的に至福の空間ともいえるリアシートに身を委ねるVIPを、より速く目的地へと移動させるための車というイメージがある人が多いのではないでしょうか? 確かに、長時間の移動が疲れないように、乗る人のことを考えて作られた車です。しかし、今回はそんなミュルザンヌの中でも走りを楽しめるようなミュルザンヌ スピードというグレードを選んでみました。
全長が5.58m、全幅1.93mという、横幅に比べて長いボディが特徴です。ダックスフントも長い胴体が特徴ですが、ミュルザンヌ スピードも負けず劣らずです。 値段も3000万円超えと立派なものです。だけど、値段に見合うだけのこだわりが詰め込まれた車でもあります。
例えば……ミュルザンヌ スピードはこだわりの色合いを表現するために、塗装は手作業で行われます。大規模な自動車工場ではロボットを使って塗装を行う傾向がありますが、ミュルザンヌは5日間もかけて人の手によって塗装が行われます。他には、上質な革を使いシートを作るなど、とにかく細部にまでこだわった車なのです。
重さはなんと3トン近くもあります。荷物を積むトラックでもないのにかなりの重さ……。小型犬という種類の中で体重重めのミニチュアダックスフントに通じるものがありますよね!
他には、ダックスフントは猟犬のため、吠える習性があると書きましたが、ミュルザンヌ スピードも車重があるため、むやみやたらにアクセルを踏みすぎてしまうと、タイヤが「キュルルルル」という甲高い音を立ててしまいます。ただ、高速道路をゆったりと移動すれば、車内にノイズは聞こえず快適空間を演出してくれます。
重さを感じさせない、走り出しの力や加速のスムーズさを可能にしているのはエンジンが優れているから。筋肉質で力強いダックスフントのように、長いボディからは想像できないような力強い走りを見せてくれます。センターコンソールのスイッチで、「スポーツ」のドライブモードを選択すれば、運転手が楽しくなるようなスポーティな走りに早変わり。
ドライブ(お散歩)に行かずにはいられない、究極の走りです。 一度は乗ってみたい&運転してみたい超高級車のベントレー ミュルザンヌ スピード。なんでも、誕生日などのサプライズに運転手付きで迎えにきてくれるサービスもあるのだとか。
今年の誕生日は、それを申し込もうかなぁ……(1人で)。
独断と偏見で犬を車にたとえていますが、ぜひわんちゃんを飼っている方もそうでない方にも楽しんでいただけたら幸いです。
▼検索条件
ベントレーミュルザンヌ スピード日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- アルピナマジック!~大人の車好きがたどり着く、ひとつの極致~【カーセンサーEDGE7月号】
- エキゾチックな量産スポーツカーが疾走する、大人気のカテゴリー「GT3」とは?【EDGE MOTORSPORTS】
- ランドローバー製3列7人乗りSUV+大型狩猟犬のアウトドアスタイル
- 【ランクルが気になってる人必見】トヨタ ランドクルーザー70を買って5年。維持費がいくらかかったか大公開!
- 撮影で訪れたアメリカで一目ぼれ 、10年来の相棒・米国日産 アルマダ
- ネオ・ネオクラシックに乗る。【カーセンサーEDGE2月号】
- 覚悟や初心に立ち返ることができる。20代の店舗総責任者が選んだ車、光岡 ガリューⅣ
- 主役は愛犬?? ワンちゃんによるマツダ CX-30ロング試乗レポート
- ガレージと趣味部屋が隣接した、人生を楽しむための家【EDGE HOUSE】
- 【試乗】ベントレー ベンテイガ|疲れずにどんどん運転したくなるのはまるで魔法! 時間の概念を変える本物のGTモデル