スバル アルシオーネ予想イラスト|ニューモデル速報

スバルがハイブリッドカーを国内で発売したのは2013年6月のこと。自社開発のハイブリッドシステムを搭載したXV ハイブリッドは好評だったが……。

トヨタのTHSを搭載するスバルのハイブリッド車とは?

スバルのスペシャリティカーが復活!?

スバルは、トヨタの2モーター式ハイブリッドシステム「THS」の供給を受けることを検討しているようだ。すでに関係者が協議を重ねている。この計画は2017年頃に実現する見通しだ。

注目すべきは、その時期。今年リリースされるであろう6代目レガシィがマイナーチェンジされる頃だから、それに載せることもありうる。しかし、自社製の1モーター式ハイブリッド機構よりも大きいTHSを装着するのは簡単ではない。

では、どのような車にTHSを搭載するのか? おそらく、BRZとは違った方向のラグジュアリースペシャリティになると予測される。組み合わされるユニットは2Lボクサー4気筒が有力。ボディサイズやパッケージングを優先する必要がないことを考えると、スペシャリティカーこそTHSに最適なジャンルと思われるからだ。

そもそも、いま以上に北米マーケットを攻めたいスバルにとって、スペシャリティカーは必要不可欠な存在だ。いずれラインナップ拡充を迫られることは間違いない。

さらに、トヨタがスープラ後継車の、ホンダが新生NSXの発売を計画していることを踏まえると、スバルもアルシオーネのようなスペシャリティカーを手がける可能性は高い。THSとスバル得意のシンメトリカル4WD技術を組み合わせた全天候型の長距離クルーザーが発表されれば、ますますスバルの注目度は上がるだろう。

※2014年5月13日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

1985年デビューの初代アルシオーネ。台形キャビンが乗った直線基調のボディが印象的だった。モデル後期には6気筒エンジンも搭載された

1985年デビューの初代アルシオーネ。台形キャビンが乗った直線基調のボディが印象的だった。モデル後期には6気筒エンジンも搭載された

1991年に登場したアルシオーネSVX。アルシオーネの2代目に当たる。エンジン排気量が3.3Lまで拡大され、初代よりも高級感のあるデザインとなった

1991年に登場したアルシオーネSVX。アルシオーネの2代目に当たる。エンジン排気量が3.3Lまで拡大され、初代よりも高級感のあるデザインとなった

予想発表時期2017年以降
全長×全幅×全高4650×1825×1350(mm)
搭載エンジン2L 水平対向4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部