トヨタ ヴィッツ予想イラスト|ニューモデル速報

乗って楽しい車づくりを目指しているトヨタのデザイン改革が本格化する。ヴィッツも来春にビッグマイナーチェンジを受ける予定で、ガラリとデザインが変わるようだ

ヴィッツRS激変

インパクトの強い表情でフィットRSを追撃!

クラウンで世間にも伝わったであろうトヨタのデザイン革命。2013年8月、大幅にマイナーチェンジしたSAIも記憶に新しい。その改革が、今度はヴィッツにも波及する。しかも、ビッグチェンジと呼べるほどの激変ぶりを見せてくれそうだ。

中でも大きくデザインが刷新されるのは、スポーツ色の強さがウリのRSだ。奇しくもライバル車であるホンダ フィットに同名のグレードが存在するが、ライバル車に引けを取らない、いや上回るような迫力を身につける。

上記の予想イラストのように、新しいヴィッツRSはパックリとグリルが口を開けたデザインとなる。ハニカム(蜂の巣)仕上げのエアインテークがバンパー前面の大半を占めているように見えるが、ナンバープレートが装着される部分には黒いガーニッシュが設けられるので加工面積は他車と変わりはない。

話をヴィッツ全般に戻す。新モデルでは燃費改善が急務だ。トヨタはハイブリッド車で頑張っている反面、ガソリン車の燃費改善では遅れを取っている。そこで、マイナーチェンジ後のヴィッツ1.3L車では、エネルギー回生機構や転がり抵抗の少ないタイヤなどが採用され、JC08モード燃費で現行比+3.2km/Lの25.0km/Lまで向上する見込みだ。

あわせてインテリアの質感アップやグレード体系の見直しなども行われる。フィット追撃の準備を進めるトヨタの意気込みに期待したい。ヴィッツのビッグマイナーチェンジは2014年4月の可能性が高い。

※2013年10月10日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

写真は現行型のヴィッツRS。マイナーチェンジ後は大きくデザインが刷新される。パックリと大口を開けたようなフロントフェイスはインパクト大

写真は現行型のヴィッツRS。マイナーチェンジ後は大きくデザインが刷新される。パックリと大口を開けたようなフロントフェイスはインパクト大

ヴィッツRSのライバルといえるホンダ フィットRS。現行型ヴィッツRSはライバルに最高出力、JC08モード両方で大きく水を開けられている

ヴィッツRSのライバルといえるホンダ フィットRS。現行型ヴィッツRSはライバルに最高出力、JC08モード両方で大きく水を開けられている

予想発表時期2014年4月
全長×全幅×全高3930×1695×1500(mm)
搭載エンジン1.3L 直4、1.5L 直4ほか
■Photo&Text/マガジンX編集部