レクサス NX(NX200t/NX300h)予想イラスト|ニューモデル速報

先ごろ開催された2013年のフランクフルトモーターショーでレクサスが発表したコンパクトクロスオーバーのコンセプトモデルLF-NX。市販化に向けて着々と準備が進められているようだ

LF-NXコンセプトから市販版NX(仮称)のデザインを予想する

RAV4ベースのシャーシに流麗なボディが載る

市販モデルであるNX(仮称)は、2ドアクーペのRCとともに2014年夏に発売される予定。残り1年を切っただけに、仕上げに向けて開発ピッチが上がっているに違いない。

さて、NXだが、レクサスのエントリーSUVにあたる。シャーシはRAV4と同じMCプラットフォームが用いられ、カムリ系のKプラットフォームが使われているRXよりワンランク下に位置づけられる。この市場には、BMW X3を筆頭にメルセデス・ベンツ GLKやボルボ XC60など、強力なライバルがひしめいている。

では、フランクフルトモーターショーで公開されたコンセプトモデルからNXのデザインを予想してみよう。フロントマスクはスラント(後方に傾斜)しており、ノーズが分厚く見えないよう工夫されている。すっかりレクサスの顔として定着したスピンドルグリルも複雑なラインを描くようだ。ヘッドランプは切れ長になり、IS同様アロー型のLEDポジションランプが別置きされる。

サイドウインドウは扇形となり、兄貴分のRXに似たデザインに仕立てられる。ただし、全長が4500mm程度と短いこともあってクォーターウインドウは小さく、CピラーはRX以上の存在感を放つだろう。リアには、ISのような薄型のコンビランプが横たわる。

パワートレインは2L直4ダウンサイジングターボと、カムリ譲りの2.5L直4+モーターのハイブリッド仕様が用意される。前者は最高出力230ps/最大トルク35.6kg−m程度を発生し、燃費は15km/L前後が目標。駆動方式はFFのみとなる。後者は20km/L超の低燃費を目標とし、FFと4WDが選択できる。

※2013年10月3日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

薄型リアコンビランプがボディ端でV字を描く。ウエストラインから続く立体的な造形により、リアビューはグラマラスな雰囲気となるようだ

薄型リアコンビランプがボディ端でV字を描く。ウエストラインから続く立体的な造形により、リアビューはグラマラスな雰囲気となるようだ

2013年のフランクフルトショーで発表されたLF-NX。レクサスのエントリーSUVとなるであろうNXを示唆するコンセプトモデルだ

2013年のフランクフルトショーで発表されたLF-NX。レクサスのエントリーSUVとなるであろうNXを示唆するコンセプトモデルだ

予想発表時期2014年8月
全長×全幅×全高4550×1845×1660(mm)
搭載エンジン2L直4ターボ、2.5L直4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部