アルファロメオ スパイダー【スクープ!】
カテゴリー: クルマ
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2013/03/28
2013年1月18日、マツダは2シーターオープンカー生産の協力関係を模索していたアルファロメオと正式に事業契約を締結したと発表した。つまり、2015年よりマツダの本社工場内で、次期ロードスターをベースに開発したアルファロメオの2シーターオープン、スパイダーを生産するということだ
マツダが造るアルファロメオ スパイダー
ロードスターとの差別化はいかに
ベースが同じになったロードスターとスパイダーだが、マツダとアルファロメオの結んだ契約によると、それぞれのブランドイメージに基づいたオリジナルデザインになる。また、両車は独自のエンジンを搭載することも記されている。
早くも車好きたちの間では、「マツダが造るスパイダーはどういうものなのか」と議論が繰り広げられている。ネットなどでは、「デザインは2010年にピニンファリーナが発表したコンセプト、デュエットタンタ風になるに違いない」など、大きな盛り上がりをみせている。
スパイダーの開発が、本格的にスタートするのはこれから。当然、デザインもいくつかの案が検討されている段階だ。そこで僭越ながら、本誌スクープ班が新型スパイダーのデザインを予想してみた。
エクステリアについては、先述のデュエットタンタのエッセンスが取り入れられる可能性は低い。確かにその美しいスタイリングや、アルファロメオらしいイメージを見ると、この方向で出てきてほしいという気持ちもわかる。しかし、美しいフォルムとはいえ、極端なロングノーズや、エッジを強調したデザインは現在のトレンドからは外れている。
ポイントはロードスターとの差別化だ。本誌は、次期ロードスターは低く横基調のデザインテーマを採用すると予想している。それに対して、スパイダーはボディ全体にグラマラスな抑揚をつけ、グラフィックも縦基調にして差別化を図るのではないか。いちばん重要なのは、アルファロメオブランドのプレミアム性をデザインに盛り込むことだろう。
インテリアも同様で、スポーティ路線のロードスターに比べて、アルミパネルの採用やインパネの造形でプレミアム感を強調するだろう。シートもオリジナルのバケットタイプになると予想する。徐々に姿を現していくであろう次期スパイダー。今後の展開に期待が高まる。
※2013年3月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません