三菱 RVR【スクープ!】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2011/07/14
三菱 RVR
※2011年7月14日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2012年7月 |
---|---|
●全長x全幅x全高:4295×1770×1615(mm) | |
●搭載エンジン:1.6L直4+モーター |
三菱のプラグインハイブリッド(PHV)システムは、RVRが露払い役に
三菱は中期3カ年計画「ジャンプ2013」の中で、2012年度中に2台のプラグインハイブリッド(以下、PHV)をリリースすると発表している。その一台はFile No.087で紹介したアウトランダーだが、もう一台は意外なモデルだった。
なんと白羽の矢が立ったのはRVRだという。1990年代前半にSUV王国の名をほしいままにした三菱。その後の品質問題で失われた10年を経て電気自動車(EV)とPHVで復活する。そんな可能性も出てきた。
気になる登場時期は2012年夏が濃厚。つまり、初の量産PHVカーとなるアウトランダーに先がけてRVRにシステムを搭載。既存車種に載せて信頼性を高めてからモデルチェンジ車に載せる構図だ。マツダが次世代ユニット、SKYACTIVをあえてマイナーチェンジのデミオから載せ始めたのと状況は似ている。
File No.087で紹介したとおり、三菱のPHVはエンジンの動力をバッテリー充電にあて、なるべくモーターだけで走らせようとする独自の方式。駆動もアウトランダーと同様に、後輪用にモーターが設けられるe-4WDとなるだろう。バッテリーは床下にリチウムイオン電池を搭載することになる。
三菱は国内販売実績を3年後に約25%増の22万台に引き上げる「ジャンプ2013」を画策している。今後3年間でEVを3車種、PHVは5車種投入される計画だという。2011年1月の上海、4月のジュネーブでコンセプトが発表されたグローバルスモールコンセプト(写真右下)にも、PHVが用意される見込みだ。