▲遊び疲れて帰りはついウトウト。よくあるこんなシーンは最高のチャンスが来る前触れだ! ▲遊び疲れて帰りはついウトウト。よくあるこんなシーンは最高のチャンスが来る前触れだ!

助手席でウトウトし始める彼女、さぁ、どうする?

みなさん、こんにちは! 月間100名以上の婚活男女と接し、モテをプロデュースしている荒野です。今回は、ドライブデートでありがちなシーンのひとつ、帰りのウトウトタイムについてお話します。

安全運転×高速道路×夜という条件が揃ったとき、得体のしれぬ睡魔が女の子を襲うことは周知の事実。

せっかくのデートなのに寝られちゃったらつまらないから、楽しい話をしよう! なんて考えるのは5流未満です。音楽のボリュームを上げてみたり、サービスエリアに入ってリフレッシュさせようとするのも、もちろん大間違いです!

相手が眠そうにしているときは、何をやってもあまり楽しく感じてもらえません。では、落ちてゆく女の子に対してどう接するのが正解か、「ウトウトタイム攻略テク」をお伝えします。

果報は寝かせて待て

▲そっと寝かせてあげましょう ▲そっと寝かせてあげましょう

右目で前方をしっかり確認しながら、左目でウトウトとかわいい顔を揺らす彼女を見物し、一切邪魔せずに眠りについてもらう、これが正解です。

肝心なのはここから、着目すべきなのは『彼女が目覚めた瞬間』です。

女の子が車の振動に揺られながら目覚めたとき、数分間訪れるといわれている「甘えん坊モード」があるというのをご存じでしょうか。

そう、それは至高の時間。逃すな勝ち取れ!

▲甘えん坊モードがキターーーーーー! ▲甘えん坊モードがキターーーーーー!

どんな気の強い女の子も一次的に心を解放させ、誰かに甘えたいという感情がピークに達している神の時間です。このタイミングですかさず、

「寝顔がかわいすぎて、起こしたくなかったのに(ニコッ)」と、思い切ってイケメンコメントを言い放ちましょう。

なかなかキザなセリフなので、自分にはキャラ的に言えない……と感じる方も多いかと思います。しかし、女の子ももうろうとしているので、みなさんが思うよりもリスクは高くありません。そもそも2人きりのドライブデートにOKを出した時点で、甘い言葉のひとつやふたつで引くような間柄ではないので安心してください。キュンとさせて、甘えん坊モードを加速させるには、これくらい言ってのけるブレイブハートが必要です。

立て続けに「君の家族は毎日こんな顔に癒されてたんだね」「日頃の悩みなんかどうでもよくなったよ。ってか寝ぼけた声もかわいいね」と、ちょっとやりすぎなくらい、褒めの全レパートリーを放出してください。

意識がフワフワとしている状態では、誉め言葉は警戒されず、スッと受け入れられ心の距離がギュァァン! と一気に縮むこと請け合いです。

移動が公共交通機関の場合でも女の子が寝ちゃったりすることはあります。しかし、起きたとき立ち上がらないといけなかったり、人目があったりと、甘えん坊モードをあなたに見せることはありません。ドライブだからこそ成し得る上級テクニックで、彼女の心をガッチリつかんでいきましょう!

text/荒野広治
photo/早川佳郎