▲ドライブ中、ふと会話が途切れて恐怖の沈黙タイムが訪れる…… ▲ドライブ中、ふと会話が途切れて恐怖の沈黙タイムが訪れる……

デート失敗の原因はだいたい沈黙!

みなさん、こんにちは! 月間100名以上の婚活男女と接し、モテをプロデュースしている荒野です。今回は、ドライブデートでありがちなシーンのひとつ、魔の沈黙タイムについてお話します。

結婚していたり、付き合って長ければ沈黙なんて気にもなりませんけど、これから親密になりたい! って誘ったドライブデートでの沈黙はツライですよね。

かと言って、長時間話せる話題なんて事前に用意できるものでもありません。

たとえ話になりますが、『行ったら別れる』というジンクスのあるデートスポットが日本各地にあるの、ご存じですか? しかし、私からすれば、恋愛の「れ」の字も分かっていない、ただのあてつけです。

タネを明かしてみればなんてことはない、食事や映画など比較的短時間の会話しかしたことがないカップルが、疲れ×話題切れで不機嫌になりケンカ別れしてしまうっていうのが実のところです。ドライブっていう、長時間会話しないといけないシチュエーションに置かれることも原因としてはあるでしょう。決して場所のせいなどではないということをご理解ください。

せっかく楽しい思い出になるはずのドライブデートで、こんな失敗は言うまでもなく無用です。ということで特別に、誰でも簡単にできちゃう「沈黙タイム攻略テク」を2つほど公開させていただきます。

テク① 目に入ったモノや景色をいじリ倒す!

▲海が見えてくれば「海」、山が見えてくれば「山」。いくらでもネタは転がっています ▲海が見えてくれば「海」、山が見えてくれば「山」。いくらでもネタは転がっています

ドライブデートをしているのですから、車窓から見える風景は刻々と変化します。新しい話題はそこから拾っていけばいいのです!

「見て! 海めっちゃきれいだよ!」

「わー、『鹿注意』なんて標識初めてみたよ!」

「あ! お城だ! あれ○○ランドだろ?」


このような要領で、実は周りが勝手に話題を振ってくれているのです。道が、景色が、ひいては日本全土があなたの恋を応援していると言っても過言ではありません。

テク② 相談事こそ会話の真骨頂

▲親身になって話を聞いてくれるあなたの姿に好印象を持ってくれること間違いありません! 親身になって話を聞いてくれるあなたの姿に好印象を持ってくれること間違いありません!

会社の後輩から「……今度相談に乗ってもらってもいいですか?」と聞かれたとき、「お、面白そうじゃん! 早く言ってみな!」なんて、センスのない対応はしませんよね? 多くの方は、飲みにでも誘ってじっくり話を聞いてあげることでしょう。

そう、“相談事は短時間で終わらない”ということを皆さんは感覚的に知っています。仕事でもプライベートでも、どんなささいなことだったとしても、相談事はかなり会話の時間を稼げます。しかも信頼をゲットできる一石二鳥のソリューションなのです。

じゃー、どうやって切り出すのかってところですが、まずは相手の興味が強いことに対して自分もやってみたいと相談してみるのがいいでしょう。

「〇〇ちゃんがハマッてるって言ってたボルダリング、やってみたいんだけど、何から始めたらいい?」

ってな具合です。そうすることで女性は自分に寄り添って興味を持ってくれていると感じ、親近感を持ってくるんです。

基本的にはこの2つのテクニックで会話は回せます。普段しているような会話はこれらの会話がつまったときに取っておくと、魔の沈黙タイムはあっさり攻略できてしまいます!

たった1回、ドライブデートでの会話をスムーズにこなしただけで、女性は今後の遠出や旅行に不安を感じにくくなります。2人の距離はググッと近づくはずです!

text/荒野広治
photo/早川佳郎