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自動車メーカー8社が協力してエンジン開発。欧州での反撃の狼煙となるか
自動車メーカー8社が協力してエンジン開発。欧州での反撃の狼煙となるか
2015/11/02
トヨタ自動車、日産自動車、本田技術研究所、マツダ、富士重工業、三菱自動車工業、スズキ、ダイハツ工業の8社が「自動車用内燃機関技術研究組合(AICE アイス)」を設立した。目的は、さらなる燃費の向上・排出ガスの低減に向けて、自動車メーカーや研究機関で基礎・応用研究を実施し、各企業での開発を加速することとしている。
自動車産業は、世界経済の趨勢さえも左右する巨大産業。メーカーの合従連衡に留まらず、産学が連携して技術開発を行うことも珍しくない。その、産学連携で一歩先をいくのが欧州だ。特にドイツでは、産学協同の研究組合が1950年代から存在し、今では約150社が参加しているという。
一方、日本での技術開発は、主にメーカーが担う。基礎研究から製品化まで、一貫して行うのが一般的だ。ハイブリッド技術をはじめとして、低燃費エンジンに関しては、世界に誇る技術を持っている。しかし、基礎技術を産学で研究し、水平方向で技術を共有できる欧州と比べると、開発効率という面では譲る部分があるだろう。
産学連携の効果もあり、昨今では欧州勢の追い上げも厳しく、日本のお家芸だった低燃費な環境エンジンの分野でも、必ずしも安穏とはしていられない。実際、欧州でエコカーといえば、ディーゼル自動車やダウンサイジングが一般的。ハイブリッドカーは、主力とは言い難く、日本メーカの欧州での販売比率は5%程度と後塵を拝している。欧州市場を見据えると、環境負荷の少ないエンジンは必須となるのだ。そこで今回の協力体制の構築へとつながったのだろう。
競合する自動車メーカーが垣根を越えて協力する姿勢は、基礎研究以外でも広がってきている。トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業の4社は、電動車両用充電器の設置活動、利便性の高い充電インフラネットワークの構築を推進するため、「日本充電サービス」を合同出資で設立。
また、トヨタ自動車など国内の自動車、二輪車メーカー14社が、鋼板・鋼材、樹脂素材、半導体など汎用性の高い部品の仕様を統一するための検討会を設立したとの報道もあった。これにより、部品調達のコスト削減が見込まれるという。
今後、自動車メーカー同士の協力がさらに加速していけば、近い将来、デザインは全く違うが、部品は全く同じ車が複数のメーカーから発売される日がくるかもしれない。
研究には東京大学や京都大学なども協力するといわれており、まずはCO2の排出量を減らす燃焼技術の開発に着手するという
エンジンは自社製という概念を破った新型スカイライン。M・ベンツ Eクラスと同じエンジンだがチューニングにより日産らしさを演出している
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<br/><br/>
自動車産業は、世界経済の趨勢さえも左右する巨大産業。メーカーの合従連衡に留まらず、産学が連携して技術開発を行うことも珍しくない。その、産学連携で一歩先をいくのが欧州だ。特にドイツでは、産学協同の研究組合が1950年代から存在し、今では約150社が参加しているという。
<br/><br/>
一方、日本での技術開発は、主にメーカーが担う。基礎研究から製品化まで、一貫して行うのが一般的だ。ハイブリッド技術をはじめとして、低燃費エンジンに関しては、世界に誇る技術を持っている。しかし、基礎技術を産学で研究し、水平方向で技術を共有できる欧州と比べると、開発効率という面では譲る部分があるだろう。
<br/><br/>
産学連携の効果もあり、昨今では欧州勢の追い上げも厳しく、日本のお家芸だった低燃費な環境エンジンの分野でも、必ずしも安穏とはしていられない。実際、欧州でエコカーといえば、ディーゼル自動車やダウンサイジングが一般的。ハイブリッドカーは、主力とは言い難く、日本メーカの欧州での販売比率は5%程度と後塵を拝している。欧州市場を見据えると、環境負荷の少ないエンジンは必須となるのだ。そこで今回の協力体制の構築へとつながったのだろう。
<br/><br/>
競合する自動車メーカーが垣根を越えて協力する姿勢は、基礎研究以外でも広がってきている。トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業の4社は、電動車両用充電器の設置活動、利便性の高い充電インフラネットワークの構築を推進するため、「日本充電サービス」を合同出資で設立。
<br/><br/>
また、トヨタ自動車など国内の自動車、二輪車メーカー14社が、鋼板・鋼材、樹脂素材、半導体など汎用性の高い部品の仕様を統一するための検討会を設立したとの報道もあった。これにより、部品調達のコスト削減が見込まれるという。
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今後、自動車メーカー同士の協力がさらに加速していけば、近い将来、デザインは全く違うが、部品は全く同じ車が複数のメーカーから発売される日がくるかもしれない。
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自動車産業は、世界経済の趨勢さえも左右する巨大産業。メーカーの合従連衡に留まらず、産学が連携して技術開発を行うことも珍しくない。その、産学連携で一歩先をいくのが欧州だ。特にドイツでは、産学協同の研究組合が1950年代から存在し、今では約150社が参加しているという。
<br/><br/>
一方、日本での技術開発は、主にメーカーが担う。基礎研究から製品化まで、一貫して行うのが一般的だ。ハイブリッド技術をはじめとして、低燃費エンジンに関しては、世界に誇る技術を持っている。しかし、基礎技術を産学で研究し、水平方向で技術を共有できる欧州と比べると、開発効率という面では譲る部分があるだろう。
<br/><br/>
産学連携の効果もあり、昨今では欧州勢の追い上げも厳しく、日本のお家芸だった低燃費な環境エンジンの分野でも、必ずしも安穏とはしていられない。実際、欧州でエコカーといえば、ディーゼル自動車やダウンサイジングが一般的。ハイブリッドカーは、主力とは言い難く、日本メーカの欧州での販売比率は5%程度と後塵を拝している。欧州市場を見据えると、環境負荷の少ないエンジンは必須となるのだ。そこで今回の協力体制の構築へとつながったのだろう。
<br/><br/>
競合する自動車メーカーが垣根を越えて協力する姿勢は、基礎研究以外でも広がってきている。トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業の4社は、電動車両用充電器の設置活動、利便性の高い充電インフラネットワークの構築を推進するため、「日本充電サービス」を合同出資で設立。
<br/><br/>
また、トヨタ自動車など国内の自動車、二輪車メーカー14社が、鋼板・鋼材、樹脂素材、半導体など汎用性の高い部品の仕様を統一するための検討会を設立したとの報道もあった。これにより、部品調達のコスト削減が見込まれるという。
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[description] => 首都高速道路が「横浜環状北線」の建設現場を公開した。K1横羽線の生麦JCTと、第三京浜道路の港北ICを結ぶ路線で、路線延長約8.2kmのうち約5.5kが「シールドトンネル」というトンネル区間で構成される。完成予定は2016年度。
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首都高速道路が「横浜環状北線」の建設現場を公開した。K1横羽線の生麦JCTと、第三京浜道路の港北ICを結ぶ路線で、路線延長約8.2kmのうち約5.5kmが「シールドトンネル」というトンネル区間で構成される。完成は2016年度の予定だ。
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<br/><br/>
シールドトンネルは地中をモグラのように横へ掘り進める工法で作られ、地下鉄や地下放水路の建設に使用されることが多い。道路では首都高速C2山手トンネルや東京湾アクアトンネルなどがシールド工法で建設されている。地上への影響をほとんど与えることなく、工事が行えるのが利点だ。
<br/><br/>
今回は途中に建設される新横浜出入口(仮称)付近の発進立抗から入った地点での公開となった。横浜環状北線では、外径約12.5m、長さ約11.5m、重さ約2000トンの巨大なシールドマシン2機が、上下2本のトンネルをそれぞれ1日24m(最速時)のペースで掘削。現在では子安台換気所までの全線で掘削が終了し、シールドマシンの解体作業に入っている。
<br/><br/>
トンネルの内周は耐火性に優れた、幅2m・厚さ0.4mのセグメントと呼ばれる曲線状のブロックで構成。トンネル内は上下2段に分かれており、上部は通常の走行路として、下部は緊急時の避難路として使用される。避難路への入口にはすべり台が設置されている。
<br/><br/>
今回の工事は、約135万m3(およそ東京ドーム1杯分)の土砂が掘削され、道路や河川など公共用地の下ではなく、ほぼ全線が民地の下を通るという特殊なものとなっている。新幹線や地下鉄など、重要構造物とも交差。もっとも近接した場所では、わずか3.8mの距離を通っているという。
<br/><br/>
横浜環状北線が開通すると、第三京浜沿線や新横浜地区と、羽田空港や横浜港など湾岸部のアクセスが飛躍的に向上する。さらに、将来的には港北ICと東名高速横浜青葉ICを結ぶ「横浜環状北西線」も計画されており、渋滞の多い横浜市北東部の環境改善が見込めそうだ。
</p>
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[description] => 日本でもポルシェ 911や日産 GT-Rといったスーパーなパトカーの採用例はあるし、世界に目を向ければ、石油でがっぽり潤っちゃってる中近東辺りの某国なんかでは、フェラーリやランボルギーニなど、お値段もハンパないパトカーが爆音を轟かせて走ってるというご時世。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ウイングやスポイラーを付ければまんまF1スタイル。炎天下や雨の日の追跡はちょっとツラいかも…</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>0-100km/h加速2.6秒</h3>
<p class="mT10 mB20">
<!-- short sentence start -->日本でもポルシェ 911や日産 GT-Rといったスーパーなパトカーの採用例はあるし、世界に目を向ければ、石油でがっぽり潤っちゃってる中近東あたりの某国なんかでは、フェラーリやランボルギーニなど、お値段もハンパないパトカーが爆音を轟かせて走ってるというご時世。<!-- short sentence end -->
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<p class="mB10 mT10">
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25342/Veyron.jpg" width="600" alt="▲あと、こんなんとか(ブガッティ ヴェイロンのパトカー!)" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲あと、こんなんとか(ブガッティ ヴェイロンのパトカー!)</span><!-- nodisplay end -->
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<p>そんな中、今度は英国で、フォーミュラ パトカーお目見えか!? という景気のよろしい話題です。
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とうとう来るところまで来ましたね~。
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アリエル モーターカンパニーが、英国警察とコラボして世界最速パトカーを発表する! との報道に、車マニア、スピードマニアの英国紳士たちも騒然…なのだそう。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25342/atom3.5R.jpg" width="600" alt="▲ベースとなるアリエル・アトム35R。エンジンはホンダ製なのだ!" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ベースとなるアリエル・アトム35R。エンジンはホンダ製なのだ!</span><!-- nodisplay end --></div></p>
<p>今回報じられた「世界最速仕様パトカー」では、車重612kgにして最高出力は350ps。何と、0-100km/h加速2.6秒をマークするとか!
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で、これは主にオートバイの速度違反者取り締まりを目的としたキャンペーン用だそうで、実際にコイツが公道で取り締まるわけではないようです。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_25342/atom_police_02.jpg" width="600" alt="▲セーフティライダーキャンペーンのため、特別なカラーリングが施されたアトムのパトカー" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end --><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲セーフティライダーキャンペーンのため、特別なカラーリングが施されたアトムのパトカー</span>
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<p>もっとも本気でスピード違反のオートバイ検挙率を上げるつもりなら、スーパーな“白バイ”の方がどう考えても適役ですからね。いくら「最もバイクに近い車」といわれるアトムであっても四輪車はどこまで行っても四輪車。二輪車の取り回しや機動力には、さすがにかないっこありません。
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え? だったらこんなの要らないじゃん!
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と、思うのもごもっとも。しかし、今回の導入はあくまでもそのインパクトと話題性による安全意識向上を狙ったパフォーマンス。スピード命な英国ライダーの自制心に訴えるチカラは、それはそれで強大かと思われます。
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気になるお値段は、これまたビックリの4万ポンド(約690万円)。
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その性能やF1顔負けなスタイリング、特注というインパクトにしては、やや拍子抜け気味な、お手頃価格と言えなくもないですが。
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目的が「取り締まり強化」だし、お手頃価格とはいっても国民の血税が惜しみなく投入されちゃうわけだし…。
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ということで、善良な英国市民の反応も気になるところではありますが、こんなパトカーも夢があって良いですね!
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="http://www.arielmotor.co.uk/full_screen_v2.html" target="_blank">Ariel Motor Company</a></li>
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<!-- nodisplay start --><div class="author">text/内藤知己(graaab)</div><!-- nodisplay end -->
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