完全自動運転を目指したコンセプトモデルも展示! ジュネーブ・モーターショー2018で注目のドイツ車たち
2018/03/17
▲今年もスイス、ジュネーブのコンベンションセンター、パレクスポで開催された、ジュネーブ・モーターショー2018。世界5大モーターショーのひとつに密着取材した
ドイツ車は注目モデルが目白押し
スイスのジュネーブで毎年春に開催される、世界5大モーターショーのひとつが、ジュネーブモーターショーだ。正式な名称は、サロンアンテルナショナルドロト。和訳すると、国際自動車見本市だ。
自国に自動車メーカーをもたないスイスならではの中立的なショーだけに、欧州勢、日本勢ともに注目モデルを投入してきた。今回は注目のドイツ車を紹介する。
▲メルセデスAMGは、AMG GTの4ドアモデルバージョン、AMG GT 4ドアクーペを世界初公開。「63S 4MATIC+」グレードは、2ドアモデルの「GT R」よりもスペックが高いとか。今夏にも発売されるというだけに、かなり精密に仕立てられていた
▲アウディは、中核であるA6セダンをフルモデルチェンジさせて初お披露目。エンジンは、ガソリン、ディーゼル含めすべてにマイルドハイブリッドが組み合わされる。安全運転支援システムも刷新され、駐車支援機能などが組み込まれる
▲BMWのラージサイズクーペとして開発が進められている、8シリーズ。開発中の2ドアモデルに加わるであろう、4ドアクーペのスタディとして出展されたモデルが、BMW M8グランクーペだ。Mモデルらしい大型エアインテークなどは迫力があった
▲BMWは、コンパクトSAVの新型X4を初公開。先にデビューしたX3をほうふつとさせる、大型キドニーグリルやツインヘッドランプが採用された。スマートフォンとの連携をさらに強化し、車と人とのシームレスな接続が可能になっている
▲ポルシェはEVのスタディモデル、Mission E クロスツーリスモを展示。Mission Eがスポーティセダンのスタイルであるのに対して、このクロスツーリスモは、CUV(クロスユーティリティビークル)スタイルを採用。今後、電動SUVがトレンドになるかも
▲ポルシェ 911シリーズにおける、NAエンジン搭載モデルの最高峰にあたるモデルがGT3 RSだ。ジュネーブは、改良新型が登場。4Lの水平対向エンジンは、最高出力が従来型比+20psの520psへ向上。7速PDKミッションが組み合わされる
▲フォルクスワーゲンは、電動ブランド、I.D.シリーズのスタディモデル、I.D.VIZZIONを初公開。巨大なボディが印象的だった。写真をご覧いただきたい。完全自動運転車が目指されており、ステアリングやペダルは、装備されていないことがわかる
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
完全自動運転を目指したコンセプトモデルも展示! ジュネーブ・モーターショー2018で注目のドイツ車たち/旬ネタ
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- SUVじゃなくていいじゃない! この夏、「キャンピングGT」に乗ろう!【カーセンサー8月号】
- 5年落ち以内が車両本体価格200万円以下から狙える! スタイリッシュな輸入車SUV4選
- 植田圭輔さんが、真っ赤なポルシェで緑の中を駆け抜ける!
- 9年連続エンジン・オブ・ザ・イヤー2.0~2.5L部門賞を受賞した「2.5L直列5気筒TFSIエンジン」搭載の狙い目モデル3選
- ドア開閉音からも分かる卓越したビルドクオリティ、空冷時代だからこそ生きたポルシェの技術力
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 小沢コージが自動車界の勇者・救世主を探すべく「激レア変態車」の取引現場、白金の魔窟を直撃!【カーセンサーニッチ】
- 【名車への道】’14 BMW i8