クライスラー グランドボイジャー

正常進化を遂げた“元祖”ミニバン

元祖ミニバンとも言えるグランドボイジャーがフルモデルチェンジ。外装・内装を一新し、30以上の新装備や改良装備が加えられ、カタチも中身も大幅に進化した。搭載されるエンジンは3.8LV6で、最高出力200ps、最大トルクは32kg-m。これに6ATが組み合わせられる。
以前から定評のあったシートアレンジもさらに進化。2列目、3列目の両方を床下に収納できる「Stow'n Go」システムを採用。さらに3列目シートにはワンタッチで電動格納できる機能が装備されるなど、実用面でもさらなる充実が図られている。広大なラゲージルームは相変わらず健在。2~3列目収納時の容量は、なんと3967~4072L。シート使用時であっても915Lものスペースを確保している。
一方、安全面も着実にレベルアップ。EPSやTRC、ブレーキアシスト、サイドエアバッグ一体型カーテンが装備されるなど、安心感もより高まっている。日本仕様の詳細はまだ未定だが、’08年には導入される予定となっている。
クライスラー グランドボイジャー インパネ
↑従来のモデルと比べると、飛躍的に高級感が増したインパネ。計器類のスイッチも機能的に並んでいる

クライスラー グランドボイジャー インテリア
↑インテリアには間接照明や2~3列目のサンシェードなど、車内を快適に過ごすための機能が数多く備わっている