スズキ ピクシー

人に優しい1人乗りの低速移動ツール

卵型フォルムが特徴的なPIXYは、屋内外を問わず人が歩く程度のスピードでシームレスに移動できる1人用のモビリティ。
パワーユニットはモーターで、急速充電可能な蓄電器「キャパシタ」を搭載し、排気ガスも出ないので環境にも優しい。
安全面でも衝突防止センサーやリアビューカメラを搭載し、人や障害物と接触する危険性を軽減。ボディには人肌のような衝撃吸収素材を採用している。
操作はパソコンのマウスのような感覚で直感的に動かすことが可能で、その場で360°旋回することもできる。また、「急いでいます」「右に曲がります」といった運転者の意思や車両の状況は光で表現されるなど、周囲とのコミュニケーションをスムーズにするシステムも取り入れられている。
飛行機のコックピットのような大型のフロントウインドウは、オープン/クローズどちらの状態でも走行でき、気分や天候に合わせてチョイスすることができるのも大きな特徴だ。
スズキ ピクシー リアスタイル
↑慶応義塾大学「ヒューマン・モビリティー・プロジェクト」との共同開発により生み出されたインフォライトが、運転者の意志や車両状態を光の色と動きで表現する

スズキ ピクシー 触感
↑人に優しい柔らかなボディ素材には、植物由来のポリウレタンが用いられ、製造工程におけるCO2の削減にも貢献している