トヨタプリウスαやヴェルファイアなど話題のモデルに注目が集まった

10月5日~7日まで、江東区有明の東京ビッグサイトにて「国際福祉機器展H.C.R.2011」が開催されました。ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで、数多くの福祉機器が一堂に会したこの展示会に、3日間を通して約12万人が訪れ賑わいました。
  • 国際福祉機器展H.C.R.2011 ヴェルファイア ウェルライド装着車|日刊カーセンサー
  • 国際福祉機器展H.C.R.2011 トヨタ プリウスα|日刊カーセンサー

トヨタや日産など主要国産車メーカーもブースを設け自社の福祉車両を展示していた国際福祉機器展。なかでも注目を集めていたのがヴェルファイアのウェルライド装着車(写真右)です。車いすから座面の高い運転席への移乗をサポートするだけでなく、車いすの格納もすべてリモコンで操作できるのが特徴。また、広い荷室に車いす用収納装置を取り付けたプリウスα(写真左)も多くの人の関心を引いていました。

「これだけの数の福祉車両が揃うことは珍しいです。車の好みだけではなく操作のしやすさや乗り心地など、みなさん真剣にチェックされています」と出展メーカーのスタッフ。

一口に福祉車両と言っても、回転(スライド)シート車や昇降シート車などの介護式福祉車両から運転補助装置の付いた自走式と呼ばれるタイプまでバリエーションは豊富。しかもメーカーや装置によって操作方法も異なります。購入の際には新車・中古車にかかわらず、さまざまな観点から納得いくまで実車をチェックすることが大切です。

Report/カーセンサー編集部