スマホやタブレットを自宅感覚で使える?車載専用モバイルルーター「Car Wi-Fi 404HW」をレビュー
カテゴリー: ガジェット・パーツ
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2015/03/26
日本初の車載専用モバイルルーターを試してみた
やばい! 原稿の〆切に間に合わない!! 今日は取材だから車で移動だけど、車内からでも早急に原稿を書かないと編集部のスタッフに怒られちゃうよ……。そんなシーン、ライター稼業ではままあります。ま、そういう事態になる前に原稿書け! っていう話なんですけどね。
私のようなレアケース(?)はともかく、タブレットPCをカーナビの代わりに使ったり、家族がスマホでテレビを見たりと、車内でインターネットを利用するシーンが増えたという方も多いのではないでしょうか? そんな方に向けて、ワイモバイル株式会社から日本初の車載専用のモバイルルーター「Car Wi-Fi 404HW」が、本日3月26日(木)に発売されました。
カーグッズマニアとして、これをチェックせずにはいられません!! というわけで、さっそく試してみました。
車内でもインターネットが使い放題に!
まず見た目ですが、カーボン調&メタルな質感でなかなかシックです。デザインはまるでシフトノブのようでファミリーカーから高級車まで、内装に違和感なく溶け込みそうです。
使い方ですが、ルーター側の操作はシガーソケットに挿し込み(もちろん車のアクセサリー電源ONで)、ルーター上面にあるHuaweiマークのボタンを長押しするだけ。あとはスマホやタブレットなどの端末側でアクセスポイントを選び、パスワードを入力。所要時間は、スイッチONから接続まで最初の設定でも1分とかからず、自動認証される2回目以降は30秒ってところでした。
さて、重要なのはやはり通信スペック。Car Wi-Fi 404HWは、4G(2.1GHz/1.7GHz/900MHz)と3G(2.1GHz)に対応と、十分なハイスペックと言えるでしょう。山間部やビルの谷間など通信環境が悪い所でも電波が届きやすいプラチナバンドにも対応しているため、アウトドアレジャーでへき地に行っても電波が届きやすいのがポイントです。
実際、私が住んでいる横浜市内で試してみると、ほとんどすべてのエリアで4G通信が途切れませんでした。最大10台まで同時に接続が可能なので、一般的な乗用車なら同乗者全員がスマホやタブレットを使っても大丈夫だと思います。
それにしても、便利な世の中になりましたね。というのも私の場合、今まではスマホでテザリングして車内でインターネットを使っていましたが、スマホのバッテリーの減りが早いのなんのって……。でも、このモバイルルーターからWi-Fiで通信すれば、その問題を軽減してくれます。さらに本体には充電用のUSBコネクターも付いているから、なお安心です(出力1Aなので、iPadなどには使えません)。
ここで気になるのがお値段。Car Wi-Fi 404HWの本体価格は1万6080円(税込)。通信料は、モバイルルーター単体で契約する場合にはスマホプランが用意されていて、「スマホプランS(1GB)」が月額3218円(税込)、「スマホプランM(3GB)」が月額4298円(税込)、「スマホプランL(7GB)」は月額6458円(税込)となっています。
オススメはスマホと同時に契約して通信容量をモバイルルーターと分け合える、同社の「シェアプラン」です。最大3枚のUSIMカードが使えて、料金は上記のスマホプランに最大1058円(税込)をプラスするだけ。スマホプランLで契約した場合はシェアプラン分の負担は0円。まもなくスマホを買い替える予定がある人は、このプランがオトクでしょう。
車内でタブレットをカーナビ代わりに使ったり、ネットやテレビをバンバン見たい方にとって404HWは頼りになりそうですよ!
【関連リンク】
- Car Wi-Fi 404HW(株式会社ワイモバイル)