手持ちのナビをカンタン地デジ化![データシステム 地上デジタルハイビジョンチューナー HIT7700]
カテゴリー: ガジェット・パーツ
タグ:
2013/09/25
受信状態が刻々と変わる走行中でも、4つのチューナーでそれぞれ受信した映像を合成しキレイな映像を映し出せる4チューナー×4アンテナ方式を採用
取り付けは地デジチューナーだけなら約1時間半程度。コンパクトなので場所を選ばず設置できる。外部入力が容易にできるところを選びたい
首都高のような入り組んだ高速道路でも安定して電波を受信。ステアリングスイッチを備えた車種なら、アダプターも合わせて装着したいところ
走行中もテレビを視聴できるようになる「テレビ&ナビキット」(左)と純正のステアリングスイッチでも操作が可能なる「リモコンアダプターHOP001A」(右)
高画質にこだわる人にオススメの地デジチューナー
地デジ化への完全移行から、はや2年。しかし、カーセンサー掲載の31万台の中古車のうち、地デジ対応物件は7万台程にとどまっています。その大半が比較的、相場の高い高年式モデル。わざわざテレビのためだけに高い車を買うのもナンセンス、ということで手軽に車を地デジ化できるデータシステムのアフターパーツに注目しました!
今回試したのは「地デジチューナーHIT7700」。受信感度の良い4チューナー×4アンテナ方式を採用したモデルです。実際に装着した車で一般道~高速道路を走行して感度を試してみても、確かに込み入った市街地や高速走行中でも安定して電波を受信してくれました。例え少し電波の弱い所でもワンセグ/フルセグを自動で切り替えてくれるので、わずらわしさもありません。
また、他の商品にはないハイビジョン出力が可能なD端子も備えており、映像の美しさにこだわる人にもオススメです。もちろんリモコンも同梱。コンパクトサイズなので設置場所にも困りません。
純正ステアリングスイッチを生かせるアダプター
さらに別売りの「リモコンアダプターHOP001A」と組み合わせて使うことで、純正のステアリングスイッチでも操作が可能になるのが、このチューナーの優れたところ。残念ながら他の地デジチューナーではスイッチが使えなくなってしまう場合が多いのです。
運転中に視線を大きく動かさず、手もとでチャンネルを操作できるのがやはり便利。安全運転にもつながりますし、何よりせっかく付いている機能が使えないのはもったいないですよね?
せっかく地デジ化したので同乗者に移動中でもテレビを楽しんでもらいたい、という人にオススメなのは「テレビ&ナビキット」。こちらは走行中もテレビを視聴できるようになるだけでなく、ナビ機能とテレビのON/OFFを切り替えられるスイッチが付いています。ただし、テレビが見られるからといって、運転手が画面を注視するのはもちろんNG。運転に集中してくださいね!
高画質な地デジ放送を見ながら移動して、チャンネルの切り替えはステアリングスイッチでスマートに。ちょっと道がわからくなっても、サッとナビに切り替えられる。ここまでくると、もはや純正の地デジ対応ナビ以上の快適さかもしれません。あなたの車もデータシステムのアフターパーツで地デジ化を行ってみてはいかがでしょう?