わんちゃん界のモデル? 綺麗な姿勢で古くから形が変わらないマルチーズを車にたとえてみると……?
2019/01/25

犬が車になったら?
犬が車になるとは? と思った方もいらっしゃるかと思いますが、この企画はわんちゃんの特徴や性格から、似ている車に勝手に当てはめちゃおう! というものです。
今回は、絹のような毛並&つぶらな瞳が特徴の『マルチーズ』です。
人々に愛されるために産まれてきたかのようなマルチーズを独断と偏見で車に当てはめてみると……
『スズキ ワゴンR』でいかがでしょう!
もともと小さな体格で、狩猟犬など仕事をするというよりは、家庭でかわいがられていました。
紀元前1500年にはすでに家庭犬として飼われていたようで、「世界最古の愛玩犬」とも呼ばれています。
日本では、1968年から何年間も人気No.1という絶大な支持を集めていましたが、近年はトイプードルなどに押されぎみです。
しかし、今でもトップ10の常連わんちゃんです。

■マルチーズの特徴
小型犬でオス・メスともに、体重は2.5~3.5kg前後、体高は20~25cmです。
美しい姿勢、歩くときも上下にぶれないのでまさにわんちゃん界のモデル!
背骨は曲がらず地面と平行で真っ直ぐ、4本足もピンと下に伸びているので、横から見た姿は、長方形のボックス型のようにも見えます。
毛色は真っ白で、綺麗に伸ばせば、サラサラストレートヘア。短くカジュアルにカットしているわんちゃんもいますよね。
運動は、室内や外をちょっとお散歩させる程度で十分! なので、ご飯も大量消費したりしません。
基本的に、従順で温厚、陽気で明るい性格で、飼い主に対しては甘えん坊です。
しかし、他人に対して警戒心が強く、番犬の役割も果たせるという一面もあります。

続いて、
【マルチーズがワゴンRだと思うポイント】
●軽自動車界に軽ワゴンという新ジャンルを作り出した最古の車
●安定した人気は健在ながらも、軽自動車ブームで新たなライバルに押され気味
●お散歩がちょっとで十分なマルチーズのように、エコで街乗りに便利な車。しかもかわいさならぬ、使い勝手の良さも◎
1993年に登場したワゴンRは、今年で26年になります。まさに、軽自動車界の古株です。
現在まで、チェンジのたびに少しずつ形を変えつつも、車高の高い「軽ワゴン」というフォルムは一貫しています。
マルチーズも、紀元前1500年頃からフォルムが大きく変わっていないんです(他の犬種だと飼育しやすいように小型化するために交配されていたりします)。

ワゴンRは、軽自動車の経済性に使いやすさをプラスしたのが大きな魅力です。
軽自動車なのに車内が広い&見通しの良い視界など「こんなの欲しかった!」を形にした1台です。
ユーザーのニーズに寄り添い、使いやすい車というぶれないコンセプトが、26年もの間愛される理由になっているんだと思います。

今でこそ軽自動車が、販売売り上げ台数上位を占めていますが、ワゴンRはその火付け役となった車と言っても過言ではないと思います。
現在もその人気は健在ですが、最近は他メーカーに押され気味……。
しかし、26年もの間、販売売り上げ台数トップ10入りするのはさすがですね。
『マルチーズ』=『ワゴンR』。
いかがでしょうか?
マルチーズもワゴンRも新ジャンルの開拓者。
近年、他に押され気味でありながらもトップ10の常連さんです。
どちらも、根強いファンが多いのでこれからも長く愛されそうですね。
独断と偏見で犬を車にたとえていますが、ぜひわんちゃんを飼っている方もそうでない方にも楽しんでいただけたら幸いです。
